11.俺と彼女のと言うより俺のクラスの委員長。
突然だが、俺は学校では、オタクであり、エロ同人観賞が趣味と言う事はオープンだ。
特に隠す理由もないし、恥ずかしい訳でもない。
だが、これのせいで俺はとある、面倒くさい、奴に目を付けられている。
「おい!同島人誌!」
俺が机で突っ伏して寝ていると、その声は教室に響いた。
俺は嫌な予感を目に宿らせながらその声の主に視線を向ける。
「んだよ…鎖…」
「なんだその面倒くさい奴に絡まれた用な目と顔は」
「まぁその通りなんだが」
この、腕を組み、仁王立ち決めているのは、雌鳥 鎖。
家のクラスの委員長だ。
委員長、と言うからには眼鏡キャラは当たり前とはいえ…本当に眼鏡かけてんだもんなぁ。
しかも黒髪ロング。
スタイルも抜群。
あぁもうなんでこの姿がこいつなんだよ。
「本当、俺お前の見た目と身体だけは愛せるわ」
「貴様!!その発言はセクハラと受け取っていいのだな!?先生に言うぞ!?」
「うわ、その脅迫古」
「本当に…!
けしからん奴だ!」
俺が何故、ここまでこいつに対して辛辣なのか、それを俺とこいつとの出会いで説明しよう。
たぶん一瞬で終わる。
これは、俺が鎖と初めて会った時の一言。
「あ、テンプレ巨乳眼鏡キャラだ」
「っ!!!」
なっ、一瞬だったろ。
ま、殴られたよ。
殴られたさ。
それはすごい勢いだったよ。
あれ女子の破壊力じゃなかったぞ。
まぁその出会いだけで俺がこんな辛辣な訳ではないんだけどな。
その理由は…あぁ説明会すんの面倒くさいから、とりあえず俺と鎖のこれからの会話をどうぞ。
「で、俺に何か用か?」
「用がなきゃ話しかけてはいけないのか!?
いけないのか!?いけないのか!?」
「いや別に…。
じゃあ何か適当に雑談でもすっか?」
「別にお前と話したいと言う訳ではない!
訳ではないんだ!ないんだ!!」
「だったらもういいな。
俺、帰るわ、てか帰らせて貰うわ」
「帰ったら何も話せないじゃないか!?」
「じゃあ何か話すことでも…」
「ないわよ!!」
面倒くせええええええええええ!!
あぁもう嫌だ!もう嫌だ!
面倒くさい!こいつ本当に面倒くさい!
こう言う事!こいつに辛辣な理由こう言う事!
これにもし!デレの一つでもありゃいい。
だがデレがねぇ!ツンもねぇ!
デレに入る前の中途半端な言い訳しかねぇ!
だから俺こいつ嫌なんだよなぁ!!
「あぁもう俺帰るから!
もう話しかけんなよ!?いいな?!」
と、俺は席から立上がり、鞄を片手に持ちながら大声で叫ぶ。
そして、教室に数秒の沈黙。
すると、みるみる顔が崩れて行く鎖。
これってまさか…。
「うっ…」
「やば…」
だが、俺が気付いた頃には遅かった。
「うわああああああん!!」
突然しゃがみ込んで、大泣きする鎖。
「出たよ鎖の大泣きモード!!!」
あぁもうなんなのこいつのこの豆腐メンタル。
まぁ落ち着け。
俺、こんなのはもういつもの事。
そう、俺は子供をあやすように、
「はいは~い、帰りましぇんからね~?
いい子でちゅね~!よしよし!」
俺は、鎖の頭を撫でる。
鎖は頬が緩み「ぐへへ」と笑っている。
そしてクラスから刺さる痛い視線の数々。
あぁもう本当にこいつ面倒くさい。
てか…早く帰えらせろよおおおお!!
この後、一時間近く大泣きモードは止まらなかったと言う。
読んで下さりありがとうございます!
この新キャラが突然と頭に降ってきて書いてしまいました…。
鎖ちゃん…確かに面倒くせぇ。
てことでまた!




