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十色の刀(旧 勇巻)  作者: 渦巻 汐風
第一章 レッツゴー異世界
5/20

第五刀 リベリオン王国 後編

こにゃにちわ〜ソルトんですっ!!!!!

後編です。

卒業式、疲れました(主にお尻が)

まぁ苦労して書いたので楽しんでください!!!!!

誰が本当の勇者かな〜、と思っていたら、いきなり隣で驚くような声が聞こえた。



「え…、俺が勇者?」

「わ、私も勇者だ…」

「私もだよ」



どうやらあの3人が勇者のようだ、と言うことは水本さんは俺と同じで巻き込まれたようだな、うん、正直予想ついてた。

ステータス見てた時驚いてたからな。


………。


あぁ俺もか。


まぁただ確信がなかっただけ。



「水本さんはどうやら、俺と同じだったってことだね。だが、これで決まったってことだ、じゃあこのあとは王様に会いに行くだけだな姫さん?」

「あ、あのソウタ様わたしはアリシア・ノース・リベリオンと言う名前があるのでそちらで呼んでいただけると嬉しいのですが…」

「あ、これは失礼、アリシア姫」



と、ニッコリ微笑みながら姫の名前を呼んであげた。

すると、姫さんは赤面しながら顔を俺から背けた。

お、これは脈ありか?とかそんなことを思って見たり。



「じゃ、じゃあ早くお父様に会いに行きましょう」



そういいながら姫さんは少しぎこちなく歩き始めた。



まだ照れてるんだな、結構可愛いな。

と思ったらいつの間にか隣に来ていた水本さんがいきなりビクッとしたと同時に姫さんも肩がビクリとふるえた、あ、まずいな声に出しちゃってたみたいです。



でも姫さんはともかく、何故水本さんが反応したのだろう?

つーか、なんか相坂?さんがこっちを見ながらニヤニヤしている。

もう、気にしないで行こう。



ちなみに姫さんは王の間に行くまでずっと顔が赤かった。



王の間


「よくぞ私の国リベリオンに来てくださいました。勇者殿とその友人殿。まずは歓迎しよう」



ずいぶんとテンプレな王様だな。



「ありがとうございます王様」



これは俺の言葉じゃない、光なんとか君の言葉だ。



「いや、例を言うのはこちらの方じゃよ、むしろ申し訳ないと思っている、この通りじゃ勇者殿と友人殿許してくれ。この国の民の為なのじゃ」



この王の言葉を聞いて確信した。

この言葉は、嘘偽りのない本心だと、王様自ら頭を下げるくらいだからな、しかも綺麗な土下座で。

相当民の事を大事にしている王様なのだろうな。


「だいたいの事情は娘のアリシアが言った通りじゃ。この世界は魔王によって支配されようとしている。2年前も魔王の軍勢が押し寄せてきたばっかりじゃ。勝ちこそはしたものの、敵将を倒せず相手の軍勢を大量に減らしただけじゃ、そのせいで多くの兵の命を失ってしまった」

「そして、苦肉の策として勇者召喚を決行した、と言う所か?」

「そうじゃ、勇者のコウキ殿、アカリ殿、カナ殿はいいのじゃが、巻き込まれたソウタ殿とシズカ殿はどうしようか迷っていての、できれば安全なこの城にとどまって欲しいのじゃが…、ちゃんと不自由のないようにするからの、どうしても外に出ると言うのならこちらで準備をしてからになる。魔王の城はかなり遠くの地にあり近づかなければ旅をしてもいいがどうする?」



「俺は自由に旅がしたいな、この城にとどまって暇を持て余してもな、つまらないからな、あぁ魔物とかが外にいるんだろう?それは大丈夫だ「剣術」スキルがあるからなしかもLevel3」



まぁ嘘だが。



「なんと!その年で「剣術」のLevelが3だと!?それならば安心して送り出せる、正直に言うと本当は心配なのじゃがLevelが3なら大丈夫じゃろう」

「例を言っておく王様。所で、水本さんはどうするんだ?そっちも巻き込まれたんだろう?」

「わ、わたしは…」

「何も決めてないなら一緒に来るか?旅に男一人は寂しいからな、まぁ水本さんがいいのなら、の話だけどな」

「えっ…」

「ちょっとまてよ!!」



なんか煩いのが来た俺は水本さんに聞いてるのになぁ。



「なんだリア充」

「リア充ってなんだよ?それよりなんで水本さんがわざわざそんな危険を冒してまで旅に出なきゃいけないんだ!水本さんは君と違って「剣術」スキルはないんだぞ!?」



あぁ、そうか、こいつは同じ中学じゃなかったから知らないんだな、水本さんの特技を…



「お前知らないのか?」

「な、何をだよ」

「まぁそうだよなお前は同じ中学じゃなかったからな」

「どう言う事だよ」

「水本さんはな、弓道部のエースでな?全国大会で第一位の成績を残したすごい選手なんだよ」

「それはすごいけど…、それとこれとは関係ないだろ!!」

「いいや、関係あるんだよこれが、さ」

「何故だ!」

「煩い、近くで叫ぶな、落ち着け」

「あ、あぁ悪かったよ」

「わかればいい、それで何故関係があるかって話だなそれは…」



簡単な事だ、何故俺に剣術スキルがあったのかそれは…



「俺は昔剣道をやってたんだ、多分それのおかげで剣術スキルがあったんだと思う」

「と言う事は…、は!!まさか、そうなのか?」

「お察しの通りだ」

「ちょ、ちょっとあんたたちだけで勝手に話し進ませんじゃないわよ」

「そうだよ、草太っち」

「まぁまて、話してやるから、簡単に言うと、もとの世界で得意だったものがこの世界では《スキル》やステータスの値として反映されるわけだ」

「そ、そう言う事…」

「と言うことは、水本さんは「弓術」スキルがLevel5、な訳だな、そうだよな?」



今まで黙っていた水本さんが口を開く



「はい、わたしは「弓術」スキルがあってLevelが5です…」



やっぱり、そうじゃないと俺に剣術スキルがついたことが説明できない。

多分水本さんにもオリジナルスキルがあるはずだ



「そうか、ならシズカ殿も大丈夫じゃな」


と言うか王様それでいいのか?そんな軽くて。






















シズカサイド


ばれちゃいました。

それにしても草太君、知ってたんですね。

少し嬉しいかも。


ずっと見ていることしか出来なくて、すれ違っても話しかけることができなかったのに、草太君は普通に話しかけてくれる。



今度はちゃんと伝えられるかな。

この思いは。


その前に話をつけなきゃ、今度は絶対に逃しちゃいけないから。



「そうだったんだ…」

「うん、黙っててごめんね」

「別に謝ることじゃないじゃない、むしろ誇っていいことよ」

「明利ちゃん」

「それに草太っちに任せて置けばなんか大丈夫そうだからこっちも安心できるんだよね」

「加奈ちゃん…」

「それに…、ついて行きたいんでしょ?最上に」

「うん…」

「ならいいじゃない、行けば」

「でも明利ちゃんたちは…」

「こっちはこっちで大丈夫だよ静っち。こっちには光輝っちが居るし、私たちは勇者だしね」

「うん、ありがとう!」



そうしてわたしは草太君の元へと歩いて行く。



それにしても、明利ちゃん達軽くないですか?













草太サイド



おっ、水本さんがこっちにくる、きまったのかな?



「で?決まった?」

「はい、私は草太君についていきます!!」



これで、仲間は決まったな。

どうでしたか?おもしろかったですか?

アイデアはまだまだ募集中なのでどんどん送ってくださいね。

感想など待ってま〜す、


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