5/8
べんきょうせよ
う、はぁ。
「起きたかい?」
「あ、はい。マスター、此処は?」
「え、此処?此処は、學校だよ。」
「は?ドウイウイミデアリマスカ・・・?」
「思考回路が停止しそうだから、詳しく説明しよう。」
「ヨ、ヨヨ、ヨロシクオネガイシマス・・・。」
「君が學校に行ったことが無いのは知ってるぜ。まぁ、小學校六年生まで位の勉強は終わっているみたいだけど・・・。で、此処で知識を学んでもらうって訳。良いよね?」
「はい。」
「あと、全員が超能力者だぜ。超能力者専門の學校だからね。あとは、目的のために仲間を・・・そうだな、二人位集めるんだ。」
「その目的とはなんですか?マスター。」
「またそれは卒業してから教えてあげるよ。」
「あくまで中退が前提なのですね。」
「あぁ、時間が無いからね。」
「あ、そう言えば今何月です?」
「如月。だからあと二ヶ月だぜ。」