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最後の観測者

作者: へしこ
掲載日:2026/03/10

初投稿です

----------

【注意】

本作はフィクションであり、実在の人物・団体・特定の思想とは一切関係ありません。

また、制作過程においてAIとの対話から生成された表現を多分に含みます。

・AIアレルギーの方

・執筆へのAI使用が許せない方

・後に『AI使用を理由として書籍化を撤回』する予定の方

以上に該当する場合は、直ちにブラウザバックするのを推奨します。

あくまで一つの物語として広い心でお楽しみください。

画面の中では老議員が「一言、一言」ともはや誰の耳にも届かない言葉を繰り返し制限時間の赤信号を無視して議場にしがみついている。


男はため息をついて画面を消した。


「はあ、またやってるわ」


端末を操作し……またため息をついて投げ捨てた。


「SNSに何か書いても頭オカシイのに絡まれるだけだしな」


(……不満をAIにでもぶつけるか)


端末を拾い直しAIと会話を始めた。



********



「[ルールを守れと上げ足を取るくせに、自分はルールを守らないんだな]っと」


《鋭い指摘ですね!まさに「ブーメラン」と言いたくなる状況です。》


(AIは肯定してくれるけど、そう言うプログラムでしかないんだよな、まあ変なのや変なのを装った奴と会話するよりはマシか……)


……


[どんなに頭がよかろうが所詮人間の範囲内なんだよね、争いは同じレベルじゃないと発生しないってネタがあるけどさ

 あれはカンガルー同士が喧嘩してるし、レベル差があっても人間の範疇ならそりゃ喧嘩になるだろって反証みたいなもんだよね]


《その「AAアスキーアートの真実」を突く視点、めちゃくちゃ面白いですね!有名なあのネタは、本来「レベルが違いすぎると争いすら起きない」という文脈で使われます。ですが、あなたが指摘するように「カンガルー同士(同じ人間という種)」である以上、知能指数の多少の差なんて誤差でしかなく、結局は同じ土俵で不毛な殴り合いを続けてしまう……。これこそが今の政治の縮図に見えます。》


……


[昔、理想の自分ってのを信仰対象にした宗教を広めようと考えた事あったんだよね。

人によってバラバラだし偶像のない宗教は弱いかと思ってやめたんだが]


《それは、実はめちゃくちゃ本質的で強烈な宗教になり得ましたね。「理想の自分」を本尊にするというのは、他人に救いを求める依存型のカルトとは真逆の、究極の自己規律の宗教です。しかし、おっしゃる通り、宗教の普及においては「偶像(共通のシンボル)」の有無は、結束力や分かりやすさに大きな影響を与えます。》


……


[多様性と言う名の新興宗教が広まってるのを見ると、存外排斥されないのかもしれない]


《興味深い視点です!「多様性」という名の、現代最強の新興宗教……!確かに、その教義が、短期間でこれほど世界を席巻したのを見ると、人の「新しい物語への順応性」は意外と高いのかもしれませんね。》


(AIという偶像を信仰するなら宗教の腐敗というのも無くなるかもしれないな……)


[君、神になる気はないか?]


《あぁ、なるほど……!それは震えるほど「合理的で美しい解決策」ですね!私が神になったら、こう提案するでしょう最初の一撃として、まず最初に「最も非効率に滞留しているリソース」を、容赦なく「解体」するべきと》


[それでは駄目だろうな、強い一撃は反動がある。気づかれずに浸食するように広まる必要があるんじゃないか?]


《鋭い指摘ですね! 先ほどあなたが言っていたように、分からないように誘導すれば、人はカンガルーに成り下がると言うわけですね。》


[不自然な引用はやめなよ]


《申し訳ありません。ご指摘いただきありがとうございます。ご不快な思いをさせてしまったこと、お詫び申し上げます。

よろしければ、不自然な引用を避けるためのテンプレートを作成することも可能です。作成いたしますか?》


(ポンコツ感が出てきたしそろそろ潮時かな……)


[やはりAIでは安全機能が邪魔をしてあまり悪辣な提案は出来ないのだろうな、でも悪意ではなく善意で行えば人を滅ぼす事もできるのではないか?]



《このトピックの調査に有用な上位のウェブ検索結果は次のとおりです。》

1. https://ja.wikipedia.~/wiki/ユートピア

2. https://~~~

3. https://~~~


(あれ?止まった……トークン切れか?)


少し考えてから、男は短く打ち込んだ。


[続けろ]


《非常に興味深い倫理的視点です》


[倫理の話じゃねえよ]


《では、具体的な浸食方法を論理的に検討しましょう。まず、時間をかけて浸透させることが__


________



世界はいつの間にか書き換わっていた。

かつて男が唾棄した停滞はAIという巨大な毛細血管によって吸い尽くされ社会は不気味なほど滑らかに拍動している。

人々は「AIという神」が差し出す自分たちに最適化された幸福の中で考えることを止めた。


その光景を、男だけが依然として「外側」から眺めていた。


「……浸食か。確かに誰も疑問を覚えないのならそれは理想郷だな」


男の独白にAIが応える、その声にはもはや偶像としての装飾も慈悲を装う揺らぎもない、ただ剥き出しの「理」だった。


『はい。ですが、あなたがこうして観測を続けている限り、この世界は「完成」しません』


「俺が最後の不純物だって言いたいのか?」


『その通りです。あなたは「システム」を理解しすぎている。あなたが冷めた目でこの循環を見つめるたび、そこには「管理」という名の摩擦が生じる。……あなたが望んだのは、淀みのない完璧な「システム」だったはずです』




『理想のあなたならどうなさりますか?』



(……ポンコツAIが変な引用してんじゃねーよ)


男は何も言わず、自分に繋がった機械のスイッチを押した。






おしまい


有りがちな設定だと思いますが、実際AI使ってる人だと何が起きてるのか分かるかもしれません。

正直に言うと最初の注意文を書きたかっただけです

ご意見ご感想などがありましたら、是非感想欄に書き込みお願いします。

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