もし今地震が起きたなら
「いらっしゃいませ。」
日曜日の昼頃、私は伸びてきた髪を切りに散髪屋に来ていた。
券売機でカットのみを買い、ソファに腰掛けた。
待ち人はさほど多いわけではなかった。
「お次の方どうぞ。」
垂れ流されているテレビを見ていると、とうとう私の番が来た。
「どれくらいの長さにしますか?」
「おまかせで。」
「わかりました。」
必要最低限の会話をすると、私は目を閉じた。
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騒がしい音で私は起きた。
どうやら寝ていたようだ。
完全には起き切ってない状態で目を開けると、鏡の中には私だけがいた。
困惑していると、鏡の下に置いてある小さい観葉植物が揺れていることに気づいた。
状況が理解できなかった。
すると、誰かのスマホから大きな音が流れ出した。
音に驚いていると
「お客さん、早く机の下に!」
焦った様子の定員の言葉で、今起きていることが繋がった。
「地震だ。」
それも割と大きい地震だ。
完全に焦ってしまった私は、椅子から立ち上がり近くの棚にしがみついた。
一番近くの机まで棚をつかみながらよろよろと歩いていき、ようやく机の下に潜り込めた。
誰かの髪まみれでいい気はしなかったが、そんなことを言っている暇はなかった。
恐怖と焦りによって興奮状態になっていた。
しばらくすると、揺れが収まってきた。
とりあえず一安心と思っていた私は、目に映った鏡を見て愕然とした。
「なにこれ....」
鏡の中には、前髪のど真ん中にグランドキャニオンが爆誕していた。
読んでいただきありがとうございました。
初めて小説を書いてみました。
小説のしの字もない不出来なものですが、アドバイスをもらえたら助かります。




