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朝陽の恋は

他サイトで公開してる物語を修正、加筆して投稿します。ミステリー要素はそんなに強くないです。朝陽が触れた（どちらかというとゲスいとこも）、ちょっと気になったことの答え合わせをしてるようなものです。最後は、弟の翔も朝陽の気持ちの答え合わせをします。

　通り過ぎていった想い。

　振り返ることもなく、ふと気づく。

　あ、そうだったのかなって。

　もう、遅いけれど。

　そんな感じで。

　だから、わからない。

　けれど、想って、想われたい。

　それって、すごく幸せなんだろうな。　

　私は、どんなひとと恋をするのだろうか。

　それは、どんな恋になるんだろう。　

　他のひとの恋に触れて、こういう恋はいいなって、思うこともなく。

　そもそも、恋をしたいっていうのも、まだないんだけれど、ね。

　けれど、いつかはって。

　待ってるの。