イロの友達
掲載日:2026/03/16
小学2年生の頃、
「ねえ、ここって書くんだっけ?」
「書くよ。多分」
「なるほど。」
―――
「あのさ、これってここまで進めていいんだっけ?」
「うん、いいと思う」
「わかった。」
―――
心配なことは横の席の友達に聞いた。
何回も何回も。
―――
「ここってさ、やって先生に出す?」
「あのさ、何回も聞かないで。本当に。」
「え?」
「毎回嫌。」
―――
ある日、道徳の授業で「友達とは何か。」という提起された問いについて、僕は考えた。
友達って......友達は、助けてくれる人、いや助け合う人じゃないのかな。
記憶は、それを疑い、否定した。
・・・わからない
僕は、「助け合う人」と書いた。
それはまるで、諦めたように。
年月が経ち、今では「友達は、そばにいてくれる人」とか、みたいな?
そんな風に思うようになった。




