第七刀 銀と金のダブルアタック
皆さん、名前のアイデア本当にありがとうございました!!!
遅れながらですが、第七話、始まりです。
「「「「隊長ぉ〜〜!?!?」」」」
隊長が吹っ飛んだ。
いやまぁなに言ってんのかよくわからないと思うんだけどさ、本当に吹っ飛んじゃったんだよね、コレが。
しかも、この左手に持っている魔弾銃と言う代物一つで。
盾を粉砕しながら、隊長ごと、10メートルくらいさ、飛んだんだよ、人がさ、そりゃあもう綺麗に吹っ飛んで行ったよ。
あとで聞いたんだけど、あの盾は鉄で出来てる物凄く防御力があるものだって。
この銃さ、そこにもう一つの魔弾銃があってね、どうやら、二つで一対らしいんだ、笑っちゃうよな、だってこれ一つでこれだけの威力なんだから、二つ揃ったらどうなることやら。
まぁあえてこの武器を呼ぶとしたら、チート武器だね。
………。
もういいよっ!!!なんだよこの武器、チートすぎるだろ、なんでこんなもんが棚に置かれてんだよ‼普通誰にも届かないような場所においておくんじゃないの⁉しかも誰にも使えないとか言ってた割に素人の俺に使えたんだけど‼
この世界はなんでもありか。
と、一人ツッコミをしていると、俺たちが通ってきた扉から人がきて隊長を運んで行った、おそらく、救護班のみなさんだろう。
と言うか、この世界に救護班という言葉があるかさえも怪しい。
言葉で思い出したが、なんでこの世界の人の言葉がわかるんだ?まぁ召喚されると自動的に備わる能力でしゃべれるようになってるとかそんな理由だろうけど。
「あ、あの隊長大丈夫なのか、アリシア姫?」
「おっ、おそらくは大丈夫かと…、あのものもだてに親衛隊の隊長をしているわけではないでしょうし」
「そ、そうか、それならいいんだが、所で、この魔弾銃の名前は?」
「それは、黒い色に銀色の模様が入っている方が魔弾銃、そこの棚においてある白い色に金色の模様が入っているのが、魔弾銃と言うものです。」
「そうなのか…、ありがとう。アリシア姫」
ニコッと笑って感謝を述べて見たら姫さんは、みるみるうちに、顔が赤くなって、目をそらしてしまった。
ってこんなことをしている場合じゃない、ガランティアにアロンダイトだと?何故ここにアーサー王伝説の武器の名前が出て来る?
もしかしたら偶然かもしれないが、違うとも言い切れないからたちが悪い、それともこの国には昔にも勇者召喚をしたんじゃないのか?
そして、その時にも俺たちみたいに、巻き込まれた人がいたんじゃないのか?
そして、そいつがこの魔弾銃を作ったのだとしたら?
確信はないが、聞いて見る価値はありそうだな。
「あの、アリシア姫?つかぬことをきくがが、この国で、過去に勇者召喚をしたことはありますか?」
「いえ、ありません、これが初めてです王家の歴史をたどってもそんな記録はありません、第一召喚のための魔方陣は最近開発されたばかりのものなので、でもなんでそんなことを?」
「い、いや、少し気になっただけだから気にしないでくれ」
「は、はぁ…」
勇者召喚は過去には行われていない。
勇者を召喚するための魔方陣は最近開発されたばかり、本当に偶然の産物のようだな、だが、まだそうと決まったわけじゃない、まだまだ調べる必要はありそうだな。
あとはフラグが立たないことを祈るばかりだな。
と思いつつ、二つの魔弾銃と《アロンダイト》を持ってみたら、ふたつの銃からまばゆい光が放たれた。
なんだ!?この光は!!!
全員目をつむって目を開けると俺の目の前に裸の銀髪と金髪の幼女が立っていた。
そして俺はその二人の幼女と目があった瞬間に視界から幼女の姿が消えたと思ったら、腹部に強い衝撃を受けた。
そのせいで俺は後ろに倒れてしまった。
そして俺の腹の上に何かおかしな重量がのしかかっていた。
そう、あの銀髪の幼女と金髪の幼女が俺の腹の上に乗っかっていたのである。
そしてその二人の幼女の口が開いたと思ったら、こんなセリフが聞こえた。
「「主さまっ!!!!」」
最上草太、二度目のびっくりであった。
今回は新しいキャラが出ましたね。
金と銀の可愛い幼女だぜっ!!!
皆さん、沢山のアイデアありがとうございました!!!
今回採用させていただいたのは、ガランティアにアロンダイトと言うアーサー王伝説の武器の名前です。
この他のアイデアもちゃんと使わせていただきたいと思っていますので、感想などにアイデアをよろしくお願いします。
感想などをよろしくお願いします。