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第16章 魔王城侵入とデータベースの謎

おっきーと仲間たちは、ついに魔王が支配する領地に到達し、険しい山道の先にそびえ立つ「魔王城」を目の前にした。しかし、城へ入るための扉には強力な結界が張られており、さらに「データベース」という見たこともない魔法の術式で守られているという。


レイがその仕組みを説明した。「データベースとは、情報をまとめて保存し、必要な時に取り出せる仕組みなんだ。魔王城の扉も、このデータベースから情報を引き出して認証を行うことで開けられるようになっているんだ」


「データベースって…扉に守りの呪文をかけているってことだよね?どうやって突破すればいいの?」おっきーは不安げに尋ねた。


「データベースを扱うには、適切な『クエリ』を使って情報を取り出す必要がある」とレイはさらに説明を続けた。「簡単に言うと、クエリは情報を引き出すための呪文のようなものだ。だが、間違った呪文を使うと、情報は引き出せないばかりか、防御の魔物が現れる恐れもある」


おっきーは扉の前に立ち、慎重にデータベースクエリの呪文を組み立てた。クエリの最初の条件として「許可された勇者」という情報を要求する文を入れ、続いて自分たちの存在を証明する呪文を追加した。


しかし、魔王のデータベースはそう簡単に情報を引き渡してくれなかった。おっきーが呪文を唱え終えた瞬間、扉から真っ黒な魔物が現れた。これは、データベースのセキュリティに引っかかったことを知らせる「エラーデーモン」だったのだ。


「しまった!間違ったクエリを使ったせいで、エラーデーモンが現れた!」おっきーはすぐに後ろへ下がり、エラーデーモンの攻撃をかわした。


アイリがすぐさま応援する。「おっきー、もう少し正確な呪文を使って情報を引き出すのよ!」


おっきーは再びエディタを開き、今度は慎重にクエリを組み直すことにした。「SELECT文」を使って、魔王城に入るために必要な情報のみを引き出すように設定し、複雑な条件を加えて、魔王に関する機密情報にアクセスできるようにした。


「これなら、必要な情報を正確に引き出せるはずだ!」おっきーは再度クエリを唱えた。


扉の前に浮かび上がったのは、扉を開くための秘密のコードだった。その瞬間、結界がわずかに緩み、扉が少しずつ開き始めた。だが、その間に、データベースの守りが再び作動し、さらに強力な「セキュリティゴーレム」が出現した。


おっきーたちはゴーレムと激しく戦いながら、扉が完全に開くのを待たなければならなかった。アランは防御の呪文を張り、アイリが回復の魔法で仲間を支え、皆でゴーレムの攻撃を防いだ。


「もう少しだ、扉が完全に開ききるまで、あと少し…!」おっきーは必死に耐えつつ、エディタに残されたコードをチェックし、次々に必要な指示を送り込んだ。


そしてついに、扉が完全に開いた。おっきーたちはエラーデーモンやゴーレムを退け、無事に魔王城の中へと足を踏み入れた。データベースクエリを使いこなし、敵の防御を突破したことで、自信を深めたおっきーはさらなる戦いに備える。


「データベースは難しかったけど、使いこなせれば強力な武器になるね!」とおっきーは息を整えながら仲間たちに微笑んだ。


これから待ち受ける魔王との対決に向けて、心を一つにしたおっきーたちは、魔王城の深奥へと歩みを進めていった。

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