第十五話:聖騎士団三位
何とか書けました・・・
よく見直していないのでたぶん誤字があると思います
その時は感想ページに書いていただくと、速攻で直しますので。どんどん書いてくださいww
以上作者からでした。
ところで何で俺が地上界に逆戻りしないと、いけないのかと言うことを説明しよう。
まず今回の敵と言うのは魔族と俺らと同じ堕天使らしい・・
そして奴らは地上界になぜか進行しているらしい。
昔ここの天界には、いろいろな機関があった。
天界危機管理省や天界経済省・天界裁判省などたくさんあった。
その中に一つに天界研究魔術省というのがあった。
そこでは新たな道具や技・魔法陣の研究などを、おこなっていたという。
そしてその天界研究魔術省の中でも、トップクラスの人にしか、知らされていないことがあった。
それは
「天使融合?なんすかそれ?」
「おい!潤。口を慎め!」
怒る夏織。
「まあ気にするな。天使融合いうのは簡単にいえば天使強化だ。それも桁はずれに能力が上がる。そして出来たのが・・・・お前ら堕天使だ。」
「なんで堕落した天使ってなってんだ?別に最強天使とかでもいいんじゃね?」
確かにそうだ天使+天使=最強天使でもいいのでは?
「確かにそうだ、だがそれは天使+天使の場合だ。天使融合というのは、天使+人間だからな・・・。」
って俺達が堕落してるとでもいいたいのか?
まぁそんなことは今はどうでもいいか・・・。
「これも昔のことであまり詳しい資料は残っていないのだが。天界研究魔術省はこのことを極秘で行っていたのだろう。」
そして紅亜第一位は、さらに話を続けた。
「だが研究はうまく進まなかった・・・。完全でないデータから生まれたのは、まだ未完成で、何も知らないまま生まれた堕天使だ。
それゆえに、あらゆるものを破壊し続けもう、天界研究魔術省だけでは収まりきらなくなってしまっていた。
初め奴らは増殖機能が劣っていたため、どんどん数は減っていった。
だが、そこに元聖騎士団第二位が増殖能力の発達に手を加えた。・・・・
その瞬間彼らはガン細胞のように増殖し続け、最初は小規模ぐらいだった数が、部隊レベル・軍隊レベル・一国レベルと、どんどんと数が増えてきた。正直そのままでは、天界はそいつらの数に負けて一瞬と持たず崩れていただろう・・・」
そんな大軍どうやって蹴散らしたんだろうか・・。
誰もが諦めるであろう・・一国レベルの軍が一斉に攻めてきて
ただでさえ軍数が少ない天使族にはとてもではないが勝機は薄いといってよいだろう。
「なぜ天使族は持ちこたえたんだ?」
「その話は私から話すことではないな・・・。なぜならそのことについてよく知ってるのは、お前が今から向かうところにいる人から聞くといい。なんにせよ貴様の仕事は魔族と堕天使の殲滅だ。」
ってなことがあり大雑把ではあるが、説明を終えよう。
目の前には光り輝く天界門。
そして天界門の管理人さんとあいさつを交わし門を開けてもらった。
足を踏み入れる。
「うおっ!」
吸い込まれた。
その瞬間また頭の中に無数の数値っぽいのが流れ込む。
「頭いてぇ・・・」
そして乱暴に外に投げ出された。
無事戻ってこれた地上界というのは、何も変わっていなかった。
体を起こした瞬間、急に体中に寒気が走った。
な・・なんだろう・この寒気・・?
目の前にはあの時見た変な敵と似ている奴がいる・・・。
「まさか・・いきなり出会うなんてな・・ついてないな・・。」
そのとき一瞬頭をよぎった
「そういえばどうやって戦うんだろう・・。」
戦い方を知らない戦士とは、ただの立っている人である。
敵は二足歩行の人間型だ・・。
手のひらを俺の方向にむけてくる、そこから青い発光体が発生する。
「・・デル」
その光はあらゆるものを破壊して俺のほうに迫ってくる。
「っちくしょう・・」
とっさに顔面をガードした・・・まぁこんなことしても、どうせは死ぬんだけどな。
デルといわれる破壊光線は接近、そして俺にぶつかる。
その瞬間、俺の頭の中に無数の文字みたいなのか流れ込む。
「またかよ・・・なんなんだ・・頭いてぇ・・」
バリバリバリバリ・・・
己の両手から魔法陣ぽいのが発生した。
その力で俺は守られた
「な・・なんだ・・これ・・?」
自分でもびっくりしている・・・この力はなんだ?
なにはともあれ、己の拳を強く握る、敵に向かって走り出す。
敵は何が起こったのか理解できてないようで、固まっている。
そのまま敵の頬をめがけて、自分の右手を振りかぶる。
殴った瞬間 また頭に文字みたいなのが流れ込む。
そして手が激しく光りだす。
「ガガガガガ・・!」
殴られた敵は、そのまま自分でも驚くほど吹っ飛んだ。
立ちあがった敵の顔面は、左の頬が無くなっている。
「あ・・・アガ・・ガガガ・・!!!」
右手を剣に変えて、俺に向かって突っ込んでくる。
剣を振りかぶる、手を広げてガードする・・頭に文字っぽいのが流れてくる、手からまた、魔法陣っぽいのが発生する。
すると、どうだろうか・・敵の剣がどんどん削られていく。
敵は押しきるのは無理と見たか、身をひるがえした、その右手の刀身は大きく削られている。太刀ぐらいだった長さは、今ではナイフぐらい短くなっている。
「俺にも【デル】使えるんじゃねーの?」
右手を敵の方向にむけて、光の球を作るみたいにイメージする。
すると光の粒子から構築された発光体が発生する。
「ん?赤い?」
光の色が赤い・・・まぁいいかとりあえず思いっきりブチかます。
「うおおぉぉぉぉぉぉ」
その光はどんどん肥大していく、右手が痛くなる・・・もうそろそろいいんじゃね・・?
そのままボールを投げるように振りかぶり投げつける。
その光は敵が使った【デル】というものと同じようにあらゆるものを破壊していく。
敵はその光に飲み込まれた。
その光が通り過ぎた後は一本道が完成している。
あいつは多分死んだのだろう
「はぁはぁ・・・頭いてぇ・・・」
何気に簡単に倒せるじゃん・・・余裕じゃんか・・
にしてもあの寒気は、と考えた瞬間だった。
ジジジジジ・・ジジ・ジジジジ・・ジジジジ・・
「・・・・ま・・まじですか・・?」
時空が切れそこから姿を現したのは自分の何十倍もでかい化け物である・・
「ちょ・・・これ・・まじ・・?いい鬼畜じゃん」
とりあえずさっきの技で仕留めるか・・・。
さっきと同じイメージをして、光の球をつくる、そして投げる。
化け物にぶつかったが、怯ませるぐらいにしかならない。
「まじ?」
「グオオォォォォォ」
振りかざした右手が俺のほうに、突っ込んでくる。
「くそ・・」
両手で守る。
頭の中に文字が流れてくる・・・けた違いな量が流れてくる。
頭が割れる・・・その瞬間俺を守っていたと思われる魔法陣っぽいのはかき消された。
そのまま右手の鉄拳が俺にぶつかる。
「う・・ごほ・・」
意識が吹っ飛ぶ、そのままどこかのビルに突撃・・。
「あ・・が・・っつてて・」
体が硬かったのが幸いだ、ミゾオチを殴られた感じだった。
「息・・が・しに・・くい」
ハァハァ・・・マジかよ・・これは鬼畜すぎるぜ。
その怪物は口をあける、デルだ
このデルの大きさは、俺がさっき放ったのよりはるかに大きい・・・。
がれきに埋もれている俺は、身動きが出来ない。
この大きさは俺の力でも、止めることはできないでしょうね。
デルはそのまま速射された。
無駄に右手を挙げて無駄に抵抗してみる。
青黒い光は俺に向かって真っすぐ向かってくる。
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
「こんな雑魚にやられるのか?貴様は」
そこに現れたのは・・・・
これからもがんばろう・・・
チョコメロン頑張ります!