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恐れ見よ、太陽  作者: 椙原 絃
1/1

目覚め

「……ん。」



目が覚めた。鳴り響く時計のアラームを止めようとするが、寒い部屋の中、布団から出るのが余りにも億劫に感じる。手だけ出して、止められないものか。



「クソッ。」



結局、時計の居場所は分からない。掛け布団ごと引きずって前進する。



「……あえ?」



素っ頓狂な声が出る。お目当ての物が床には無かった。



「……そうだった。」



昨日の夜の、自分の行動を思い出す。見上げると、勉強机に散らばった教科書が作り上げている玉座の一番上に、時計は鎮座していた。止めるためには仕方ない。起き上がり、時計のスイッチを押す。



「こうすれば絶対起きれる、か。」



時計を見ると、朝の6時だ。



「作戦成功……よし。」



これからは、こうしよう。

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