この話を読んで、少しでも精神障がい者の心情を理解してもらいたい。
私が精神障がい者になったのは今から約一年か二年前のことだった。
それまでも何回か心療内科に通院していた時期があり、今の心療内科へ行くまでは二つくらい別の病院で、診察を受けていた。
高校生の時に初めて県内の心療内科へ行き、薬を処方された。
しかし自分にその薬が合わず、通学時間中にむかむかして、高校についたころに、保健室で吐き気を催した。
同級生から心もとない言葉を浴びせられ、すっかり精神が不安定になり、ストレスを抱えるようになった。
その時の病院の医師からは「社会不安障害」と言われ、社会にうまく適応できない状態にあることを私自身に告げたのであった。
今でも、人見知りするし、相手の顔色や言葉で、敏感にイライラしたり、不安になったりすることが多々ある。
大学生になったころに、別の病院へ行き、そこで、カウンセリングを受けて、「不安神経症」と診断された。
今では全般性不安障害というらしい。
そして社会人になり、人と触れ合うことで、少しはましになった精神状態だが、馬の合わない人と喧嘩してしまうこともあった。
介護職を前の職場でやっていた私だが、仕事がうまくできず、ミスを連発し、課長に叱られることが多かった。
流石にその時は落ち込んで、仕事をする気力がなくなってしまった。
一時期は「仕事を辞めたい。」と母に言ったが、聞き入れてもらえず。
どんどん精神が不安定になってしまった私は、壁に穴をあけたり、いら立って、親に怒りをぶつけたこともあった。
続きはまた今度。