白うさぎさんはキャラ付けに勤しんでます
こんにちこんばんは。
この回からチェシャがようやく誕生です。と、言いたかったのですが…。うさぎさんと咲絺が大変暴走致しまして…。
8000字超えたんですよ…。まだキャラメイクなのに…。
文字数的に個人的には長すぎると判断致しましたので、キリのいい所で半分に分けました。
なので、次回でキャラメイクが終了します。
また、その結果、こちらが短くなっております。
ご了承ください<(_ _*)>
目を開けば…ここはどこかしら?いえ、ゲームの中なのはわかるのよ?そうではなくてね?…いえ、言ってみたかっただけです。はい。ごめんなさい。
えーっと、とりあえず、なぜだか私は大きな木のそばにたっていたわ。
周りを見渡せば、青い空、大きな木、白いブランコ、西洋っぽいお屋敷。ここはまさに不思議の国のアリスの冒頭に出てくるような場所ね。
ふむ、今の私はどうやらもともとの人間の姿のようだわ。
ということは、ここでキャラメイクをするのでしょう。
状況確認をしていたら、いつの間にかこの空間には白い何かがいたようね。
「こんにちは。お嬢さん!
Wonder World Life Onlineへようこそ!」
「う、」
「う?」
「ウサギが喋ったー!?」
そう、目の前にはモノクルを着けて、オシャレな服を着ていて、金の懐中時計をもっている、いかにもアリスに出てきそうな白い何かもとい、白うさぎがブランコを漕ぎながらこちらを見ていたわ。
「まったくもう、ウサギだって喋るさ!
ここをどこだと思っているのかな?
不思議な不思議な世界、ワンダーワールドだよ?
これからもーっと不思議なことに出会うんだから、こんなことで驚いてたら今からもたないよ?
それはそうと、ボクは白うさぎのラビ!
キミのお手伝いにきたよ!よろしくね!」
「それもそうよね。よろしく、ラビ。」
確かに、ここはもうワンダーワールドだというのを失念していた私が悪かったわ。
…とはいえ、スタッとブランコから飛び降りながら言うことでもないと思うのよ。私。しかも、その後でなにやらポーズらしきものも決めてるし…。
まあ、そのままというのも、話しにくかったかもしれないけれども。
「む、なにやらつっこまれてる気配が…!!」
「うふふふ。気にしなくていいのよ?」
「そうなの?まあ、キミも早くはじめたいだろうし、そろそろ話を進めようか!」
「ええ、お願いするわね。」
どうやら、とても高度なAIが使われているようね。そうでもないと、こんな受け答えができるわけないもの。
これはゲームの方も期待ができそうだわ。
「キミがこれからすごす世界にはたくさんの種族がいるよ。
例えば、ボクみたいな話すウサギやおしゃべりな蝶々、グチグチと文句を言う赤薔薇なんかもいるかもね。
それらはキミの住む世界では、実在することを到底想像できないような摩訶不思議な動物や植物だろう。もちろん、普通の生物もいるにはいるけどね。
とにかく、そんな生物と戦ったり、遊んだり、お話したり。キミはこれからたくさんの不思議な体験をするだろうね。
ここまではいいかな?」
「大丈夫よ。」
ちょっと気になるところはあったけど、まあ、ゲームをしていればそのうちわかるでしょう。
せっかくのゲームなんだし、なんでもかんでも答えがすぐにわかるのはおもしろくないもの。
「じゃあ、次に行っくよー!
あ、そういえば忘れてたけど、キミの名前を教えてくれるかな?キミの世界での名前は使えることは使えるけれど、オススメはしないよ。理由をきくかい?」
「いいえ、当たり前のことだもの。いらないわ。」
当然ね。名前からのリアル割れなんておもしろくないわ。
それに…
「そっか…。理由はいらないんだね…。
それじゃあ、名前を聞かせてくれるかな?」
そう言ってラビはしゅんと落ち込んでいr…
「なぜラビが残念そうにするのかしら!?」
「えっ、だって、好意を断られるときはしょんぼりすると女性受けがいいってきいたんだもの。」
「誰がそんな余計なことを吹き込んだのかしらっ!」
まあ、いいわ。いいとするわ。むしろ、いいとしなければならないのよ!黒井咲絺!ここで時間をこれ以上かけては負けよ!何に負けるかは知らないけれども!
名前、名前ね。少し考えてきてはいたのだけど、これはありなのかしら?
「私の名前は『チェシャ』よ。」
「誰って、もちろん、運e…あっこれは言ってはダメなの?わかったよ。
ああ、ごめんね?ちょっと連絡がきちゃった。
それで、キミの名前は『チェシャ』でいいのかな?」
「ええ、それでいいわ。」
そっかー。運営かー。それなら仕方がないわよねー。
…って、放置することに決めた案件をさらに気になる状態にして放置された私はどうすればいいのかしらっ!
いえ、落ち着きなさい。私。
少し、いえ、かなり心の中が荒ぶりすぎよ!
「そっか〜!チェシャか〜!世界観にあわせてくれたのかな?
何にしても、その名前を選んでくれたのは嬉しいな!キミの活躍が楽しみになっちゃうよ!」
あ、ありなのね。よかった。
どうやら、名前が被ってるわけでもないようだし。
なぜ嬉しいのかは…きっと、気にしない方がおもしろそうね。
「まあ、不思議の国のアリスの世界観を参考にしているということだもの。少しくらい登場人物?の名前にしてみてもいいかと思ってね。」
「そうなんだね。
まあ、今はこの世界にチェシャという名前の生物はいないからね。問題はないよ。
それはさておき、さあ!お次はキャラメイクの時間だよ!」
いや、さておきできないくらいには気になる情報がさらっとでてきたんだけど!?
つまり、つけようとしたプレイヤー名がゲーム内に存在するNPCと同じ名前だった場合でも、つけることはできないということよね…。
名前被りがなくて助かったわね。これはさすがに、考え直すのはつらいわ。
「ん?何か考え事かい?
むぅ。さておきのことは忘れて欲しいんだけどな…。
それに、ボクはもう、キャラメイクできるように準備しちゃったんだけどなぁ。」
なんだか、拗ねているフリをして誤魔化そうとしているようだけど、この感じは言ってはいけないことをまた、ぽろっと言っちゃったのね。
まあ、いいわ。さっさとキャラメイクもすませましょう。
「ごめんなさいね?
話の腰を折っちゃって。」
「いいよ。気にしなくて。これもキャラ付けの一環さ!
それでは、キャラメイクといきましよー!」
ラビがそう言うと現れたのは宙に浮かぶ一枚の大きな鏡だった。そこには現実の私と瓜二つの姿が写し出されていた。
…今までのはキャラ付けのための行動だったのね。
「まずは種族の説明から必要かな?」
「ええ、何にするかは決めているけれども、一応お願いしようかしら。」
事前に確認しているし、決めてもいるけれど、一応確認の意味も含めて聞いておいた方がいいわよね。
「おっけー!
それじゃあ、まずは大まかに分けると、人類種、人外種、アニマル種の3種族がいるよ。
そして、それらを細かく分けると、
人類種には人、エルフ、ドワーフ、ジャイアント、獣人。
人外種にはスケルトン、ゴースト、ゾンビ、ピクシー、吸血鬼。
アニマル種には、犬、猫、トカゲ、鳥、魚。
こんなところかな。」
「確か、人類種と人外種の違いは進化する人型かしない人型か、だったわよね?」
「うん。その認識であっているよ。」
うん。急な変更とかはなかったようね。よかったわ。
それでは、サクサクっと進めていきましょう!
「それで、キミが選ぶのはもちろん、猫なんだよね?そうだよね?だって、わざわざ名前をチェシャにしたんだもの。そうに違いないよね?ね?
まさか、獣人なんて選ばないよね?ダメだよ?
ボクらアニマル種からみれば獣人なんて邪道なんだから!」
ってそんなことを考えていたら、ラビがつぶらな瞳をものすごくキラキラさせてこちらにジリジリとよってきていた。
いえ、そんな圧をかけなくてもいいのよ?
ちゃんと猫を選ぶから!ていうか、獣人って邪道扱いなのね…。ということは、需要が高いから選択肢としてあるだけなんでしょう…。運営側からしたら不本意なのかもしれないわ。
「え、ええ。あっているわ。もちろん、猫にするわよ。」
「そっかー!よかったよかった!
もし、ここで違うのを選んでいたりしたら…」
「したら?」
「ボクが泣いちゃってたかもね!」
えっ、いくら高度なAIだからって泣けるのかしら。
それはそうと、わざわざ泣いてまで猫にさせたいのね…。
まあ、いいわ。私は猫になるんだもの。関係ないわ。
「そ、そうなのね。それはそうと、次に進みましょう?
次は何をするのかしら?」
そろそろアバターを作り始めると思うのよね。
どういったアバターにしようかしら?
今回は如何でしたでしょうか?
次回もこの妙に高いテンションで行きます。
皆様のよき暇つぶしになっておりましたら、嬉しく思います。
何かおかしな点、変えるべきところがありましたら、感想にてお教え下さい。




