表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
十色の刀(旧 勇巻)  作者: 渦巻 汐風
第一章 レッツゴー異世界
14/20

第十四刀 双子の名前は…

サーセン!!!!!!

チュンチュン…

小鳥がさえずり、朝日が窓から差し込んでくる。

朝だ。



「ふわぁぁぁ、よく寝たぁ」



あれから宿を取りつかれていたため、食事をしたあとにすぐにベットに入ったところで、寝てしまった。

流石に起きたら知らない天井なんてシーンは昨日のうちにやってしまったので、今回はない。

結局、クエストは受けずに、受付さんのオススメの宿にきている。

お金? あぁ、王様にもらったよ。

少ないけどね

まぁ武器までもらってお金とか流石に図々しすぎるだろう。

まぁ、半分押し付けられるような形でもらったんだけどね。

攻めてこれだけでもと言われてもらったんだけど 、そのお金が問題だった。

だって、日本のお金そっくりだったんだよ。

呼び方も円がウェンでなまったみたいだったし。

流石に札は無かったけど。

渡された量も量で問題だった。

貨幣がが1、10、100、100…辞めよう、思い出すだけで冷や汗が出てくる。

いやぁ、あの量は戦慄を覚えたね。



ついでなので貨幣について説明しておく、ざっと一覧にするとこんな感じ。



1 軽貨

10 銅貨

100 銀貨

1000 劣金貨

10000 金貨

100000 純金貨

1000000 白金貨

10000000 純白金貨

となっている。



でもまぁ、こうして思い返して見ても、驚きの連続だったなぁ。

なんて感慨深く思っていると、なぜか腰のあたりがモゾモゾっと動いた。



「え?何で今モゾモゾしたんだ?」



何かと思って布団をめくるとそこには、



「「しゅぴ〜、むにゃむにゃ、主さま〜」ですぅ」



うっわ、可愛ええ。


双子精霊(ようじょ)がいたのでした♪

うんまぁ、わかってたけどさ、こうしてみると、ちょっと無防備過ぎやしないか?

精霊つっても、女の子なわけだしさ、いくらなんでもそこは恥じらいを持とうぜ。

いや、なついてくれるのは嬉しいんだがなぁ。

そうだ、もうそろそろこいつらに名前をつけねぇと。

流石に双子精霊、双子精霊って呼ぶのも疲れるしな、こいつらが起きたら聞いてみようか。



「ふわぁ〜、やばい眠いわ。まだ早いし少しだけ寝るかぁ」


そう言って、草太は二度寝をしたのだった。






静side



皆さんおはようございます。

水本静みずもとしずかです。

今私は何をしているのかというと、草太くんの部屋の目の前にきています。

草太くんを起こしにきたはいいのですが、緊張してなかなか扉を開けれません。

ですがこのままここに居たら、迷惑になってしまうかもしれないので、扉を叩きます。


コンコン


「草太君、おはようございます、入りますね。」


ガチャ


「お邪魔しま〜す…」

「すぴ〜…」



はぁぁ///草太君の寝顔です。

レア物です。

とっても可愛い、草太君の寝顔、これは役得ですね。

でも、今日は始めてのクエストをしに行く日なので、起こさなきゃいけません。


「草太君、朝ですよ〜、起きてください、草太君。」

「むにゃむにゃ…う、う〜ん、はれ?みじゅもとしゃん?どうしてここに〜?」



ぶはっ!!まさかの、草太君は低血圧だったんですね。

すっごく可愛すぎて、鼻から愛が飛び出そうでした。

これが、これから毎朝みられるんですね///

この世界にきて良かったです///



「そ、草太君?朝なので、起きてください」

「うん、わかった〜…てあれ?水本さん…、ってええええええ!?!?!?何でここに!?え?これは、現実?それとも夢?」

「だ、大丈夫ですよ、ここは現実ですよ?草太君」

「え、あはい、わかりました。と言うかなぜここに?」

「あ、そのことなんですけれど、今日はクエストをしに行く日なので、草太君を起こそうと思って」

「……あぁ、そういえばそうだったね、ありがとう、水本さん」

「いえいえどういたしまして」


それにあんなレアな姿もみれましたしね。


静side out



草太side in



こんにちは、朝は水本さんに起こしてもらって幸せな気分でいっぱいの最上草太さいじょうそうたです。

それと同時に朝の姿を見られて恥ずかしさで死にそうな最上草太です。

今日はギルドに、クエストを受けに行こうと思っている。

その前に双子を起こさねば。



「おい、起きろ、朝だぞ!」

「「にゅ〜、主さま〜?おはよう」です」

「おう、おはよう、さ、今日はクエスト受けにいくぞ」

「「はいっ!!」です!!」

「さ、いこうか?水本さん?」

「あの、草太君?その水本さんってやめて欲しいんですけど…」

「へ?」

「あぁ、いえ!別に嫌と言うわけでは無くてですね、その出来れば、名前で読んでくれないかなぁ…なんて」

「あ、あぁ、そう言うこと、びっくりした、嫌われたんじゃないかとヒヤヒヤしたよ。いいよ、それくらい、じゃあ、静」

「!あ、ありがとうございますぅ〜///」

「でもその前に、こいつらの名前を決めないといけないなぁ、そろそろ、呼びにくくなってきた」

「そうですねぇ、何がいいでしょう」

「う〜ん」



そして、30分後…



「よし決めた!今日からお前らの名前は、これだ!!」



そう言って草太は紙を取り出した。

そこには、文字が書かれておりそこには、金の方が『アイラ』、銀の方が『ティア』と書いてあった。



「改めて、これからよろしくな、アイラ、ティア!」

「「はい!!」です!!」



こうして、双子の名前が決まったのである。


すいませんでしたっ!!!!

やるやるといいながら、一ヶ月以上も待たせてしまったソルトんです。

すいません、本当にすみません。




2014年6月22日お金の呼び方といろいろ変な所を直したのとセリフを追加

2014年7月30日お金の種類と価値の一覧を記載

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ