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書痴日記  作者: 茶屋ノ壽
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 私を端的に表現するならば、書痴である。文字や文章を愛しているかどうかは分からないけれども、好きか嫌いかでいうならば、好きな方であり、とりあえず文字が書かれている者があれば、最初から目を通し始め、大体最後までそのまま読み進めることが多い、調味料のパッケージに書かれた文字を読んでしまうくらいであると言えばは大体のイメージは掴めるのではないであろうか?


 年齢は十と少し、小学五年生である。口調がこうなのは、多くの物語を読み込んだせいであり、歳の割には大人びていると、そのような評価がされることが多い。もしくは子生意気であるとか、理屈っぽいとか、よく言われるのか子供らしくなくて可愛くないという、それはただの悪口なのではというようなものである。


 あまり口数が多くない方ではあるので、そう、私は書物を読み込むことは好きではあるけれどもその知識をひけらかす方ではないので、比較的という意味ではあるけれども、つまりは、書痴ではあるけれども衒学的ではないということであり、ただ何かについて語りたいという欲求も、それなり存在するわけであり、その吐口として日記をつけるようになる、つまりはこれのことである。


 最初は公開する気はなかったのであるが、よく考えてみるならば、どこの好きものというか好事家というか暇人がいるのか、つまり、やたらめったら、持って回った、しかも、それほど意味のない駄文を読むものが存在するのか?というやや自虐的な意識に基づく安心感。それと、ちょっとした露出趣味とでも言おうか?もしも余人に読まれたならば恥ずかしい内容であるようなものを、書き散らして、見つかるかどうかのスリルを味あう、というちょっとした冒険を、しても面白いのではなかろうかという、ノリで、webの片隅に公開してみようという。

 まあ一種の気の迷いのような感じで、ここに書き記すこととなった、というのが事の顛末である。発端といった方が良いのか?


 ともあれ、結構な量の物語を読み、その結果形成された人格が世の中をどのように見ているのかというあたりを、だらだらと書き記してみようかという、ただそれだけの文章ではある。

 それに加えて、現在の小学五年生がどのような生活をしていて、それをどのように受け止めているのか、感想を淡々と述べているような、流れになるのかもしれない。

 

 予定は未定である、どこぞの物語で読んだ台詞ではないが、二行前のことなぞ覚えていない、一行先のことなぞ分からない、というくらいに、行き当たりばったりに進むような書物であり、まあ、物語ではある。


 そう、これは物語である。

 日記の体をなしているけれども、フィクションである、作り物であり、私が十歳の小学五年生であるということも、嘘である。

 ということにしておいて、個人情報の流出を防ぐ算段なのである。


 なので、個人、地域を特定されるような話題は、避ける傾向にはある、ものの、まあ、使用言語が日本語で、文化圏もそのままそれで、各種ニュースが入ってくる道筋もその国に在住している一般人の者としての立ち位置であることは、揺るがしようがない設定である。


 大体一回1,000から1,200文字、全百回を目安にする予定である、いつもの通りである、いつもとは?


 今日はここまで。

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