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マスター、アフリカに立つ

◆◆◆


ソロモン王から連々と血脈をつなぎ約三千年続いた王政国家H国は突然のクーデターにより軍事政権に取って代わられ王家の血脈は途絶えた。


 1990年代S国の経済崩壊に端を発した支援撤退により周辺国にケンカを売るだけ売って特に産業を育成していたわけでもない愚かな軍事政権はいきなり困窮を極め……ナニを考えたのか自称世界の警察こと民主国家A国に援助を求めたのであったが……そりゃーねえ当然のごとく支援を断られただけでなく逆に反政府ゲリラに大量の燃料武器弾薬の支援をされちゃったりと踏んだり蹴ったりな状況に周辺国からはこれまでの恨みとばかり袋叩きにされ遂には反政府ゲリラに首都を陥落させられ、大統領は亡命し民主主義国家H国が誕生したのだった。


 

 2000年 アフリカ H国 首都A市 


私、増田勝利(ますだ かつとし)は今年大学を無事卒業し大手コングロマリットの某総合商社に入社した。


「なんで、こんな所にオレは立ってるんでしょうか?」


大学時代、英語とロシア語を専攻していた為だろうか?(歴史的背景から公用語はアラビア語系のアムハラ語だがこの時代はロシア語が主流で、新たに英語が共通言語として使われ始めている)復興景気?にわくH国首都A市の管制塔も何も無いただ舗装されただけのだだっ広い空港に降り立ったのだった。



この時代はロシア語専攻してた人も結構いたよね。

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