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俺と彼女の同人関係。  作者: あだち りる
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3.俺と彼女のセックスしたいと思う言い方。

学校が終わり、俺が家に帰ると誌人はまた俺の部屋にいた。

俺はこの状況にもう慣れてしまった。


そして、誌人は俺の方へトタトタと向かってくる。


そして次に誌人が言った台詞は正直聞きたくない台詞だった。

その台詞は「同島!今から私が色んな言い方でセックスに誘うから、したい、したくない、で判定して貰っていい!?」と言うものだ。


「……急すぎて俺の頭じゃ着いていけないがどうせ俺には断る権利はなさそうたから別にいいぞ」

数秒の沈黙の後俺は今日体育で疲れてあまり体力を使いたくないのであまり声をはらずに言ったのだった。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ̄ ̄ ̄

誌人はテーブルをバン!!と叩きながら「では第一回!!、一番セックスしたくなる台詞は、な・ん・だ?大会ー!!では参りましょう!!」と言う。


「おい待てコラ、そのタイトルにツッコミを俺にさせないつもりか?」


「審査員はこの私東同 誌人の彼氏!!同島 人誌ー!!!!」


「こいつマジでスルーするつもりだ…」俺は顔をひきつりながら言う。


「では行きますよー!!!!」

誌人はマイクなどないのに拳を口に近づけ、左腕をブンブンと回しながら言う。


「ゴクリ…」俺は唾を飲み込む。


「ではまず!この私、東同誌人が予行練習をしときましょう!!私!誌人の場合のセックスの誘い方!!んんッ…」

誌人は息を整える。


「セックスしよーう!」無邪気な笑顔をこちらに向けてきた。


「とまぁ、こんな感じでやっていくからしたいかしたくないかで答えてね!!」

誌人は何故かどや顔。


「わ、わかった…」そのどや顔に俺はあえて触れないようにした。


「ではまず!普通の女の子の場合の誘い方!」


※これは誌人が想像している言い方です。


「セックス…しようよ…」


「したい、数秒の間を置いてから言うのはなかなかにポイント高いな」


「なるほど…じゃあ次行こう!!」


「了解だ!!」

割りとノリノリな人誌だった。


※ここからこんなノリが続いて行きます。


「ツンデレの場合の誘い方ー!!」


誌人は腕を組んだ後目をキリッとさせながら「私と…セックスしなさいよ…か、勘違いしないでよ?!べ、別にあんたのチンポに興味があるとかそんなんじゃないんだから!」言う。


「うむ、したいな、この後のセックスが相当楽しみだ、デレの瞬間ほどツンデレを最高と思うことはないからな」


「それは私も同意!!!!」


意気投合しあう二人である。


「んじゃ次は恥ずかしがりやの女の子の誘い方ー!!」


そう言うと誌人は突然と俺の右手を掴んできた。


「へ?」俺は頬を赤める。


誌人は顔を下げていると、突然と顔を上げ、頬を赤めながら言った。


「せ…セックス…しませんか!?」


「是非!!!!!!ハッ!!つい即答してしまった……」


「それほどに恥ずかしがりや女子の誘い方は男子の理想って事だね…」

誌人はニヤリと笑う。


「じゃんじゃん行きましょう!!それでは次は!!お姉さんの誘い方!!」


誌人は腕を組み、右の頬に手を当てる。


「ねぇ…私…貴方と…したいの」

誌人はイヤらしい声になる。


「これは…起つな、したくないって言う奴はそいつは男じゃねぇ、ゲイだ」

俺は力強く言う。


「なるほど…これはすごい感想が来ましたね!!ではでは!盛り上っていきますよー!!次はヤンデレ女の子の誘い方!!」

誌人はそう言うとキッチンに行った。


「ん?」俺は不思議に思いキッチンの方を見ていると…「ねぇ…同島くん…」包丁を右手に持っている誌人がいた。


「ヒッ!?」俺はつい一歩下がってしまう。


「同島くん…あんな子捨てて私としようよ…」

誌人はゆらゆらと包丁を持ちながら俺に向かってくる。


「ちょっと待って…」俺は苦笑いを浮かべる。


「私と…私と…私とおぉぉぉお!!」

誌人は突然と俺の方へ包丁を持ちながらダイブしてきた。


「うあぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」

恐ろしさのあまり俺は目を瞑りながら叫ぶ。


「……」数秒の沈黙。


「あれ…?」俺は不思議に思い両目を開ける。


「ッ…?!」そこには俺の胸に抱きついている誌人がいた。


そして誌人はこちらを向きながら涙目でこう言った「私とじゃ…ダメ…?」


「ッ!?!?!?」俺はそのあまりの可愛さにドキッとした。


「おぉ…なかなかにいい反応だ…」

誌人はニヤニヤしながら言う。


「や、やっぱりヤンデレのデレの瞬間はトキメキが隠せないな…」俺は緩んでいる頬を右腕で隠しながら言う。


「同島はヤンデレ好き…っと…」


「ちょっとー!?何をメモってるの!?」


「では次行きましょう!!!!!!」


「これもまさかのスルー!?」


こんな事をやっていたら…五時間が過ぎました。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ̄ ̄ ̄

「はぁ…はぁ…どうだった?」

誌人は息を荒くする。


「どうって…はぁ…何が…?」

人誌は息を荒くしながら言う。


「沢山の女の子にセックスに誘われてどうだったって聞いてるんだよ!」


「え?どうってお前でもわかるだろ?」


「ま、まぁね…」


二人は同時に鼻で笑った後同時に口にした言葉、その言葉は。


「最高」


二人の日常はまだまだ続いて行きます。

読んでくださりありがとうございます!!

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