登場人物(山吹色の少女編)
(山吹色の少女編)
現利愛(13) 身長:153cm
[物語上の立ち位置]
椿の友人
[容姿]
山吹色の髪と瞳、十人いれば九人が振り返る整った見た目をしている。
髪の長さは、肩よりやや上程度。毛先がウェーブがかっている。
[パーソナルデータ]
霧生院学園中等部の一年生。
[魔力色]
山吹色
[性格]
テンションの高さとコロコロ変わる口調、物事の視点を定めると他のものが見えなくなるなど、結構な変わり者。距離感を感じさせないフランクな態度が持ち味(?)であり、割と誰とでも無く仲良くなれる。一方で彼女自身が自分の本質を見極め切れていないところがあり、表面上の性格と内面が一致するかは定かでは無い。
[特徴]
身体能力は高く、霧生院学園中等部学年十二位の実力者であるため、魔術の技能はそれなりのものを持つ。ただし、武術を学んだことが無いため、接近戦はあまり得意では無い。
霧生院卯月(13) 身長:159cm
[物語上の立ち位置]
椿の友人
[容姿]
青みがかった黒い髪に群青色の瞳を持つ。中学生女子にしては高めの身長にモデルのように足がすらりと伸びている。顔立ちも幼い少女と言うよりは、美少年のような爽やかなものであり、学園内でも「王子様」扱いされるほどである。
髪型は、頭上に一本で纏めたポニーテール。
[パーソナルデータ]
霧生院学園の一年生。
[魔力色]
群青色
[性格]
椿、利愛に比べるとやや大人びた性格。三人の中でのスタンスとしては、利愛が「ボケ」、椿が「ツッコミ」、卯月が遠目から生暖かく見守ると言った感じ。ただし、椿がいない場合は「ツッコミ」に回る。
学園で王子様扱いされるだけあって性格には凛々しいところがあり、困っている人を見過ごさない正義感のようなものを持つ。しかし、これは心底からその人を助けたい、と言う思いでは無く、「困っている人を見過ごす自分で在りたくない」と言う思いからのものである。
大人びて見える反面、初心なところがあり、女子校育ちであるため、意識する異性が相手になると途端に狼狽してしまう。
[特徴]
霧生院学園中等部学年六位に恥じない剣術と魔術技能を持つものの、状況を見て勝利へ至る道筋を立てる戦術の組み立てはあまり得意では無い。
柊大和(34) 身長:175cm
零余と椿の叔父であり、細目が特徴的な男。椿の魔力制御の手解きをするなど、彼女の師匠と言える間柄であり、良好な関係を築いている。
研究に没頭し過ぎる嫌いがあり、柊家地下の研究所にこもっていることが多い。
柊桔梗(35) 身長:162cm
零余と椿の母親。日常的に和装を身に纏っており、艶のある長い黒髪を持つ。
柊家の歴史の中でも魔術の才能だけなら一つ飛び抜けている椿を育てることを第一と考えている。
榊原玲(13) 身長:158cm
霧生院学園中等部学年次席の少年。主席である椿を目の敵にしている一方で、その実力や容姿に惹かれている。
速水(13) 身長:162cm
霧生院学園中等部学年四位の少年。利愛の二回戦目の相手。