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俺は、気づいたら外にいた。隣には、あの紫色の少年が倒れていた。息はない。

でも、生きているような感覚だけはあった。

俺は、あの時翠に言えなかったことを思い出した。

「この工場、麦紙工場って名前だけど、麦で紙を作る工場じゃなく、紫を縛る教会だよ。その証拠に、ステンドグラスが側面にあったり、魔法陣が屋上に描かれてた。」

ここは、彼が言っていた"櫻"を守るために作られていた。実は彼は機械で、彼の言う"櫻"は桜色の宝石のこと。古くから伝説としてこの町に言い伝えられていた。でも、"櫻"はまだ見つかっていないし、翠も見つかっていない。行方不明のままだ。

そして、彼の隠れていた右目には、おそらく"櫻"と思われる宝石が埋め込まれていた。その機械と、僕は日々を送っている。

流星が流れていく。その溶けてしまいそうな夜に、"櫻"が輝いている。

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