最高傑作を作りたくない理由
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
私小説です。
でも日々のボヤキに入れときます。
さて、また別の作品が出来たぞ〜。ほれ、お読み。は? この間の最高傑作はって? プロットも設定も決まっていて、後は書くだけなのに……って。あー……あれ、書きたく無いんだよね。何でって……うーん……。よし、分かった。飲み物の準備はOK? じゃ、行くよ。
まぁ、私が最高傑作の執筆に当たりたく無い理由は幾つかあるんだけど、まず最初に天井を作りたく無いんだよ。そ、頭打ちを作りたく無い。だってこれ以上の物は無いと思って書いたなら、後発は全て劣化品って事じゃん? それでも書き続ける意味は? って言われたら、私は答えられない。前の作品よりも、より良い物を。これ物作りの基本でーす。
もう一つ。どんだけプロットが最高でも、今の技術で書き始めて、納得の出来になるかって話。多分、無理だと思う。何もかも足んない。伏線の張り方も、表現方法も、何もかも。プロット渡してプロに願った方が間違いなく完成された作品になる。折角のダイヤの原石を、自分の手で壊したくない……。
君、知らない? 私、不安症なんよ。保険とか、隠し球とかないと、やる気にならないの。なんのネタも思い浮かばない時に、書けるネタが無いと、書こうと思えないの。そ、投稿している作品とは別に、完結済みの作品が無いといけないの。不安なの。怖くて、もう書けないんじゃ無いかって、書き続けないと、この場所に戻れ無いんじゃないかって、不安で仕方ないの。
だから、技術が最高潮に達して、もう戻る必要なんか無くなったら、書こうかなって。遺作って事になるのかな……。そしたらもう後悔なんか無いんだろうなって。
んー……でも死ぬまでに私の技術がそこまで到達してるか疑問なんだよね。だから夢を見せるだけ見せて、期待値最大のままで後を去るのが良いのかなとも思ってるよ。
理想と現実は大きく違うからね。
それだけ連載って大変なのさ。綺麗な終わりを届ける為に、費やす時間が多すぎる。ふふ。有難う。そう言ってくれると、書こうかなって思えるよ。まぁ遺作になるだろうけど。
今はオムニバス形式でやってるよ。一話完結、終わらない物語を。
唯一少女と帰納的世界、蠱毒、なんかがこれに当たります。
唯一少女は最高傑作だから、生半端な技量で書きたくない。
期待値最大のままで投稿せずに去るのが美しい気がして来ました。
私だけが満足している作品ですしね。
え、待って下さる方って、いらっしゃいます?
偶に匂わせで話してるんですけど、そこまでガチなファンの方は、いらっしゃらないと思ってますので( '-' )
蠱毒は耽美奇譚の短編です。でも書けなかった時用に取っときたい。そんな話。
舞台は東京ですよ〜!! ⸜(*´ᗜ`)⸝
私は埋もれる側でありたい。