第十七刀 幼女っ!!!!!!!!!
皆さん、お久しぶりです。
ソルトんです。
遅れた理由は、まぁ、あれですよあれ。
サボってたんです。
すいません、今後このようなことが起きないように注意いたしますので、よろしくお願いします。
「…でどうすればいいんだ?契約っつっても何か色々あるだろ」
『はい、では刀の中から、一つまずは選んでください』
「分かった、じゃあ…これだな」
ナナシに指示され、半透明の赤色の刀身の中に龍の絵が浮き出ている刀を持つ、すると、ナナシが
『刀を持ちましたね?それでは、その刀、【炎刀・暁】と言うのですが、暁の名前を呼び、刀身に血を一滴垂らしてください、そうすれば、血の契約が交わされ、完全にソウタ様の物となります、これで手順を終わりますが、何か質問はありますでしょうか?無ければ終了いたしますが』
「あぁ、問題ないよ、行くぞ‼【炎刀・暁】」
俺は名前を叫び、暁の刀身で指を切る、スーッと指が切れ、ぷっくりと血が出てくる、痛みは感じず、何かあると言う感覚しかない、そして俺はナナシの言う通りに血を刀身に垂らす、すると、暁が淡く光ると、刀が手に馴染んだ、さっきまでの、誰かから借りた物のような感じから、まるで自分が、これまでこれを持ってずっと生きていたみたいな感覚がある。
そんな、感覚に浸っていると、突然暁が、淡い光から、強烈な光になり、俺の目を覆った、またこの感覚かと思っていると、手の中の物が消える感覚がし、頭に、何かずっしりとした物が乗っていた。
不思議に思っていると、頭の上にいる物から
「ふわぁぁぁぁ、やっと解放された、長かったのう、ずっと眠っているのは、案外、つまらんもんじゃのう、ん?これはこれは、わっちが乗っているのは、誰の頭の上かのう、とても気持ち良いのお」
「え、だ、誰?だれがのってるんだよ⁉」
「ん?ここは、今代の主どのの頭の上じゃったようだの、よいしょ」
頭の上の物がどくような感じがすると、目の前に、紅い小さな翼をパタパタと動かし、目の前でしゃべっている、小さな、ドラゴンが居た。
「始めましてじゃ主どの、わっちがかの大陸の隅々にまで名を轟かした、クリムゾンドラゴンこと、九帝が、一人、炎帝のヴィエラじゃ、主どの、これからよろしく頼むぞ♪」
「え、あぁ、はいよろしくお願いしますってエェェェェ!?主どの⁉またなんか増えるの⁉何で旅に出る前にこんなに仲間増えるの⁉」
「って、突っ込むところそこかいな、主どの‼わっちもびっくりしたぞい、ほら普通クリムゾンドラゴンとか、炎帝とかで驚かんのか?」
「え?いやだってまだ、街すら出発してないんですよ⁉驚きますって」
「う〜ん、どうやら、主どのはどこか少しずれている様じゃな、それより、ナナシ、起きとるんじゃろ?なんかいうてみぃ」
『あら、わかっていたのですか、ヴィエラ、おはようございます』
「うむ、おはようなのじゃ、それより、主どのに説明し取らんかったのかいな」
『忘れてました、あは、あはははは…』
「本当に、昔からどこか抜けておるのう、ナナシはまぁ、教えてやるのじゃよナナシや」
『わかりました、ソウタ様、混乱しているのはわかりますが、まず話を聞いてください』
「わ、分かりました」
『まず、私と契約してください、話はそれからです私の刀の名前は【無刀・失】です、先ほどと同じ様にすれば大丈夫です』
「は、はい、【無刀・失】、血を垂らしてと、出来ましたよ、うわぁ⁉またこの展開⁉」
先程と同じ様に、刀が光を放ち草太の目を潰しにかかる。
「っ、はい、終わりましたよ…何をしてるんですか?主人様」
「え、いやだって目が痛くなって…痛くない」
「慣れじゃないですか?」
「慣れじゃのう」
「慣れって怖い…」
「まぁ、そんな事より、説明いたしましょう。まず、クリムゾンドラゴンの事ですが、クリムゾンドラゴンとは、レッドドラゴン、まぁ、一般的にドラゴンと言われる種族のことですが、その変異体、いわゆる、特別個体です。クリムゾンドラゴンはあらゆる炎を操る事から、最強のドラゴンと言われています。クリムゾンドラゴンは滅多に生まれず、生まれたとしても、生き残れるかどうかなんです。それを乗り越え、何千何万と生きてきたのが、このヴィエラなのです」
「ちなみに言うと、わっちにかなうドラゴンは世界中どこを回ってもいないじゃろうな。まぁ、強者と呼ばれるドラゴンという種族の中でもさらに格上ということじゃな。まぁ、気にせんでも良いわ、とうの昔の話じゃ」
「ヴィエラが気にしないのなら構いませんがね。じゃあ次に、九帝ですが、各属性における最強の力を持つ物をそう言います。それぞれの得意とする属性の名を関した名称があり、炎帝、水帝、風帝、岩帝、氷帝、雷帝、光帝、闇帝、無帝、という物があります。その中の、炎帝がそこのヴィエラで、無帝が私です。と言うか、箱刀の中に入っている刀の中には、九帝全員が封印されているんですけどね」
「そ、そうなんだ…、もしかしてやばいものもらっちゃった?」
「まぁ、もらっちゃったものはしょうがないでしょう……まぁ、私が魔法で誘導したんですけれど」
ナナシがボソッと呟くが、もう何も聞きたくなかったので聞くのを辞めた。
「今気づいたんだけど、ナナシさんってひとだったんですね」
「いえ?人じゃないですよ?ファントムって言う種族の亜種で、ナッシングスピリットっていうんですよ、まぁ、人とあまり変わりませんけどね」
そういうナナシは確かに、人と変わらない、てか、人以外にあってない。
その姿は、白色の長い髪に、幼い顔、クリッとした目にぷるんとツヤのある唇。
要するに幼女だった。
「幼女ェ………」
「何か言いました?ご主人様」
「いやなんでもないですよ」
「そうですか?あと、ナナでいいです、敬語も入りません、ご主人様」
「じゃあ、ナナ、ご主人様って辞めてくれるかな?」
「じゃあ、ソウちゃん?」
「何でちゃん…てかいきなり軽くなったな…。もっと違う呼び名でお願い‼」
「う〜ん、じゃあ、ソウタ様でいいですか?」
「うんまぁ、それぐらいなら…、あぁ、敬語も辞めていいからね」
「いえ、これがデフォルトなんです、気にしないでください」
「わっちも人になれるぞ?ほれっ」
いきなりヴィエラが、そう言うと、一瞬光って、目を開けると、そこには………また幼女がいた。
幼女っ!!!!!!!!!幼女っ!!!!!!!!!幼女っ!!!!!!!!!幼女っ!!!!!!!!!幼女っ!!!!!!!!!幼女っ!!!!!!!!!幼女っ!!!!!!!!!幼女っ!!!!!!!!!幼女っ!!!!!!!!!幼女っ!!!!!!!!!幼女っ!!!!!!!!!幼女っ!!!!!!!!!幼女っ!!!!!!!!!幼女っ!!!!!!!!!幼女っ!!!!!!!!!幼女っ!!!!!!!!!幼女っ!!!!!!!!!幼女っ!!!!!!!!!




