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第三十三話:救援軍現る!?その名も精霊軍

三十三話です。

注意してほしいことは

この文章は大変誤字などがあり読みにくいかもしれません。

作者も極力誤字は直そうとは思いますが、それでもあるかもしれません。

その時は評価のところにでも書いてください。

ソッコウで直しにかかります。

やつ(天宮)がどうやったら、もとに戻るんだ。

今は天宮の救出か・・それとも呪音とか言う奴を殺るのが先か・・・

迷ってらんねーなどっちを倒すだとか考えてる暇があんなら、今目の前をどう処理するかぐらい考えろ。

天宮も天宮だな、こんな場所で俺と殺り合うなんてな。

前から思ってたが天宮はやっぱり嫌いだ。どうやっても好印象の相手には何ねーな。

なんでこいつが俺より上のランクにいるのか分かんねーが、そんなこと知ったことじゃない。

今はここで殺し合えるのが楽しいぜ。

そういえばこいつの波動が消えるちょっと前にこいつなんか技使ったよな・・・。

天宮が力を開放して負ける奴があの呪音って奴か。だがこいつが力を解放したら確か・・・。

こいつの技は確か霊粒刀剣っていったっけ?

ちょっと待てよ・・・

霊粒刀剣の能力は全身の【霊子化】つまり・・・・

なぁ〜んだそういうことか、あいつらしいやり方じゃねーか。

そう思うと俺はアヤカシに連絡を入れる。


「アヤカシ聞こえるか?」


「うううん、聞こえるよ!」


突然の通信にちょっとビックリしたようだが、何とか話は聞ける状況らしいな。


「いいか今から言うことを素直に行え。」


「分かったよ、それで何をすればいいの?」


「・・・お前よく理由気かねーな、普通他人からああしろこうしろなんて言われたら何で?とかって反応すると思うんだが。」


「理由なんていらないよ。困ってるんでしょ?そうしないと天宮さんを助けれないんでしょ?」


「察しがいいな、そうだその通りだ。じゃあ話しながら戦うってのは結構疲れるから早速用件をいう」


「うん―――」


さてと・・・天宮やっぱり貴様はどうやら本物じゃないらしいな。

アヤカシがあれを見つけてくれるまでは何とか二人を相手しないといけないな・・・。

まずは状況の把握だ。

今の状況は1対2そして的には天宮と呪音という女が一人。

呪音という奴の能力は不明。

しかも運の悪いことにさっき俺と殺り合った奴よりさらにもう一つランクが上らしい。


「第三位か・・・」


「そうだよ呪音は参位だよ〜」


一瞬で俺の前に飛んでくる、前からは呪音後ろからは天宮。

サンドイッチ状態だ。

さすがに二人の相手はきつい・・・くっそ。

後ろの攻撃はよけながら、前の攻撃は防御する。

こりゃ魔力が尽きるより先に俺の体力が尽きるかもな・・・。

鉈による激しい連撃、後ろは後ろで何かと剣を振り回してくる。

後ろにも集中しながら前の攻撃にも備える。

今日という日は全くいろんな意味で最高な日だな。

本当に何とかならんのかこのしんどさ。




一瞬突風が吹いたかと思うと、呪音と天宮はとっさに後ろに下がった。


「また敵か?」


おいおい1対3か・・戦ったことないなそんな戦い方は。

せいぜいタイマンか今みたいに、相手のほうが一人多いかの二つだけだなよく考えてみると。


「炉華さん!」


「炉華大丈夫か?」


聞き覚えのある二人の声。どうやら見方らしいな。


「あー・・・えっと恭介と夏織か?貴様らどうしてここに。」


そこにいたのは恭介と夏織の二人組。


「天宮さんの波動が感じられなくなって、」


「いわば救援です。」


恭介が簡単に説明を促す。


「全く余計なことをしやがって。て言うか貴様ら大丈夫なのか本拠地のほうは?本拠地が落とされたら元もこうもないぜ。」


そうだ数では完全に負けている。

なんたって何倍もの差があるのだ。敵さんの数は三千万これは少なく見積もっての数だ。

そして俺たち聖騎士団の数は五百万どうやっても本拠地で一人も抜けることはできないはず、しかもこいつら聖騎士団員が抜けるとは。かなり護衛に支障が出るはずだ。


「その心配は少しながら改善しました。」


「なんかいい案でも見つかったのか?」


「案というかいい味方ができたらしい。」


「味方だ?こんな戦いに手を出す奴がいんのか。」


「一つだけあります。」


「紅亜の奴がなんかしたか・・・あいつの仲間もよくやりやがる。こんな糞な戦いに手を出すなんてな。」






「ん、なんだ?この魔力の塊・・・」


突然何もない方向から急にかなり大きい魔力の塊がこっち向かってくる。

もちろん俺達の軍は妖魔族しか手を結んでいないわけで

ヤス様からも途中から新しく軍が入るとは聞いていない・・・。

だとすると新しい敵軍か・・・


「やっときたか・・・遅かったな。待ちくたびれたぞ。」


本当にやっと来たかという感じの表情が紅亜からこぼれる

その魔力の塊は天使と交戦している堕天使・妖魔族の真横から突っ込んできた。

その軍は背中に菊の家紋を付けた鎧を身につけており、その名を精霊軍という。


「あの家紋は、っていうかこのご時世家紋を付けてるのは精霊の野郎たちしかいないな。天界で妖魔の次に軍事力を誇る精霊軍、長年の間妖魔達と仲が悪く暗殺部隊を何処の軍よりも圧倒的に多く配置し、暗殺軍とまで言われている。」


精霊軍の数は二千万。俺達の軍と合わせればやく三万だ、となると戦いにも余裕がでる。

しかもうまいこと奇襲に成功している。

これはどっちが勝つか分からんだろ?秘策は最後まで取っておくもんだよ弐位さん


「うまいこと流れを引き寄せるね天使達は、こんな絶望的な状況でも策を残していたとはね。まだ残ってそうだけど深く探索するのはやめておこう。」


「だから言ったでしょ私達をなめてもらっては困ると。」


「一つ疑問があるどうやって精霊軍の奴と連絡を取った?少なくとも俺達の前に出てきてから連絡を取ったような動きはしなかったが。」


そうこいつはいつ連絡を取ったのか。連絡をとってないというのなら、精霊軍の大将が予想をしたのか、いやどんな予言者でもこのことが起こるなんて予想がつかなかったはずだ。

だったらどうやったのか、さすがに特殊な何かを使ったとしか考えられん。


「なんだそのことか、別に隠すつもりはないがこの力だよ。」


そういって紅亜は自分の桜神藍嘉を指差す。


「桜神藍嘉の特徴は二つある、一つは連絡だ。」


「連絡?なんだそりゃ。」


「ここ精霊軍の大将と私は昔黄金コンビとまで言われた言い戦友だ。そのとある戦争の後も私達は連絡を取り合い一つの約束をした。その約束の一つに私が桜神藍嘉を使った時、問答無用で助けに来ることがある。それをあいつは忘れずに守ったただそれだけのことだ。」


ほとんど賭けに近いということだったか。

さあどうするここはいったん引くべきか、いったん引いて力をつけた方が有利か・・・

仕方ないいったん引くか。

確か俺達の本群にもあいつらの仲間がいるらしいし・・・まずはあいつらを潰すか。


「一時撤退!撤退!」


しかし俺の声に皆は反応しない。


「撤退だ聞こえているのか?総員撤退だ。」


「残念だが貴様の声は聞こえないよ。もう一つの能力【遮断】音波・電波・磁波・その他ありとあらゆる波をさえぎる能力だ。」


「あんたを倒さないと何もできないということか・・・通信面ではなどうやら俺から通信できないってことは外部からも通信ができないということらしいな。今どうなってる事やら。」


「まぁそれは私も同じなんだがな。」


「桜神藍嘉・・・ホントに怖い技だな・・いや本当に怖いのは紅亜の能力か。」


やつは死を操る力は使わないと言った、本当かどうかは知らんが。まあ本当であることを祈るか。


「なにを考えている?貴様さっさと動かないとヤバいことになるぞ。」


不敵な笑みを浮かべながら指をさす。


「なんだ?」


下を見ると大きな魔法陣が完成していた。


「この魔法陣は!?」


「古代封印魔法その参輪雅封印(りんがふういん)


輪雅封印、古代封印の一つ。

古代封印とは、古代の人々が使った封印魔法。ただの封印魔法とは違いその封印力は桁違いに大きい。例えば一般の封印魔法がバケツの水一杯分をギリギリ封印できるというレベルの場合、古代の封印魔法はダムの水を全部封印出来るというレベルだ。

まぁかなり莫大な差があるのだ。


「しまっ――」


「もう遅い・・この技からは逃げることは不可能だ。」


「今までのは全部オトリだったのか、・・俺を・・・この俺を動揺させるためとかじゃない、本当はこの魔法陣をつくための時間稼ぎにしかならないということか、自分の解放状態までもが時間稼ぎにするなんて聞いたことなかったな・・・俺の完敗と言ったところか。」


潔く死を見つめる刹那。


「最後に戦えて楽しかったぜ。」


その言葉を聞くと紅亜は刹那に背を向け歩きだした。


なんか一日一話ペースで完成してる・・・

明日もイケるかな?

いける違いw

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