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My Story  作者: 委員長
第一章
8/8

戦いの後

やらないといけないことがあるとどうしても現実逃避してしまいますよね。

でも、やることを終わらせて趣味に没頭する方が大事だと思います。

なんでこんなことを言っているのかというと私は現実逃避をしてこれを書いているからです。

そんな感じで書いた話ですが時間が許せば一読ください。

盗賊団銀狼のメンバーはほぼ全員捕まった。

生死は問われていないが。

さて、俺はというと謹慎していた。

勝手に盗賊団のアジトに突入したことがバレて兄さんに謹慎を言い渡された。

ちなみにシアンも謹慎中である。

めちゃくちゃ怒られた。

久々にちびるかと思った。

まあとにかく俺の騎士団は無事、盗賊団も壊滅で一件落着

とはいかなかった。

盗賊団に滅ぼされた集落の人がいるからだ。

復興するにも男がほとんど殺されていては時間がかかる。

というか難しい。

騎士団が派遣されて復興に尽力しているが働き口がなければ結局野たれ死ぬだけだ。

それで結局、領地の都市部に移住させて働くところを斡旋することになった。

うちの屋敷にも何人か使用人として雇われたらしく時々顔を見せに来る。

「ご主人様、まだ謹慎中なのですか?」

包帯だらけでベッドの上に寝る少女は俺に聞いてくる。

「ああ、もう1か月も経つっていうのにまだ許してくれないらしい。」

「大変ですね。」

相変わらず愛想のかけらもない声で聞いてくる。

ただでさえ声も表情も感情がわかりにくいのに包帯で顔が隠れてしまっていてさらにわからん。

「そういえばお前、名前なんて言うんだ?」

聞いたことないのを思い出した。

正確に言えば今まで聞いても答えてくれなかったから知らないのだ。

「奴隷に名前などありません。好きに呼んでください。」

「そういうわけにはいかん。俺は名前のセンスがないんだ。俺に任せると犬とか猫って呼ぶことになるぞ。かまわんのか?」

「かまいません。」

「いや、かまえよ。とにかく名前を教えろ。ご主人命令だ。」

少女は少しためらった後、あきらめたように発した。

「パトナ。私の名前はパトナと言います。」

「パトナか。いい名前だ。これからもよろしく頼むぞパトナ。」

「私なんかでよろしいのですか?」

「お前は空気の読めない奴だな。こういう時は『はい』って返事をしておけばいいんだよ。わかったな?パトナ。」

「はい。ご主人様。」

ここにきてようやく距離が縮まった気がした。

てか、この謹慎はいつあけるんだろうか。







地下牢につながれている隻眼の男。

そこに近づくのは次期領主のナーバであった。

「やあ、ごきげんよう。ずいぶんと我々の領地で好き勝手暴れてくれたみたいじゃないか。」

煽るようにそういう。

「ふん、運がなかっただけだ。まさか攫った女が領主の息子のお気に入りだったとはな。しかもべらぼうに強い。」

弟が褒められ少し上機嫌になるナーバ。

「残念ながら君は処刑させてもらうよ。君のお仲間はすでに処刑した。」

「そりゃ早急なことだ。それでこれから俺の番ってとこかい?」

「そういきたいところだが君に聞きたいことがあってね。いいかい?」

「素直に口をきくとでも?」

「答えなきゃ答えないでいいさ。そしたら殺すまでだ。」

隻眼の男は1つ舌打ちをする。

「チッ、なんだよ聞きたいことって。」

「単刀直入に聞こう。魔王軍ないしは魔族とつながっているか。」

「は?なんだよそれ。そんなのとはつながってねーよ。」

「そうか。なら直近で魔族に出会ったか?」

「いいや、そもそも魔族と出会っていたらもっとおとなしくしてるわ。」

「そうか。」

「これで終わりか?」

「ああ、いやついでだ、弟についてどう思った?」

「次期領主様は相当ブラコンなようだな。」

男は笑う。

「ガキとは思えん強さだ。まだ、10歳そこそことは感じられん。今は肉体的、骨格的に独自の身体強化を使いこなせていないがあれがものになったときのことを考えるとゾッとするね。」

男は素直に感じたことをいう。

「だが、まだ甘いな。あいつが本気で俺たちを殺そうと思えば殺せたはずだ。わざわざ気絶させたり、死なない範囲で無力化させたりと無駄なことをしていた。あの甘さいつか自分を殺すぞ。」

「そうか。わかった。時間を取らせて悪かったな。」

そう言ってナーバは踵を返す。

「死刑を待つ人間にかける言葉じゃねーな。」

背中からそんな声が聞こえる。

(魔王関連ではなかったか。とうとう手を出してきたと思っていたんだがな。)

そんなことを考えながらナーバは仕事へ戻った。






赤鱗(せきりん)?」

俺は騎士団のトレーニングに混ざりながら兄さんに聞き返す。

「ああ、お前の騎士団の名前だ。俺の白鱗(びゃくりん)とそろっていい感じだろ?」

そう言いながら向かってくる兵士の剣をはじき返す。

「いや、白の反対って黒じゃね?なんで赤なんだよ。」

「いや、白の反対は赤だろ。」

そんな押し問答を繰り返しながら、襲い掛かってくる兵士どもをボコボコにしていく。

最後に立っているのは俺と兄さん、あとは見学のパトナだけ。

しかし、赤鱗か。

騎士団の名前がないのは困りものだったしいいかもしれないな。

「てか兄さんの騎士団が白鱗って名前だったの初めて知ったんだけど。」

「まあ、俺は基本的に白鱗なんて名乗らないしな。」

そうなのかよ。

まあいいや、これで俺の騎士団にも名前が付いた。

「よし、赤鱗の諸君。訓練を続けるぞ。」

『おおーーーー!!!!!』


人物紹介⑥

シアン・フィボナッチ

元ナナンメ領騎士団副団長、現アルタ直属騎士団「赤鱗」副団長

ぱっと見ると女にも間違う美しい顔をもつ男兵士。

めちゃくちゃモテており、シアン親衛隊なるファンクラブも存在する。

細身の剣を使い、水魔法を使うことができる。

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