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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

朝顔

 通常なら、中宿や茶屋で粥を食べた若旦那と明け六つに開いた大門の前で待ち合わせ、店へ帰る道中いいわけの口裏合わせなんかをしたりするのに。

 時間になっても若旦那が現れない。

 なにかあったのかと不安になる、今年数えで十五になる少年。名前をサクといった。

 サクの胸によぎる不安とは、なにせこんな言葉で若旦那の背中を押したからだ。押したというよりも、突き飛ばしたと言った方がいいのはこの若旦那。大門の面番所前で派手にすっ転んだのだ。

「大森の海苔問屋、門屋の若旦那ともあろう方が岡場所なんかに行くなんて。どうせなら吉原の海老屋辺りで遊んでくださいよ……!」

 手代に突き飛ばされたのが恥ずかしいのか、転んだのが恥ずかしいのか。

 若旦那は捲れ上がった着物の裾をパンと派手に叩きながら、

「いくらうちでも海老屋はムリだ」

 胸を張って言う。

 無論、そんなことは先刻承知。

 大旦那から、「遊女遊びもいい加減にしてもらわないとね。いい年なんだから」と耳打ちされ、吉原で存分に恥でもかけば懲りるだろうと一両一分持たされた。

 銭勘定で言えば、一両一分あれば揚代は足りる。だがここで肝心のものが若旦那にはなかった。

 気楽な岡場所とは違い、吉原には面倒なしきたり云々がある。

 面倒なことは嫌い。恥をかくのも嫌い。こっぴどくそれらを味わえば、心を入れ替えて商売へ目を向けてくれるだろうと信じた親心。

 だが、もしかすると。

「わたしが時間を間違えて行き違いにでもなったのかな。それで金が払えなかった若旦那は今頃……付き馬といっしょに店へ行ってしまったのかな」

 どうしたものかと思案に暮れていると、目の前をお武家さまらしき人物が歩いていくのが見えた。

 かなりくたびれた着物ではあったけれど、所作から察するに男は侍に違いない。

 だが両手に朝顔の鉢植えを提げている。

「申し訳ございません」

 サクは通り過ぎていく侍に声をかけた。

 侍は眠そうな顔で振り返り、「なに」と一言だけ言った。

「これから廓の中へ行かれるのですか?」

「ああ……まあね」

「わたしもいっしょに付いて行ってもかまいませんか」

「お前が?」

「はい。実はここでうちの若旦那と落ち合う手はずなのですが、一向に現れないので廓まで行ってみようかと思うのです。なにぶん、このような場所は不慣れで……」

 刻も刻だし、面番所であれこれ役人に問われるのは嫌だ。

 そう思ったサクは、ちょうど通りかかったこの侍に声をかけた。

「かまわねえよ」

 ぶっきらぼうに男は言い、サクが駆け寄るのを待った。

「お侍さまにこんな図々しいお願いをして、申し訳ありません」

 横に並び、改めて男の両手に提げられた朝顔を見た。

 これまでサクが見たことのある色合いや形が少しばかり違っていた。

「きれいな朝顔ですね」

「ああ、これか。注文でな」

「注文? ああ、花魁の」

「花魁? 俺がそんな大層な遊女おんなと会えるかよ。これは局の遊女おんなに頼まれたんだ」

 局とは吉原の中で最下級の遊女のいるところだ。

 ということは、この男。

 身なりはそれなりに整っていて侍然としているものの、どうやら禄は少ないようだ。

「なんだ? おかしな顔しやがって。武士だってな、食っていかねえとなんねぇのよ。だからこうやって俺は朝顔を売って日銭を稼いでいるのさ」

「ちなみに禄はいかほど」

「失礼なことを聞くな、どこぞの手代さんよ。……まあいいや。俺の禄高は三十俵二人扶持だ。あ、お前さん。こいつ貧乏とか思いやがっただろ」

「思っていませんよ。腐っても鯛って言うじゃないですか」

「……ほんと。お前って失礼な小僧だな」

「ふふ。刀や脇差を差していないお侍さまは怖くありませんから」

 吉原に入るには高札場で刀などを預けなければならないしきたりがあるのをサクは知っていた。

 得意げな顔で笑い、自分より頭二つほど抜き出ている男を見上げた。

 くだらない話をしていると角町に着いた。

「もうここで結構です。お手間を取らせてしまいました」

 生意気な口を利いていた割りに、深々とお辞儀をするサクに侍が闊達な声をあげて笑った。

「なんか、いいね。俺は渋江弥十郎ってぇ名前だ。お前さんはなんていうんだ?」

 サクはぴょこんと頭を跳ね上げて、

「わたしは大森の海苔問屋、門屋で奉公しておりますサクと申します」

 首を傾がせ、歳相応の笑みを見せた。

「そうかい。サクっていうのか。またどこかで会ったら、遠慮なく声をかけてくれや」

「どこかで会ったら、ですね」

「サクよ~。そこはすかさず、海苔のご用命は門屋へぜひ、とかなんとか言うもんだろう?」

「うちの海苔は御膳海苔ですから。三十俵二人扶持の渋江さまに買えるかどうか……」

「いらん世話だ」

「では」

 さすが商家の奉公人。

 はきはきとした口ぶりで、

「次に会うのは朝顔市というところでしょう」

 と言いきった。

「お前が顔を真っ赤にするくらいの色っぽい朝顔を咲かせて、市に持っていくよ」

 弥十郎は両手の鉢を掲げて言った。

 下級遊女としか遊べないような御家人が、いったいどんな朝顔を咲かせるというのだろう。

 サクはそんなことを考えながら、西河岸へと向かって歩く弥十郎に手を振っていた。

「朝顔市か、……楽しみだな」

 指先で唇を押さえながら、零れる笑みを必死で隠すサクだった。


「まったく……」

 サクはほとほと呆れたといった風に呟いた。

 下谷の大屋敷裏長屋にある弥十郎の邸に幾度となく通うようになったサクは、上がり框を備えた客用入り口の土間からではなく、家人が出入りする東側の土間から上がるほどの仲になった。

 さて、サクがここへ通うようになったのには理由がある。

 いい遊女でもできたのか、吉原へ足しげく通うようになった若旦那であるが。どこで知り合ったのか、弥十郎と連れ立って行くようになった。

 それはまあいい。

 ところが、大旦那の思惑を大きく外してくれたのがこの渋江弥十郎という男なのだ。

 茶屋を通さなけりゃいらぬ銭も払わなくていいと、素上がりのできる小見世へとあろうことか若旦那を連れ込んだのである。その分長居ができると、浅慮の若旦那は吉原へ入り浸るようになった。

 それを咎めるために弥十郎の邸を探し当てたサクは、文句のひとつでも、いやいや、少々手荒なことをしたっていいとさえ思いながら向かったのだが。

 ──男所帯に蛆が湧く。

 蛆こそいなかったが、それに近い有様の酷い邸だったのだ。あまつさえ化け物屋敷とまで近所で囁かれてもいた。

 問い詰めて、文句を言って、ぶん投げてやろうと思っていたのにすっかり毒気を抜かれたサクは、持ち前の器用さで見る間に邸中を片付けていった。

 その間、弥十郎がなにをしていたかというと、「疲れただろう」と一時毎に茶を沸かすくらいで、ほかには何の役にも立たないダメ男だった。

 サクが通うようになったのも、若旦那を誘わないようにとの目付けと掃除や賄いのためである。

 それが功を奏して、サクが来るのをおとなしく朝顔の世話をしながら待つという生活に落ち着いた弥十郎。

「七日来ないだけで、もうこの有様ですか。まったく……渋江さまは汚すためだけに邸におられるのですね」

 下級武士であっても、武士は武士。こんな言葉をほかの侍にでも言えば、確実にサクは手打ちにされる。だが、のんびり寛ぐこの御家人は違った。

「サクが来たときに仕事がなきゃ、つまらねえだろう。だから、わざわざ汚してやってんだ。感謝しろよ?」

 弥十郎はまったく意に介さず、飄々と返す。

 手打ちにしようにも、弥十郎は武士の命とも言える刀を持っていない。金に困って質に入れたのだという。

「わたしの仕事の心配よりも、ご自分の心配をなさったらどうです?」

 ごろりと横になっている弥十郎の頭元には床の間があり、そこにはなにもかかっていない漆塗りの掛け台が無造作に置かれてある。それに視線を遣ったサクは小さく嘆息した。

「刀はまだ引き取りに行かないのですか?」

「ああ、いかねえよ。遠からず……不要になるからな」

「またそんなことを言って、……ケチな真似はせずにとっとと引き取りに行かないと流されてしまいますよ?」

 弥十郎は面倒くさそうに舌打ちしながら、サクへ背を向けるように寝返りを打った。

「都合が悪くなるとすぐそうやって顔を逸らす。……いいですよ、渋江さまの刀なんですから。お好きにしてください」

 袂から取り出した襷で着物を整え、掃除の準備に入る。それが終われば夕餉の支度をして、風呂を沸かす。

 サクの意識はとっくに刀の一件から離れていた。

 だが、ぞりぞりと奇妙な音がして振り向くと。

「……サクは俺の顔を見りゃあ、刀、刀って言いやがる。あれはもう要らねえって言ってんのに信用しやがらねえし、……そいつは俺に信用がねえっつーことの意思表示かい。ああそうですかい」

 畳の目をご丁寧に逆さになぞり、浮き上がったところを引っこ抜くという暴挙に出ていた。

 それでなくともボロ屋敷であるのに。

「なにをなさっておいでで?」

 室温がぐぐっと下がった気がして、弥十郎は無意識に身体を震わせた。

 尻をまくるように起き上がり、先ほどまで穿り返していた畳の目を必死の形相で戻す。

「こいつはすまねえな。なに、サクの手を煩わせることでもねえや。ここは俺が直しておくからサクはてめえの仕事を片していてくれ」

「当たり前です」

 どちらの立場が上なのか。

 肩をそびやかしたサクは野良猫みたいな威嚇をして、土間台所へ向かった。

 こんな風に顔を付き合わせれば小言か口ゲンカの二人であったが、一時もかからず仲は元通りになる。

 腹のない言葉とは尾を引かないものなのだ。

 夕餉も終わり、風呂支度をする頃には互いにケンカのことなど覚えてはいない。

「湯加減はいかがですか? 熱かったら遠慮なく言ってくださいね」

「少しばかり熱い気がしないでもねえが、……サクも浴すればちょうどいいかもしんねえな」

 桶風呂の中から、弥十郎の能天気な声が聞こえる。

「入りませんよ」

「つれねえな」

「掃除に洗濯、賄いに風呂焚きと……けっこう働いているつもりなんですけど。まだわたしを働かせたいようで……」

 嫌味のつもりだったが弥十郎はそうと取らなかった。

 ざぶんと風呂の中から立ち上がり、「そうか、仕事だと言えばサクはやるのか!」と全裸で叫ぶ。

「……わたしまで剥くおつもりですか」

「剥くとか言うな。情緒のねえ男だな」

「その、男を剥くことが情緒のあることなんですかね」

「男じゃなくて、サクを剥くのがいいんだ」

「ごめん被ります」

「間髪入れずにサクッと斬りつけてくるな」

 諦めたのか、弥十郎は桶風呂の中へと身を戻した。

 ところが、意外にもサクの顔は真っ赤になっていた。加減も考えずに薪を残らずくべてしまうと、俯いたまま濡れ縁から室へ入っていく。

 近所の寺から鐘の音がしていた。たぶん暮六つを知らせる鐘だろう。

 いくら夏とはいえ、そしてサクが弥十郎の邸にいることを店に告げて出てきているとはいえ、これ以上ここにいるわけにはいかない。

 自分に目を掛けてくれる大旦那に申し訳が立たないのと、もうひとつ。

 ぺたりと濡れた足音がしたと思うや否や、「サク~。耳掻きしてくれ~」と半裸の弥十郎が部屋へと転がり込んできた。

 認めたくはないが。

「サク?」

 ひょいと後ろから顔を覗き込まれて、サクはつい投げ飛ばしてしまった。

 畳の上で大の字になった弥十郎が、「サクの顔が真っ赤なんだが、……いつ風呂に入りやがった?」と訊ねてくる。

 武士が町人に投げ飛ばされても平気の平左。こんなうすらとんかちな男に、サクは惚れている。

 いつだ。いつからそんな素っ頓狂なことになったんだと考えを巡らせても、サクの頭に浮かぶのはヘタレたざまの弥十郎の姿だけ。

「これでお暇します!」

 踵を返し、濡れ縁から庭へと飛び降りる。勢い余って膝を強く打ち付けた。

 痛くて起き上がれない。蹲っていると褌一丁の男も飛び降りてくる。

「サク! どっか打ったのか!?」

「膝……を」

 顔を上げると、茜色の空に馴染むように心配顔の弥十郎がいた。

 サクの着物の裾を捲り上げると、血こそ出てはいないが、うっすらと鬱血の痕が見える。時が立てば紫色をした毒々しい痣が浮かびあがるに違いない。

 しかも器用なことにそれは両膝にあった。

「とりあえず冷やさないとな。……しっかり掴まってろよ」

 言うや、弥十郎はサクの膝裏に腕を通して抱き上げた。

 口をぱくぱくと開け閉めしている少年の様子を一切合財無視して、褌男はひょいと濡れ縁に足をかけた。

 大げさに騒ぐ弥十郎を必死に宥め、濡れ手拭いを用意させた。

 ひとり勝手に落ち込み、うな垂れる弥十郎は、「俺のなにが気に食わねえ」と呟く。

「気に食わないとか、そういうんじゃありませんよ」

 濡れた手拭いを痛む両膝へ交互に当てながら、やはり宥め口調でサクは答えた。

「あれか? 風呂でのことか?」

 ちらちらと機嫌を窺うような視線をこちらへ向けながら、弥十郎は唇を尖らせる。

「違いますよ……あの、……おかしなことを言うヤツだって思われるかもしれませんけど……ひとつ訊いていいですかね」

「なんだ」

「……渋江さまは廓に通うくらいだから、女の人がお好きなんでしょうけど、……その、……」

 サクはもじもじしながら手拭いを握り締める。その様に焦れた弥十郎が、「はっきりしねえな……そんなのサクらしくねえぞ」と切り返した。

「仕方がないでしょう。だって……」

 男は好きですかと、いけしゃあしゃあと訊けるほど肝は据わっていない。

 いつも生意気な口を叩いてはいるが、サクはまだ15だ。

 武士なら元服も済んだ年齢でも、大店で丁稚奉公しているサクの性根はまだ子供のままだ。

「おいサク? 膝……冷やすんだろ? 貸せ」

 握り締めたままの手拭いをぐいと引っ張り、取り上げた。

 刀など振ってもいない、朝顔作りばかりしているくせにやけに節くれだった指をサクはみつめ、意を決したように「渋江さま」と自分を手当てしてくれている男を呼んだ。

「だから、なんだよ」

 弥十郎は憮然とした声を放つ。

「わたしはどうやら渋江さまが好きなようです」

「おう、そうかい」

 そう答えて二度三度と手拭いを膝に押し付けると、その手がぴたりと止まった。

 そして急に忙しない動きで膝を擦り始める。

「い、痛いです。痛いです、渋江さま」

「悪りい悪りい……、で、だな? 今、なんつった?」

「渋江さまが好き、と」

 二度目の告白をすると、とたんに肝が据わった。

 自分の膝に置かれた弥十郎の手を取り、「おかしいですか? 男なのに、好きだなんて」と詰め寄った。

「好きに男も女もねえだろうが、……こりゃ、驚いた」

「ダメですか?」

「ダメもなにも……おまえはサクで俺は渋江弥十郎って野郎で」

 サクの勢いに押され気味の弥十郎は、しどろもどろでわけのわからない文句を並べる。

「抱けませんか?」

 こうなったら進むしか道はない。サクはあらゆる段階をすっ飛ばした。

 詰まるところの問題は、そこだ。

「さきほどわたしを剥くと仰ったじゃないですか」

「剥く、とは言ってねえ。いっしょに風呂にへえるかって……」

「わたしにとっては同じです!」

 舞い上がったサクは今にも押し倒しそうな勢いで弥十郎の胸倉に手をかけた。一歩間違えたら縊り殺しそうな勢いでもある。

「まあ待て、サク」

「なんですか!」

 発情期を迎えたメス猫は怖い。肝どころか目まで据わっている。

「気持ちは嬉しいがなあ、……なんともソッチの経験がねえ。この歳で怖ぇなんて言いたかねえけど」

「怖いのはわたしも同じです。いっしょですから」

「だから、なんでそんな急におまえ……」

 腰の引けた無様な侍が、貧相な体躯で歳も若い奉公人に迫られて慌てふためいている。

「だって、今夜は渋江さまのところへ泊まると店に知らせてくれたんでしょう? それならこうして一晩中いっしょにいられるのは今しかないじゃありませんか。それに……ここまで喋ってしまったら後がありません!」

「うわっ」

 なにやら取っ組み合いの様相を呈してきた。

 馬乗りになったサクは、剥かれるのは自分なのになぜだか弥十郎の褌を剥ぎにかかる。

「やめっ……バカ! サク! 勘弁してくれえ」

「武士がこの程度で泣き言を吐かないでください!」

 サクの無茶な叱咤と、弥十郎の哀れな悲鳴が下谷の夜に木霊した。


「渋江さま……」

「なんだ」

「次からはきちんと床でやりましょう」

「おまえがいきなりサカらなけりゃいいんだよ」

「……そうします」

 イテ、と呟いた二人。

 畳の上で大の字になって転がっている。弥十郎は素っ裸で、サクには着物がかかっていた。

「身体は平気か?」

「……平気ですよ。思ったほどではありませんでしたから」

「……?」

 がばっと飛び起き、「それはどういう意味だ」と弥十郎が詰め寄る。

 自分を凝視する男へ顔を向けたサクが、にこりと笑った。

「廓には朝顔売りだけで通っていた、ということですよ」

「……嫌味な小僧だ」

「はい、まだ小僧ですから」

 夜が明けたばかりだというのに、庭から気の早い蝉の声が聞こえてきた。

 サクと弥十郎は目を合わせ、やおら立ち上がる。

「行水やるか」

「はい」

「今度はおまえもいっしょだぞ」

「もちろんです」

 朝顔の蕾が緩み始めるころ、渋江の化け物屋敷から賑やかな笑い声があがった。


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