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H国って言ったら、コーヒーだよね? その六

◆◆◆


現地の言語はよくわからないため聞き取れ無かったが、幾つかの名詞は耳に残った。


プリンス、A国、きる?


旧王家は二十年くらい前の軍事政権発足時のクーデターで当時の皇太子だった王子一人を残して粛正されている、この当時のアフリカ全土では社会主義=革命=正義という方程式がなりたっていた(実際は軍事政権は民族主義だった)ため王族はA国に亡命した王子一人を除いて徹底的に粛正されロシア革命時のロシア王家のように直系は途絶えたと聞いている。


……余談ではあるがA国に亡命した王子も監視つきで後継を残さないまま生涯を終えている、A国にしてみれば民主主義に王統は必要ないって事なんだろう……まあ王子の方も気ままに一生を終えたようなのでなにが幸せなのかはわからないが。 


キる?……killだろうか、物騒な発言だがA国政府は基本亡命した人間を殺すような真似はしないしな、まあ一生監禁とかはするだろうが一定の自由を付けて。


………うん、意味わからん難民キャンプに行けない理由になってないな説明を求むのだよ。



チラッと少女を見ると何か決心したかのように大きく息を吐き、顔を上げ事の顛末を話し始めた。






俺はその救いのない話しに聞くんじゃなかったと後悔した。





そしてその話しに混ぜられた一つの嘘に人生が狂わされるとは……

少女 「この人チカンです、ヘンな目でチラチラ私をみるんです。」


嘘ー∑(OωO; )

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