過去に行って時代干渉して未来を変えちゃおうって話
掲載日:2026/07/13
過去に来た。
私は私を殺すために未来を変える事にした。
悲鳴には慣れている。
憎い父を殺した。
大好きな母を犯した。
現代に帰ってきた。
私は消えていない。
母はハンモックに揺られ楽しそうに笑っている。
三十代とは思えない幼さだ。
私は鏡を手に取って自分の顔を見た。
三角コーンそっくりな輪郭。
目、耳、鼻、口、どれも正常な形では無い醜い老人の顔がそこに映っていた。
「……ふやけるなよ」
夢か?いや。夢じゃない。
私は確かに過去に行ったのだ。
「……ほんひくひょう」
ただの遺伝か。




