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第十四話:聖騎士団

今回はちょっと急ぎぎみで書いたので

内容がちょっと薄いところがあるかも知れません。

あとよくわからないところが、ありましたら。

コメント(感想ページにて)でお書きください

それでは第十四話大変長くお待たせしました。

どうぞ!

目の前には仮面をつけた奴かいる・・。

普通なら殴ってやるのに・・・今じゃこいつの何というか、押しつける力というか

なにかで、体が動かない・・・

なんだってんだ?まったくよぉ・・。

俺の力ならこんな奴簡単に・・倒せそうじゃねーな・・・。

だけど・昔のあの時の・・・力・・・・

おっと、あれは使わないんだったな・・・。

「・・・どう・・し・た・黙って・・」

口を動かそうにも、動かない・・このままじゃ・・やられちまう・・

「死に・・た・いか・・」

右手に握っているその剣を振り上げる。

「・・・・地縛り」

どこからか声が聞こえた、この瞬間俺とヤスとの地面に魔方陣が敷かれた

体がうごかねぇ・・・金縛りにあったみたいだ

その瞬間、目の前に天使(藤宮夏織)が現れた

「貴様どんな奴と戦ってるんだ・・・逃げるぞ・・。」

驚いた顔で俺に怒鳴ってくる。

「時空転移!」

目の前が急に白い光に包まれた。

「っうぉ」

頭の中に急にいろいろな文章みたいな文字が何かが流れ込んできた・・・。

あまりの光の強さに目を閉じた、そして目を開けるとそこは、小さな丘の上だった。


また尻から地面に落ちる。

「おどぉ!」

そして夏織と目が合う。



「ったく何やってんの?死ぬ気?ってか死ぬの?」

「死ぬ気はさらさらない!   ところでさっきの奴知ってんのか?」

夏織はしらないと手をふる。

さっきの圧力はなんだったんだろうか・・。

などと考えつつ、ふと後ろを振り返ってみる。

「・・・くっぺー?穹?」

二人が倒れている。

「おい!大丈夫か・・・!」

倒れてる二人に駆け寄る。

意識はないようだが、呼吸はしている。

一安心して胸をなでおろす。

「こいつらはお前より、先に連れて来たんだが・・。どうやら時空転移のときの負荷がかかりすぎたようだな・・。」

しかし不思議なもんだな・・・と夏織はちょっと首をかしげる。

「なにが変なんだ?」

「時空転移には巨大な魔力を必要とする。ふつう初めて時空転移をうけたとき、強力な魔力により失神するのが当たり前なんだが・・」

お前の場合は特殊なのか?と考えている。

「とりあえず、こいつらを運ぶぞ!」

空気を変えるように話しかけられた。

「また時空転移使うのか?」

「ん?あっあれは使わない・・・正直あれは通常使ってはいけない術なんだ・・。」

・・・・へ〜としか言いようがなかった。

「今回は堕天使救出のために特別に許可を貰っていたのだが・・・。」

「なんか救世主が助けられるって不思議な気分だな・・。」

とか何とかいいながら、くっぺーを背負おうとする・・・


重い・・

そりゃ自分よりも、身長も体重も大きい人を背負おうなんて結構シンドイことだ。

「うっとこらっせ・・・持てん・・」

力のない俺には到底無理な話。

そんなことを言っていると向こうから

「お〜い!モヤシっ子く〜ん変わってやるよ、この天使夏織様がね〜」

俺は心の底から思った(うぜえええぇぇぇぇぇええぇぇ)

・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・・

でもここで無駄な意地を見せても、俺が無駄に体力が減るだけだ

そんなことを考えて立ちあがる。

穹のほうに歩み寄る、失神したとはいえ簡単にいえば、寝ているに近い感じだ。

軽い寝息を立てて横たわっている。



穹は思っていたよりも軽く、簡単に持ち上がった。

夏織は難なく、くっペーを背負い歩きだしていた。

「お〜い早く来いよ〜」

男みたいな口調で夏織は俺を呼んでいる

俺は穹を背負い軽く走る感じで追いつく。

「そういえばこれ、どこに持って行くんだ?」

夏織は物扱いかよ、などと言いながら

「天界異常危機管理省の保健局っていうところだ。」

へ〜といいながら歩いていく。

「目の前に見えるだろ・・・あのでかい塔みたいなの、あれが天界異常危機管理省だ。」

そこには、なんかもうデカイとしか表現できないビルが建っている

正直馬鹿でかすぎる・・・

あの中にはいろいろな局があって、それの集合体が天界異常危機管理省っていうらしい

「にしてもでかいビルだな・・・」

このビルの3階に病棟がある。そこに、穹たちを寝かせて、穹達のよこでボーっとしていると、俺を呼ぶ声がした。

「おい潤・・・お呼びだ。」

ちょっと真剣な雰囲気をだしながら、夏織が近寄ってくる。

「俺だけか?」

「本当はこいつたちも、呼ばないといけないのだが・・状況も状況だからな。リーダーとしてお前をつれていく。」

了解と手を挙げて立ちあがる。夏織がこっちだと道を案内してくれる・・・。

10分ぐらいで、その俺に用があると思われる人の部屋の前についた。

扉は3階建てのアパートぐらいの高さだろう・・・。

「ここもでかいな・・。」

軽くノックをしてから、夏織が

「聖騎士団・紅亜(こあ)第一位   堕天使・小山潤をつれてきました。」

そういうと「入れ」という女性らしき声が聞こえた。

そのでっかい扉を開くとそこには、大きなテーブルと椅子があり各椅子には1〜10までの番号が振ってある。

さっきの声の主は、一番奥に座っているあいつだと思う

そしてその椅子に、強そうな人たちが座っている。

そして7と2の数字のところだけ空いている。

「御苦労だった、聖騎士団・藤宮夏織第七位」

へ〜夏織って七位だったのか〜    

ん?七位?

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・



俺は聞き間違えたのかと思った。

さっき第七位って言ったよね・・・夏織ってそんなに偉かったの?

俺そんな位の人の裸を見ちゃったのか…

ってそんなことはどうでもいいんだよ・・俺・・。

ところで聖騎士団ってなに?天使じゃないの?

数々の疑問が生まれてくる・・・・。

だが、こんなことも質問できないまま、話はどんどん進んでいく。

「というわけだ、堕天使潤。貴様には、地上界でその軍の進軍および増軍を防いでくれ。」

なに?へ?お?Way?

地上界になぜ戻る?穹は?くっペーは?てか戦い方は?

何でこんなに混乱してるんだ

「了解しました〜。」

あ〜やっちゃったよ俺・・・内容分かんないのに、適当に返事してしまってる。

そんなことを悔やんでいると、会議は終わった。俺はすぐさま、夏織のところに駆け寄り

さっきのことを分かりやすく、説明してくれと頼んだ。

「お前さっきの話聞いてなかったのか?」

「意味分からんかった」

「ったく・・・何でお前が堕天使に選ばれたんだかな。」

へへへと苦笑いをして話を聞くこと30分

「あ・ん?・・ん・ん〜何とか理解できたかな?」

「なぜそんなあいまいな返事なんだ・・・私は忙しいんだぞ・・ったくもう行くからな。」

ほいほいと軽く返事をする。



さっきの話の内容を分かりやすく説明すると。

ようは地上に戻れということだ・・・。

そのためにまた天界門の場所まで行かなければならない。(ちなみに天界異常危機管理省内の地図はもらってあるので迷うことはない。)

穹たちは意識が戻り、次第地上界に送るということだ。

俺は天界門特別設置室に向かった。

夏織からは地上界には、聖騎士団第三位がいるから安心だろうとのことだった・・・。

こういうことは何か緊張する。

そんなことを考えてると、もう天界門特別設置室についた。

扉を開ける・・・・そこには光り輝く門があった。

「これが・・・天界門・・」

その門に通じる階段を一歩一歩のぼっていった。


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