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作者: なきがら

いつか、「」な場所へ

たどり着けるはずだと進み続ける。

 いつからこうしているのかはもう分からない。

目が覚めたら進み、動けなくなり目を閉じ、また目が覚めたら進む。

目印も無い、コンパスはもう壊れてずいぶん経つ、方角はずっと分からない。

 だから進んでいるのか、止まっているのかさえ分からない。

おそらく、進んでいるのだろうと信じて、手を、足を、前に伸ばす。


 何かが明るく光る場所へ、ただ進む。

 何かに遮られたようにまた動けなくなった、また、眠る。



 いつからこうしているのかはもう分からない。

目が覚めたら進み、動けなくなり目を閉じ、また目が覚めたら進む。

目印も無い、コンパスはもう壊れてずいぶん経つ、方角はずっと分からない。

 だから進んでいるのか、止まっているのかさえ分からない。

おそらく、進んでいるのだろうと信じて、手を、足を、前に伸ばす。


 何かが仄暗く光る場所をめざし、ただ進む。

 何かに遮られたようにまた動けなくなった、また、眠る。



 遮っているものはいったいなんだろうと、考える事も無く進む。

その正体に気付いたら進めなくなる気がして、足を動かす。


 大事なものに向って歩いていたはずなのに、大事なものを忘れてきた気がする。

それでも明るく光る場所へ進む。

そしてまた進めなくなり眠る。


 遮っているものはいったいなんだろうと、考える事も無く進む。

その正体に気付いたら進めなくなる気がして、足を動かす。


 大事なものに向って歩いていたはずなのに、大事なものを忘れてきた気がする。

それでも仄暗く光る場所へ進む。

そしてまた進めなくなり眠る。



 目を覚ますとき、いつも誰かが呼びかけている気がした。


 だけど見渡してもその声は聞こえず、何も見えない。


 だから、追いかけて進んでいく。


 目が覚めて、動ける限り、いつまでも。

話を書くって言うのが、まだよく分かってないですが、とりあえず形を浮かべて見ました。

自分の書きたい事がもっと自由に書けるようになるまで、短編が続くかもしれません。


いつか連載にしていきたいな・・・と思い、実行・・・できるかな?。

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