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一切の感情をなくしたメアリー。その後冷酷な兄に溺愛されて、王子に求愛される。  作者: 猫又 マロ
竜の国

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貴方の想いに涙する

まさかの罠にハマってしまった

シャーリー。そのシャーリーが危ない目にあって

初めて今、ランデル殿下の想いに答えれるのか?


第2章 第9話始まります。


夜会の件行こう、ランデル殿下が

王城でゆっくり過ごす方がいいと

シャーリーを心配してどこにも出さなかった。


「ミミ、殿下って過保護かしら?」


メイドに聞くと笑いながらシャーリーに


「そうでございますね。

殿下は、シャーリー様が大切で

仕方ないのだと思います。

つい、過保護すぎるくらい、守りたくなる程

シャーリー様を愛してるんだと

他のメイドからも噂の的でごさいますよ。」


「えっ、私、噂の的なの?

私が鈍感なだけだったのかな。」


「いえ、シャーリー様は

シャーリー様のままがよいのです。

ご自身の気持ちが殿下に向ければそれが

よいのでしょうけれど、殿下は無理強いに

妃になって欲しいとは望まれてませんので。」


「気持ち…。」


(ランデル殿下に気持ちが無いわけでは無い。

好きか嫌いか、言われたら嫌いじゃない。

だけど、ワグナーお兄様見たいに

大切に想う人が死んでしまったら…考えると怖い。

自分の気持ちを、口したらまたあの時みたいに…。)


紅茶のカップがカタカタと音が鳴って

シャーリーの呼吸がおかしいことに気付いた

メイドのミミが医師をと部屋を出ようとしたが

シャーリーは、首を振り呼ばなくていいと

伝えてゆっくり呼吸をして自分を落ち着かせた。


「だ、大丈夫だから。殿下には伝えないで。」


「シャーリー様、承知いたしました。」


微笑んだシャーリーの顔色は真っ青で

大丈夫とは言えないだろうに、またあの記憶がと

ミミ自身申し訳なさで、エプロンを握りしめた。


それから、数週間してミミが一通の手紙を

私宛に送って来たと、封を開けると夜会の

お誘いが書いてあり差出人が

まさかのロタリーから。


「行く必要はないよね?」


「ありませんが、一応王家の分家なので。」


「殿下に聞いてみるしかないかな。」


聞いたら行く必要はない。

こちらで対処するからと心配するなと

言われて部屋に戻り夜会の日は

いつもと変わらず城で普通に過ごして

数日して、女性のみのお茶会の手紙が来た。


ランデル殿下に、断りを入れずに

必ず来てくださいと。どうするか悩んだが

メイドのミミは護衛も兼ねてるから

殿下が視察中に行くことにした。


(何もなきゃいいけど…。)


場所に乗って、ロタリーの屋敷に到着し

屋敷に案内されて何事もなくお茶会も

終わりにして帰ろうとした時ロタリーから


「2人だけで見せたいものがありまして。」


「それは、何でしょうか?」


「個々では…。」


「言えないのでしたら私は失礼します。」


席を立って帰ろうとした時ロタリーの

従者が、ミミを押さえつけて魔力封じの

魔術品の首輪を付けて魔法の手錠をかけて


「では、参りましょうか。」


「…ッ。」


言われるがまま部屋に通されて何を見せたいのか

分からず部屋に入ると一冊の本を手にして

テーブルにロタリーが置いた。


「この本には、古代の竜、赤い竜の禁書について書いてますの。」


「何故これを、私に?」


「あら、知らないのですか?貴女、自分の国の森周辺焼け野原にしたこと。」


「な、まさか。」


「そう、その時見た人から聞いたのですけど、貴女竜の血が入っていたんですね。しかも、古来の伝説の赤い竜。」


シャーリーは自分が竜の血なんか

ないと思っていた。


(けど、何で殿下は何も…)


「殿下は何故貴女に何も言わなかったか。

この禁書には、貴女がいつか人ではなくなり

竜に食われて死ぬから。

だから、殿下が貴女に番の印で、封印しているけれど

貴女が本当に殿下を愛さなければ

後1年も持たずに、貴女は貴女ではなくなり

竜として世界を灼熱の世界にし

この世界もろと、貴女は破滅するわ。」


「嘘…。」


「嘘じゃなくてよ。」


パラパラとロタリーが禁書を捲り

トントンと指で記載された文字を指を指して

読むと本当だったことに、言葉を失った。


「あの時、貴女の暴走を止めたのが

殿下の竜王の魔力だったから

最悪の事態を止められた。

それもいつまで抑えれるかは分からないわ。」


「その竜に、食われない方法知りたくはなくて?」


「それは…。」


「他の雄の竜と交われば、貴女は貴女でいられる。」


「な、何を…。」


席を立ち上がろうとした時

シャーリーの視界がぐらつき床に座り込んで

立てなくなった。


「ふふっ。やっと、香炉の効果が効いたわ。

人にしか効かない香炉なのよね。」


カツカツとヒールの音が近付いて

扇でシャーリーの顎を持ち上げて

不敵な笑みを浮かべながら扉を見て


(わたくし)のお兄様と交われば

それを知れば殿下は貴女を捨てるでしょう?」


「ぐっ…。」


何処までもねじ曲がりきった性格なんだと

まんまと、罠にはまった自分が情けなくなったが

体に力を入れようとしても、力が入らず

甘い匂いに視界も思考もぼやけて

声も出ず、嫌な汗が額から流れ落ちた。


「グランお兄様、そろそろよくってよ。」


「やっとか、待ちかねたぞ。」


グランが部屋のドアがガチャっと開けると

床に座り込むシャーリーを見て

ニヤッと笑いながら私を見てゾッとした。


「後は、任せたわ、グランお兄様。」


パタンッと部屋の扉が閉まると

カツカツと私の方に歩み寄って来て

動かない体が硬直した。


「人の子など抱いたことがないが

どんな味がするのか、とても楽しみだよ。」


シャーリーの頬に手を擦り寄せ

抱き抱えると、乱暴にベッドに落とされ

不気味な笑みを零して、私を見ていた。


「ふむ、好みではないが、弄ぶのにはいい。」


グランの手には、小刀ナイフを持っていて

シャーリーのドレスをビリビリと破いた。

破り終わると、白い肌が見えて

グランの高揚感な表情の笑みに

シャーリーは、ゾッと悪寒がした。


「人の子はこんなにも、裸が白いのか。」


匂いをスーッと嗅いで

シャーリーの首筋を舐めると更に興奮してる

グランに嫌悪感しか抱かず誰か助けてと念を飛ばした。


(シャーリー?)


(で、殿下?)


(今すぐ行くから、君は強く私を想って欲しい。

名を呼んで欲しいのだが、出来るか?)


(やって、見ます。)


(殿下を想う…。大切な人だと。

半年間、殿下は私の傷を一緒に支えてくれて

色んな場所に外の世界に連れ出してくれたわ。

夜の空中での散歩や美味しい食べ物

森での木苺を沢山食べて口の周りが赤くなってる

殿下にも笑ったりもした。

ワグナーお兄様が、好きだと分かっていても

殿下は、変わらずに私の傍で支えてくれた。


ランデル殿下の真っ直ぐな想い

嘘偽りのない心に触れてから私の心は

少しづつ殿下を好きになっていたんだと。

だから、私は想う。ランデル殿下が大切な人だと。)


「ランデル様!!!!」


シャーリーの叫びに、カッと体が赤く光ると

グランがたじろいで目を伏せた。

その瞬間、転移魔法が発動し

ランデル殿下が、私を抱き抱えて

グランに剣を向けた。


「くっ、目が…。」


「お前は、手を出してはいけない

大事な人を傷付けた行為は万死に値する!」


空が暗くなり雷鳴が鳴り響くと剣を振りかざして


雷帝(ベブンクロス)!」


「ランデル様、待ってください!」


「シャーリー止めるな。」


「私は無事です。怪我もありません。」


ランデル殿下が剣を持つ腕を抑えて

シャーリーの手はカタカタと震えていた。

ランデル殿下がため息をついて

部屋に突入した騎士たちに、グランは連行され

ロタリーも尋問するために、投獄されたのだった。


「シャーリー?」


ランデル殿下が髪に触れようとした時

ビクッと体が震えて手を引いた。


「どれほど心配したか。」


シャーリーの肩に手をそっと置いた

微かに殿下の指が震えていた。

自分の浅はかな行動で殿下に

心配をかけたことに、シャーリーは泣きながら謝った。


「ご、ごめんなさい…。ごめんなさい…。」


バッと殿下がシャーリーの体を抱き寄せて


「もう、絶対に何処にも行かないで欲しい。」


「…ッ。」


殿下の強い想いが

殿下の愛なんだと気付いた私は


「ランデル様を愛してます。」


ハッとした顔されたランデル殿下が

私の顎を引き寄せるように

優しい口付けをしてくれた。

その言葉をずっとずっと待っていたかのように

私を強く抱きしめ

何度も私に愛してると言う殿下の無言の想いの

口付けをしながら、愛を確かめ合うかのように。

豚汁を大量に作りまして(笑)寒い日にはやっぱり豚汁派の私。一人鍋は寂しいのであまり食べなくなったのですが、読者の皆さんは冬になると食べたくなる食べ物は、ありますか?


話が変わり、シャーリー編がとっても

楽しくなり始めたり、行き詰まって投稿が

遅くなったりと波がありますが、1日1回は

投稿出来たらなと思っています。


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