seriesepisode1~マイペースレンジャー~初回~
seriesepisode1「マイペースレンジャー~初回~」
とある星・地球での物語。怪獣で攻められたこの星には、唯一頼れる?ヒーローがいた。
その名も「マイペースレンジャー」
この日も、新たな怪獣がやってきた。司令官は急いで待機室に駆け付けて
司令官「大変だ!。新たな怪獣が攻めてきた。マイペースレンジャー出動!」
何故か待機室がまるで会社のオフィスになっており、司令官が戸惑いながら
司令官「おい、これ何?」
すると、パソコンをやる気のなさそうに打っているブルーが
ブルー「あっ、今日初回ですよね?」
司令官「まぁそうだけど」
ブルー「あっ、なのでオフィスのセット貸切にしました」
司令官「何してんだよ。スーパーマンかよ。クラーク・ケントか」
ブルー「そうですよ。スーパーマンってヒーローですからね。それをイメージして」
司令官「確かにヒーローだけどよ。今怪獣が来てるんだからさ」
すると司令官は、机の前にあった表札に目が行った。
司令官「何これ?」
ブルーの隣に座っていたグリーンが
グリーン「いや、いやいつも司令官から、グリーンなのブルーなの言われるんで、表札付けたんです」
司令官「何、みんな名前あるの?」
ピンク「ありますよ」
司令官は丁度目の前にいた、グリーンを見て
司令官「君は?」
グリーン「緑ヶ丘です」
司令官「地名みたいな名前だね」
今度はピンクを見て
司令官「君は?」
ピンク「桃谷園です」
司令官「お茶漬けみたいな名前だね」
今度はイエローを見る。表札の名前はよくわからず見ていて
司令官「えっと、君は?」
イエロー「黄反田です」
司令官「五反田みたいな名前だね。珍しいね」
最後にブルーを見て
司令官「君は?」
ブルー「青田です」
司令官「あっ君は普通だね」
司令官は何かに気付いた。一人足りないことを、誰もいない席を見て
司令官「あれ、レッドは?」
イエロー「あっ赤木ですか?」
司令官「赤木春恵みたいな名前だね」
グリーン「そういえば、あいつ漫才の練習行きましたよ」
司令官「は?」
何故か怒り気味になって言った。リーダーたるものが何やってるんだと思っていた。
司令官「漫才?えっ?今怪獣来てるんだよ?」
グリーン「なんか。あいつ曰くどうせ来ないでしょって、ルミネ行きましたよ」
司令官「どこ行ってるんだよ。バカじゃないの?。まぁいいや、出動して」
するとピンクが時計を見て
ピンク「あっみんな5時ですよ」
ブルー「よし帰るか。定時なんで」
司令官「は?何オフィスぶってるんだよ。怪獣どうするんだよ」
イエロー「あっ司令官でなんとか。ちゃっちゃとお願いしますね」
司令官「俺司令官だぞ。何も出来ねぇよ」
次々に部屋から出ていくメンバー。取り残された司令官は
司令官「どうしようかな。よし、赤木の漫才見て来よう。相方誰なのかな?もしかして追加戦士?早くね?」
~終~