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転生がしたかっただけなのである。

転生してぇ...

そんな非現実なことを考えているのは現役陰キャ高校生、暁瑠夏、そう、この俺だ。

もちろん非現実的なことを考えているのはわかっている。

しかし...

「もうなんの取り柄のない人生はは嫌なんだ~~っ!!」

陰キャなのでもちろん女子とも、男子とも話せず、

かと言ってガリ勉で秀才、というわけでもなく、

遂には俺の唯一の生きがいであった、パシリもドジなせいでもらえなくなった。

よって、ヲタク要素満載の俺の頭が出した結論は...


暴走トラックに轢かれそうになっている人を助けて俺が轢かれて転生する、という

至極ありきたりでかつファンタジー感満載なものに至ってしまったのである。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


というわけで、私は今家から200mほど離れた大きめの交差点に来ております。

実はこの交差点最近よく事故が起こっていまして、死者こそいないものの、重傷者は出ている近所でちょっと有名な交差点なのであります。

ということで、ここでガン待ちします。


――2分後


さぁやってまいりました。

自転車に乗ったながら運転中のJC!

そして向こうからは、スピード出してるタンクローリー!

これはチャンス以外の何物でもなし!!

「危なーーい!!」

グチャ.....ゴリ..........ガハ.....


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


こ、ここは...?

目を開けると、玉座みたいなところに女神っぽい人が...!

マジで?w

さすがの俺もここまでは予想してなかったでw

いや~、でもこれで嫌いな世界とはおさらばやし?

さらにここで「あなたは非常に良い行いをしました。よってオプションを付けます」とか言って最強なって勇者なったり?

最終的に魔王倒してパレードで「瑠夏様~!♡」とかなって人気者に...!

え、これってつまり...


()()()()()()()()


「あ~やっと起きた~」

「やっと起きましたね」

女子の声が二人?

一人はあの玉座にいる女神様やろ?

もうひとりは


そう思いながら横を見ると助けたはずのJCが...


「あれ、?」

「『あれ、?』ではございません、暁瑠夏」

「そうよ、何私まで殺してくれてんの」

「ほうぇー?」

「どっから声出してんのよ!!」

「とにかく、暁瑠夏

 変な妄想をしていたところ申し訳ないのですが、あなたはれっきとした罪人です」

「あ~まぢすか?」

「はい。まじです。

 というか意外とあっさりですね、罪人のくせに」

「罪人のくせにっていうのが気に食わないんっすけどw

 いやまぁ美人2人に挟まれながら、美人にいわれますとね?

 陰キャからしたらなんか納得しちゃうんですよね~w」


実際には生前に身に着けた処世術なんやけどな。


「び、びびび美人だだだなんててて...

 そそそそんなこといっておおだてても罪は軽くならないんですからねっっ!」

「めめめ女神様っ!

 ここここんな男の発言で、ど動揺されてはなななりませぬぬ」


...

茶番やん


「んん

 あなたは元々何もつけずに外界行きと考えていたのですが気が変わりました」

「女神様っ!」

「暁瑠夏、あなたは状態異常にかかりやすくします。」

「それはいいですね!」


え~~~

くっっっそ面倒そうなんついたやん

てか俺の罪状何も言われてないねんけど。


「確かに、あなたの罪状を言い忘れていました」


うわ~~

心読めるタイプか?もしかして


「はい。そのとおりです」


ぴえん


「あなたの罪状ですが、これは本人の口から言ってもらうのが良いでしょう」

「わかりました

 あんたねぇ私突き飛ばしたじゃない」

「おん」

「そしたらそっちの方に車も避けようとしてたの!」

「あ~まぢ?すまん」

「謝りなさい!」

「謝ったやんけ

 てか年上にどんな口の聞き方しとんねん」

「女神様ぁ~。年上マウントとってきますう」

「よくありませんね。

 では転生したときは双子の姉と弟という関係にしましょう」

「ちょっと待って下さい!こんな男と双子になるんですか!?」

「女神を侮らないでください。あなたの心の声もしっかり把握していますよ♪}

「っ~~//

 あんたこの話忘れなさいっ!!」

「え、どの話?」

「女神様っとぼけてきます」

「安心しなさい、桐野衣吹。

 この者は本当に鈍感なようです。

 これはちょっと勇気を出しただけでは伝わらないかもしれませんよ。」

「そんなことどうでもいいですっ!」

「え、死んだことどうでもいいん?」

「「...」」

「え、なんで黙んの」

「女神順列トップの私でも理解できないとなると、相当な能力を秘めているかもしれません。

 桐野衣吹、注意しなさい。」

「はい、細心の注意を払わせていただきます。」

「ぇ?え?」

「では最後の確認です。

 桐野衣吹、あなたには

 ・状態異常無効

 ・肉体強化

 ・精神統一

 ・魔法熟知

 ・剣術熟知

 ・不老不死

 ・レベル上げ効率最大

 ・痛覚軽減

 ・女神保護

 ・説明力最大

 ・人望最大

 を付与します」

「ありがとうございます」


めっちゃつよそ~(棒)


「そして暁瑠夏、あなたには

 ・不老不死

 ・状態異常

 あと、わたしが個人的につけたいのが

 ・妄想力最大

 を付与します」

「最後のいります?w」

「つけただけです」

「そんな簡単につけて大丈夫なんすか?そういうの」

「私女神序列は最大なので大丈夫です」

「権利濫用」

「あなたに不幸を付与します」

「すいませんでした許してくださいお願いします」

「それは今後の態度次第ですね」

「はぁ...」

「後、あなたには罪を償ってもらいます。

 あなたは...

 桐野衣吹を幸せにしてあげてください」

「ちょっと女神様っ...」

「安心しなさい、この者は鈍感です。

 それでは新たな世界へ、行ってらっしゃいませ~」


「「急すぎないですか~~!!」」

はじめまして。

ピキムスタと申します。

展開早くてすいません...

慣れてないもんで...


最後まで読んでくださりありがとうございました。

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