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作業所生活

　精神障がい者になって、もう一年が経過しようとしています。

　前よりも自分のことを知ってくれている人が少し増えているような気がする。

　もともと、あまり人付き合いが得意ではないので、他人にどう思われているのかが、不安になるときがある。

　しかし、他人も同じ気持ちなのかなと思うと、ちょっとだけ安心感がある。

　きっと思っていることや感じていることは一緒なんだなって、そう思えるようになった。

　作業所に行って、いろんな人と会話できるようになった。

　同じような境遇の人とも親しくなれて、距離感をあまり感じなくなった。

　ある意味、少しだけ進歩した自分がいる。

　もっといろんな人に自分のことを知ってもらいたい。

　そしてよき理解者がもっと増えていったらいいなって、心の底で思っている。

　決して人は孤独には勝てないので、誰かの支えが必要になってくる。

　そんな支えられる人にもなれたらいいな。