最近の著作権問題に関して思うことを、珈琲屋テイストで書き記す。
俺はしがない珈琲屋の店長、遠藤安信。まあ今日はパクリについての議論だ。ってエッセイぽくなってるけどまあこれがうちのスタンスだから仕方ないね。
「とりあえず今年1月に某アクションカードゲームをあるゲーム会社がしょーもない特許で訴えたのを皮切りに」
「その前に某TPSのパクリゲーが流行したけど」
「まあそれは最近訴えられたので置いといて、某大手花札系ゲーム会社が某ク◯ソプ◯ラを訴え」
「バッサリ斬るね」
「まああそこはゲームの中身は良質でも運営方針で評価が地に落ちてるので仕方ないです。そして今度はあのゲーム会社が某アクションカードゲームを出した会社の別なゲームの重要な機能を訴えたせいでユーザーは大迷惑を被り、そして一方で漫画村が問題に上がり、最近なろう小説が海外サイトで転載されているという」
「著作権侵害のオンパレードなワケダ」
「だがしかしこれ以前にもアニツベやアニメスクショ無断転載問題が根強く蔓延っていて、一方でJASRACはまた搾取をはじめ」
「もう1回国会で著作権について真剣に話し合ってもらいたいね」
「だがしかし今国会はモリカケで機能停止してるという現状。もう色々含めて日本全体が腐りきってるわ……」
「まあ1回それは置いといて。松岡君は著作権問題についてどう思ってんの?」
「とりあえずみんなが許せないのは
『大した苦労もせずに他人の苦労を食い潰して金を得たり名声を得たりすること』
だと思うんですよ。だから、確実に著作権者に損害を与えるような無断転載やパクリが非難されている。その一方で、著作権者に与える影響がわかりにくいアニメスクショのような無断転載を多くの人がグレーゾーンだからと言ってやっている。同じ無断転載と言っても反応に差が出るのはそういうことだと思うんですよね」
「ふむふむ」
「まあ本歌取り的なネタとして用いるアニメや漫画の一部転載については公式がきちんとガイドラインは出して欲しいです。が、基本は
『娯楽も作者の労力と金銭との等価交換である』
ということを忘れないで欲しいな、と思いますね。円盤を買ったりコミックを書店で買ったりして直接作者やアニメーターにお金が回るようにする。それができなくても、ニ◯ニコやA◯ema、BS11などちゃんと作者にお金が回るシステムの元視聴する。そうしないと業界が潰れるということを頭に置いてほしいですね」
「まあ漫画村に関してはアニメにおけるA◯emaのような立ち位置のモノが活用されてなかったからそこを付け込まれた形になったけどね」
「そこは出版社も甘んじずに改良すべき点だと思います。というか日本全体としてモノで売ることにこだわり過ぎだと思います。もっと電子媒体での販売を活発化させるべきだと思います。最近Googl◯Playの品揃えが良くなってきたし、同人誌も電子書籍を買えるところがあるみたいですし」
「とりあえず結論としては
『まずはモノ(電子媒体を含む)を買ってクリエイターにお金が渡るようにする。それが無理なら無料でもクリエイターにきちんとお金が回るシステムを調べ、それを利用する』
ということだね?」
「まあそういうことですね。後3周年だからバ◯ガやろうぜ」
「ブレないね君は」