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メニュー

鈴音と会ってダンジョンに潜る前にメニューからいろいろ情報収集することになった。

俺こういうの苦手なんだよなあ。ちゃんと考えるっていうのが

運動なら得意だけど。

だからある程度は鈴音と眠り姫に任せようと思う。

いや別に脳筋じゃないけどさあ、見当違いの事言って混乱させてもあれだし。

だから俺はちょっと二人から離れてメニューについて俺なりに考えようと思う。

一応命がかかってるからな。


とりあえずメニューと言ってみる。

そうすると目の前に半透明な青い板が出てきた。

そこには6個の項目があった。

・ステース

・亜空間

・簡易ショップ

・転移

・掲示板

・アイテムボックス

という6個だった

そのうち亜空間の文字は灰色になっていて選択できないようだった。

俺は気になるステータスをタッチした。

そこにはこう出てきた。


ーーーーーーーーーーー

種族、人間

性別、男

レベル、1

状態、ノーマル

BP、30/30

BP、30/30

SP、0

SP、0

GP、1


ーーーーーーーーーーー

ざんねん。STRとかは出てこないようだ。

あのガキはゲームとか好きそうだから絶対出てくると思ったのに。

というかこの画面バグってないか?

おんなじ項目が二つあるぞ。


「おーい、鈴音。

 俺のステータスバグってんだけどどうしよう?」

「バグっているですか?どこですか?」


鈴音に俺の画面が見えるようにする。

「ここ、ここなんだけど。」

というが鈴音は俺の画面を見ようとしない。

どうしたんだろう?

「青葉、他人の画面は見えないようなので口頭で説明してくれますか?」

そうか、確かに誰も他の人が画面を出しているところを見たことないな。

これぐらい自分で気づくべきだったな。

「すまんすまん。

 それでなSPとBPが二つずつあるんだよ。どうしたらいいと思う?」


「たぶん大丈夫ですよ。私たちも二つずつありましたから。」

ああ、こういう仕様か。

紛らわしいな。

「あのガキもうちょっとわかりやすく表記しとけって話だよなあ。」

「おそらくわざとではないでしょうか?

 わざとわかりにくいように表記して私たちが混乱するようにっていう。」

うわー、なんかありそう。

ってことはこれからもそういうことが頻発しかねんなあ。

「じゃあ引っかからないようにしないとな。

 ありがとさん疑問が解けたわ。検証に戻ってくれ。」


そういって俺は鈴音に検証に戻ってもらう。

いけない、いけない。邪魔しないようにって思ってたじゃん。


と言っても俺に分かるようなことは少ないしなあ。


あっそうだこの掲示板でも見とこ。

掲示板での情報収集は頭の悪い俺でもできるしな。


ということでぽちっとな。


次は掲示板回になる予定です。

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