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第十七話:心の柱

今回は短いかな?すいません><

次こそはもう少し長いのを書きたいと思います。

夏休みなんですが・・・なんせ課題が大量で・・

あっでもちゃんと10日と言う期限は守りますよ。

なのでそちらの方は、ご安心ください。


注意

この回で河陰様のイメージが変わる可能性があります。




・・・

「・・・っつあぁここは・・・どこだ?」

目の前にはいろいろな医療器具が置かれている。

天井に3階病棟と書かれている

多分ここは・・・くっペーや穹が寝ている病室なのだろう・・・。

どうやら俺は、あのまま眠ってしまったようだ。

「ん?目が覚めたか?」

俺の頭のほうから声が聞こえる。その声の主は河陰涼・・・・。

俺は体を起こして河陰のほうを見る。

「な・・・何が起きたんだ?」

とりあえず今思ってることを話しかけた。

「何って・・・え〜っと・・あれだ、説明すると長くなるし・・・めんどくさいし・・・なんかたるいし・・・やってらんねーし」

おい・・・最後の三つ本音だろ・・。

「ちゃんと説明しろよ」と言いながら河陰のほうを睨む。

「わかった、分かったから、そんな目で私のほうを見るな、もっと虐めたくなるだろ。」

このとき思ったことがあった・・・・・この人変態だ・・・。

「んじゃあ説明してやろう・・・まず一番の謎の私の美貌と魅力について話そうか?それとも黒天使についてか、さ〜どっち!」

「黒天使のほうで。」

俺は即答だった、若干こいつの事も気になるが、それを聞いて何になるっていうんだ。

「・・・・本当にいいのか?私の魅力について知らなくて」

・・・あー気持ち悪い・・・。助けて誰かー。この人重症だ。

さらに河陰は上着を脱ぎだす。

「ちょちょちょちょ・・・なななな」

「ん?なんだ?」

急になんですか?ジョニーロみたいな顔をしてこっちを見る。

「いやいやいや「なんだ?」じゃないよ!ちょっとは常識を知れ」

そんなことを言うと河陰はニヤっと笑ってこっちを見る。

「お前・・・かわいいなぁ〜」

俺の顔を触ってく。やわらかい指でそっと頬をなでられる。

「あk;lhふぁいlkrw(?_?)」

もう言葉になっていない。

さらに、ニヤニヤする河陰・・・。

きっと俺の反応を楽しんでいるんだろう。


だれか・・・本当に助けてください。





唐突に河陰が話を振って来た

「ひとついいか?」

「なん・・なん・・なんだ?」

明らかに動揺している俺を見て、河陰はゆっくりと言う・・・

「やっぱヤーメタ!・・・・あ!そういえば・・お前・・・まだ気付かないのか?」

え?なんのこと?気づかないのか?ってなにが?

そういうと河陰は席を立った。


「ちょっとまて!まだ何も分かってな・・」

俺が言い終わる前に河陰は扉を閉めた。

十秒ぐらい経っただろうか、廊下から走ってくる音が聞こえた。


そして扉がすごい勢いで開いた。そこにいたのは。

「潤君大丈夫?」

「潤大丈夫か?」

穹とくっペーだ。

「ん?あぁ俺は平気だ!」

あれ?なんだろうみんな、なんか変な感じになってる。

言葉に言い表しにくいが、なんだろうモジモジしてるって言うか・・・

くっペーは普通なんだが・・・穹が・・・

なんだろう、告白する前っていうか、・・なんというか。

そして俺と穹との目線が重なった。

穹は今までも赤かったその顔を、さらに赤くして下を向いてしまった。



「おいおいどうしたんだ?」


何だろうこの空気・・俺がこの空気作ってしまったみたいだな・・。

そしてこの空気を打破したというか、この空気から真っ先に口を割ったのは


穹だった。

穹はなんか、恥ずかしそうに言ってる。

「じゅ・・じゅじゅじゅ・・潤君・・」

俺は、「ん?なんだ」と軽く聞き返した。

「ま・・前は・・隠したほうが・・・いいかと・・。」



さらにくっペーも付けたす

「潤・・・お前・・・自分の体よく見ろよ・・・俺は男だから別にいいけど・・・」

「ん?」

そういって俺は自分の体をみる・・・・





俺・・・裸じゃん・・・




穹のほうをみる。


穹はいなかった。

「あいつなら出て行ったよ・・」

・・・・・

・・・・・

何だろうこの気持ち・・・とてもむなしいというか・・俺の中のなにか大切なものが壊れたって言うか・・・

くっペーは黙ってうなずいている


穹と大きく溝ができた気がする。

くっペーが話しかけてきた瞬間

「・・・何も言うな・・・分かってる・・・」

即答で沈黙という空気を作りだす。


俺は分かっている・・そう言い残してくっぺーは穹の後を追うためと、俺のことを思って病室を後にした。


一人沈黙の中にいる。

ちょっと待てよ。まさか・・・河陰の言っていたことは・・このことか・・・。

てことは・・・・

さっきまで話していた河陰は・・・・

河陰は・・俺の・・・

俺の・・裸を・・・

見た・・のか・・・。

・・・・・・

正式には見ていたというのが正しいんだろう・・・。

さらにもう一本俺の中の、何か大切なものが壊れました。

忘れ物と言いながらくっペーは戻ってきた。

「あああぁぁぁぁぁぁぁ」

「っつおわ!な・な・な・な・なにが?」

突然大声を出されたので、くっぺーもビックリした。

「急にどうした?」

「な・・ん・・なんでもない」

そりゃあいくら友人でも、河陰っていう女と裸で会話してました。なんて言えない。

・・・・

・・・

「いやぁ・・何でもない・・何でもないんだ・・ははは・・ははははは」

苦笑いもそこそこに俺は、ベットにもぐりこんだ。

「お・・おう」

くっペーは忘れものとやらを取ると、ダッシュで病棟を後にした。



もういやだこの国。この世界。

布団の中で目を閉じる・・・・



「そういえば・・・着替えってどこに?」




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