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書痴日記  作者: 茶屋ノ壽
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 マスコミは信用できない、という話。いやまあのっけから何よという感じではありますが、兎角、注目を集めること、目を引くこと、センセーショナルな見出しで閲覧数を稼ぐことが大事でありすぎて、内容がひどいという話は古今東西珍しいものではないという認識で、そりゃあヤクザな商売であると言われても仕方がないのではなかろうかな?とは思うわけで。


 いやまあ、全くの嘘ではないことは知ってはいるわけであるけれども、ある意味それだからこそたちが悪いとか言えるのではないかなと、全く役に立たないのであるならば、すっぱり切り捨てることもできるけれども、うまく使えば有効に利用できる、使用できるとなると、距離感が難しくなる、んじゃないかなとか思う。


 何かの量が増えたので良いことである、という見出しに対して、それは前年と比較すればとか、直近の量が増えただけで、長い目で見ると、確実に減少傾向にありますよね、根本的な問題は解決していませんよね?ということが見てとれて、いい加減なことを言っているなぁという感じで、信用を失っていくという。


 騙される人がいるのかというと、綺麗に騙される人が、わりあい存在するので、問題の根が深いというか、そもそもマスコミと適切に関わるための学習が足りていないということではなかろうかなとは思うわけであり、基本騙したもの勝ちというか、必ず恣意的な操作が入っているんだよという認識すらない、そんな人に対して、野放図に浴びせかける方策が、まあ、下品というか、容赦がないのであろうかなとは思うわけであり。


 今まで、慣習的に自分達がやってきたことを棚に上げて、罪が明確になった北から、それを主体的にやってきたものを責めてみるとかは、まあ、あなたが言うのですかと言う話になるわけで、ますます信用を落とすことになるというか、好みから外れていく、面白みがなくなる、不快に思わせることになる、と言うことに、気がついていない、わけではないとは思うのであるけれども。


 今更、やり方を変えることができないくらいに硬直しているのであろうかなとは思うわけであり、間違いを認めたくないと言うこともあるし、まだ、昔のそのままのやり方でもお仕事ができるので、変化する時のリスクを恐れて踏み出していかない、と言うことなのであろうかなと、まあ、楽をしたい、前例を踏襲することでコストを抑えたいと言う気持ちもわかるわけではある。


 多分警鐘を鳴らしている方も多いのではないかなとは思うけれども、ユーザー側から見ると、すでに信頼に値しない、にぎやかしにしかならない、その裏を読まなければ役に立たない情報ソースであると言うものになっているのだろうかなと。


 いやまあ、最初からそんなもんだよ、と言われると、それはそう。


 今日はここまで。

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