45、禁じられた機械
ネタ多め
因子継承で《月の使徒》……要はなんかやばい力を手に入れた私。なんかやばい力というのは《災禍の魔装・エリオル》というチートローブの制約によってなくなっていた両腕が夜の間だけ復活するという力である。
で、デフォルトの設定の状態だと普通の人間の腕が生えてくるのだが……せっかく追加で生えてくるということなので見た目が格好よかったり性能が滅茶苦茶強いのを作ろう!ということになったのだが……
「うーん、作るとしたら左を防御特化にして右側を攻撃特化の装備にする?」
「防御要らなくないか?どうせ【夜の支配者】の効果でダメージを無効にするんだろ?」
「左腕をゴム○ムの実の能力が付与されたように自由自在に伸び縮みできるようにする……?」
「ワン○ース読んでないから分かんねぇけど使い道少なくねぇか?」
「うーん……アルト君的には何が良いの?」
私とアルト君は《月》内で最大級の国である《アルバスティリア》の中心部にある《皇都ラクシャーナ》を観光兼腕の素材探しに訪れていた。 え、いきなり土地の名前が出てきても困惑するって? 簡単に言うと地球の……日本の東京に来たってことよ。
街の風景は……ファンタジー物の作品では結構な頻度で出てくる「水の都」が一番近い。《更新》前の地球にいたときは全く想像もしてなかったけど、実際にこうやって行くことで初めてわかる事もあるんやねぇ……
で、街中にいるのはみんなウサギの耳が生えているところ以外は普通の人間の外見をしている(ただしヒトミミはついていない模様)。初めて見る種族でちょっと私は興奮していた。
アルト君曰く、彼らは兎人族と呼ばれている人間とうさぎさんのハーフであるとのこと。《更新》による進化的な何かで生まれた個体なのだそう。
そんな土地でヒトミミの男子高校生と全身を黒いローブで覆った幼女が一緒に歩いていると、当然いろんな意味で目立つわけで……
「あ、四皇のアルト様と使徒のヒナ様だぁぁぁぁ!」
「ヒナ様可愛いぃぃぃぃぃ」
「ぶひぃぃぃぃぃ」
「「「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」」」
おいちょっと待て今ご○うさ1期冒頭のニ○動のコメントが聞こえた気がするぞ。世界観的にはあながち間違ってないような気がしなくもない気がするけど……なんか懐かしいなぁ……
「俺的には機械で出来た奴が良いんだよな。やっぱ可変機構は男のロマンだろ」
「可変機構ねぇ……どんなのが良いの?」
「腕がそのまま銃口になったり、ロケットパンチを出したり……とか、想像すれば色々出てくるな」
「うっわぁ年頃の男の子が思いつきそうなやつだぁ……ん待てよ?機械っぽい腕を作るのって何かしらの教えに反しないの?」
街中を歩いていて思うのは、所々文明が発達してないような……電気とかが一切見当たらないお店や住宅があるのだ。魔法が存在するファンタジー世界で科学文明が発達してないのはいつものことなのだが、科学文明が発達してる所としてないところの差がはっきりと見えていたのでなんか違和感を覚えたのだ。
「この国は表面上で《魔性教》を信教しているんだ。教えとしては機械を使ってはダメ。以上だ」
「うーむ……ファイ○ルファンタジーⅹのエ○ン教みたいなものなの?」
「若干違うな。禁じているのは機械全般ではなく、人体を直接的に強化する機械を禁止しているのだ。」
「ちなみになんで《魔性教》っていう名前なの?」
「美杉が【永久継続術式】を用いてこの国の住民に植え付けたからだな」
「あー魔性の使い手が教祖だったのね」
ということは機械を使っているのは教えに反してるってことなのか。○ッカさん怒りそうだな……
「なんで寺院に機械があんだよ……教えはどうなってんだ教えは!お前ら禁じられた機械を平気で使ってんじゃねえか!分かってんのか!?「シン」が生まれたのは人間が機械に甘えたせいだろうが!金取んのかよ!くそったれ!!」
……今なんかやばい声聞こえなかった?「シン」って何!?滅茶苦茶聞いたことのある内容なんですけどぉぉぉぉぉ
そんな私にアルト君は一言
「ツッコんだら負けだぞ、気にするな。」
あーなるほどそういうことなんですねはいはい
「さて、着いたぞ」
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