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消滅

僕と翠は急いで帰ることにした。

「ねぇ…何でここ、廃工場になったんだろうね」と翠が言う。

「なんでそれ今聞くんだよ…」と僕は言う。

「黙ってると怖いの!」

「そうだな…雑談でもしよう。普通に考えたら、事業が失敗したからじゃないか?」と僕は返す。

そして、あることに気づいた。

それを翠に伝えようと思った直後。

「きゃああ!」という翠の悲鳴が響く。

僕は慌てて振り向く。しかし、そこに翠の姿はなかった。

「あれ…?翠、どこいった?」

何回も工場中を探したのだが、翠の姿はない。忽然と消えてしまった。


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