表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
十色の刀(旧 勇巻)  作者: 渦巻 汐風
第一章 レッツゴー異世界
15/20

第十五刀 ギルドで絡んでくるやつは大体やられる

バトルシーンムズい…………OTN










2014年7/7

感想での指摘があり、草太くんの沸点が低かったので、修正。

まだおかしいところがあったら教えてください。

お願いします。

「それでクエストの事だけどどうする?」

「やっぱり討伐系でしょうか」

「まぁ、それぐらいが無難だね」

「本当は採取系からやった方がいいんでしょうが、自分達の実力も図りたいですしね」



決まったところで掲示板に貼ってあったクエストの紙を取って受付に持って行った。

アイラとティアは拳銃状態に戻っている。



「あ、このクエストやりたいんですけどいいですか?」

「はい、わかりました。これは、ライスフォックスですね。 はい、承りました。 このクエストはライスフォックスを10体倒してくれればOKです。 あと、この魔物の毛皮はギルドに持ってきてもらえれば、買い取らせていただきますので、なるべく持ってきてください。」

「あ、わかりました、それじゃあ行って来ます」

「お気を付けて行ってらっしゃいませ、ソウタ様、シズカ様」



意気揚々とギルドを出ようとすると、ギルドの扉からいかにもチンピラっぽい五人組が現れた。

当然関わりたくないのでさっさといこうとすると声をかけられた。



「おい、ちょっとまてよ」

「なんですか?今急いでるんですけど」

「そんなの知るかよ、それよりお前新入りだろ」

「それがどうかしたんですか」

「どうかしたも何もちょっと新入りにここのルールを教えてやらんといけないと思ってなぁ」

「結構です。て言うかはやくクエスト行かせてくださいよそこ邪魔なんですけど」

「まぁまぁ、待てよ、お?なんだお前綺麗なねぇーちゃん、連れてんじゃねえか、お前には勿体ねぇから俺たちがもらってやるよ」



ギャハハハハと耳障りな笑い声を五人が出し不快感に苛まれた。

殴りたくなる気持ちをぐっと堪え、口での交渉を試みようとした時、いきなりそいつが静の腕を掴んだ。



「お前もそんなひょろっちいやつと居たより俺たちといた方が楽しいと思うぜ?どうせ遊びなんだろ」

「や、やめてください、放してください!」

「おい」

「なんだよ、あっちいってろよクソが」

「その手を離せよ」

「そんなんで、離すと思ってんのか?バカじゃねぇの?ギャハハハハハ!!」

「俺たちはクエストにいかなきゃいけないんだ、だから離せ」

「ハッ!嫌だね!」

「お前ら怪我するぞ?良いのか?怪我どころじゃ済まないぞ」

「お前みたいな駆け出しのひよっこなんかの攻撃で怪我なんてするかよ!」

「そうだそうだ!」

「…そうか、じゃあ、俺は忠告したからな、知らんぞ、覚悟しておけ」

「なにを言ってーー!?」


ダァーン!!!


何かを言いかけたチンピラの横を魔力の弾丸がこの世界ではあり得ない速度で通り過ぎた。

そう、撃ったのだ。

それも目にも留まらぬ早さで。

恐らく静は見えただろうが他の人らは何が起こったか状況を把握出来ていない。

それもそうだろう、一瞬の出来事だったのだから。

草太はあの一瞬で太もものホルスターからアロンダイトをを抜き、瞬時に魔力を込め打ち出した。

それは刹那の行動。

人並外れたスピードと器用さのおかげでここまでの早業を成し遂げた。

またそれを当てる草太の命中技術も凄いがとても平和な日本からきたものとは思えないだろう。

何せほんの数日前は、日本でフライパンをふるっていたただの高校生なのだから。

草太の攻撃はまだ終わらない。

次々に銃に魔力を込め、流れるよ

うな動作で引き金を引いて行く。

魔力の球を受けた冒険者たちは壁まで飛んで行き、机や椅子を巻き込んでいった。

それらは例外なく気絶しており、手加減されている事がわかるだろう。

何せ、これを全力で撃ったら、ここの周辺は余裕で消失するのだから。

さすがに全力を出すわけにはいかないが、別にこいつらごときの実力しかない奴らに本気を出すまでもないと考えたからの行動であった。

そこまで考えていてなお、その怒りは収まることを知らない。

そして、撃った弾丸はまさに必殺必中。

一撃必殺。



「な、なんなんだ、てめぇは!?」

「通りすがりの、新人冒険者さ覚えておけ」

「な…ゴハァ‼」



最後に残ったやつを銃で撃ち抜いた。

もちろん魔力を抑えてだ。

殺してもなんの意味もないからな。



「聞こえていないだろうが、言っておく、今度俺の仲間に手を出したらこんなものじゃすまねぇぞ」

「草太君…」

「大丈夫?怪我、してない?」

「ええ、怪我はありません、有難うございます」

「それは良かった、あれが静に当たってると思ったら、ヒヤヒヤするよ」

「草太君こそ、大丈夫ですか?」

「問題ないよ、攻撃されたわけじゃないしね。それよりクエストに行かなくちゃね。ギルド員さ〜ん!こいつらの処分お願いできますか?」

「え、あはい」

「じゃあクエストに行ってくるんで、そいつら、よろしくお願いしますね。じゃあこれで、いってきます」

「い、言ってらっしゃいませ、ソウタ様、シズカ様」



俺たちはやっとクエストに行ける様だ。

やっと魔物が出そうなところで、終わり。

自分でもちょっとあれな気がします。

今回使用させていただいたアイデアはたくた あきひろ様のライスフォックスです。

アイデアどうもありがとうございました。

まだ活躍はできていませんが……。

楽しみにしていてください。

あぁ、それとアイデアは随時募集中なのでどんどん送ってくださいね。

長くなってしまいましたが、これで締めさせていただきたいと思います。

ソルトんでした、さよにゃらばいびゃ〜い。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ