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一切の感情をなくしたメアリー。その後冷酷な兄に溺愛されて、王子に求愛される。  作者: 猫又 マロ
竜の国

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星は変わらず君を照らす

シャーリー達の星の下の運命とは?


第2章 第13話始まります。


私の意識が2年ぶりに目覚めてから

ランデル皇太子殿下は、涙が溢れて

私を離さない日が続いたりした。


お母様やお父様、オズワールドお兄様も

生きて帰って来てくれてよかったと

喜び涙を零してくれた。


あれから私は少しずつ体も回復し

3年後には子を授かることも出来きて

皇帝陛下の戴冠式も行われた。

私も皇后陛下に名が変わり晴れて国の妃になった。

子供の名前は、リチャード皇太子。

陛下のような、真っ直ぐで利発で活発で

少し肝を冷やす所は、私に似てると言われた。


あれから更に月日は流れて

お父様、お母様は天界に旅立ち

オズワールドお兄様は、私の国の総裁の騎士までに

強くなり、結婚をし二人の子供の父となった。


気付けば、私はもう80歳近くなった。

陛下の公務や、外交、政務などで二人の時間は

長いようで短かった。

寂しくなかったかと言われたら嘘になるほど。

けれど、どんなに忙しくても

私や息子の時間は大切にして、色んな場所

色んな世界を見て回ったり、星空を3人で

見上げに行ったこともある。

そして変わらず、どんなに時間が過ぎ去ろうとも

私を愛してくれた余生は本当に幸せだった。

一緒に寝れる時は抱きしめて彼の温もりが

子守唄のように。


「ランデル様。私は幸せ者でした。」


「シャーリー、私もだよ。君という眩しい星の光のように、私を息子を導いて照らしてくれた。私も幸せだったよ。」


シャーリーの髪を触り、頬を撫でて

抱きしめるランデル皇帝陛下。シャーリーは

暖かい陽だまりのような笑顔で


「私、幼い頃に見た夢の森を思い出しましたわ。あの夢はきっと、転生した私たちの記憶の森だったのかも知れません。」


「私もだ。君と学園で目が合った瞬間から懐かしさで、胸が熱くなった。番の印がなくとも、君に恋に落ちて、シャーリーを愛しただろう。」


ふふっと笑いが零れるシャーリー。

左手に光る、ランデル皇太子殿下の瞳色の

ルビーレッドの宝石を見て


「そろそろ眠とうございます。」


「ああ。シャーリー、君が眠るまで抱きしめていよう。」


「ランデル様、愛してます。」


「私もだよ。シャーリー

私を愛し続けてくれてありがとう。」


「いいえ、ランデル様のたくさんの愛で…」


スッと眠るようにシャーリーの声が聞こえなくなり

番の印が消え落ちた。ランデル皇太子殿下が

一筋の涙を零すと愛しい番に口付けをして


「もうすぐ逝くから、ワグナー殿、君のお義母様、お義父様と逢えてますように。」



こうして、眠るように崩御された

皇帝陛下と皇后陛下。民からも国からも

愛され亡くなられた顔は2人とも穏やかに

眠るかのようなお姿で抱きしめ合ったまま

離れ難い番の化身のように

天界へと旅立ったと今でも

その話は受け継がれている。



番の印は、シャーリー達の代で廃止になり

本当の愛は印が無くても愛を見つけれる

何より番が亡くなれば、その伴侶も亡くなる

そんな噂話もあったりして、リチャード皇帝陛下の

代からは、その印がなくとも自分の愛する人を

見つけて幸せな国になったそうだ。



「お父様!」


「おー!可愛い我が息子、我が娘。」


息子と娘を抱き抱えるリチャード皇帝陛下。


「おじい様と、おばあ様は、ここで一緒に?」


「そうだよ。ずっとずっと一緒に眠って居られる。」


「そうなんだね!お父様とお母様みたいにずっとずっと一緒に眠ってるようにですね!」


「そ、そうだな。」


「あらあら。」


クリスタルの中には

今も、二人の眠る遺体が星の間で眠っている。


幾度の星が巡ろうと、星の空は変わらない。

貴方に出逢った頃のように。


「ねぇ、どうして泣いてるの?」


「愛しい人を探してるんだ。」


キラキラ輝く君の姿を見て手を掴んだ。


「君の名前は?」

「シャーリーよ!」


陽だまりの笑顔を見た私は

どんなに時を超えても

星の光の命はいつかまた

地上に照らし落ちる命のように

私と巡り合わせる、運命の星なんだと。


「僕は、君を探していたんだ。」



君の唇に優しいキスをして

私は瞳をソッと閉じた。


「シャーリー、愛してるよ。」


ーENDー

エピローグになります。

後半なんだかまとまりが悪くなりすみません。


次回はどんな物語を書こうかなと

色々と考えています。この小説が皆さんの目に

止まっていてくれたら嬉しいです(*^^*)


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