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一切の感情をなくしたメアリー。その後冷酷な兄に溺愛されて、王子に求愛される。  作者: 猫又 マロ
竜の国

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嫉妬の憎悪

ノルウェース帝国に、帰って来てから初めてのパーティーの夜会に参加することに。そんな中現れた、シャーリーのライバルとは?


第2章 第8話始まります。


ランデル殿下と一緒に

ノルウェース帝国に帰って来て暫くして

ランデル殿下の 留学帰還パーティーの夜会に

誘われて、シャーリーも行ってみることに。


ランデル殿下は、来賓の挨拶とかで

忙しくて、護衛付きと壁の花になりながら

飲み物を飲んだりして周りを見てみると

竜族の中に、人がいるのはちらほら。

そんな中、一人の令嬢と目が合って

シャナリシャナリと宝石が擦れるような

煌びやかなドレスでこちらに歩いてきた。


宝石のドレス刺繍に

胸元がガバッと開いた豊満でお色気が凄くて

とにかく宝石の煌びやかすぎるご令嬢が

私の目の前に立つと

ジロジロと見て鼻で笑われて持ってた

扇をパチンッと閉じて


「ランデル殿下の番候補って貴女かしら?」


目がチカチカする程光り輝きすぎて

「はい。」しか答えれずにいると


「まあ、こんな貧相な体つきで

竜族の血すら持ってないのに、殿下がお可哀想。」


泣く真似をして、取り巻きたちが

ギラッとシャーリーを睨んでいた。


(この光景、どっかで見たような…?)


「胸はない、背は低い、顔も平凡すぎてまさか

番になろうとは、思いになってませんよね?」


初対面で、よくもずけずけと、よく喋る令嬢に

スッと綺麗なカーテシーをして挨拶をした。


「お初にお目にかかります。隣国から来ました

シャーリー・ロンドと申します。

ご挨拶が遅れて、申し訳ありませんでしたわ。」


チラッと令嬢の顔見ると周りからクスッと

笑われて、令嬢は、顔を真っ赤にしていた。

名乗りもしないで、ギャーギャー好き放題に

言われて我慢する必要ないよね?と

嫌味の1つ零してやったわと笑うのを必死に堪える

シャーリー。


「ふんっ。私は竜族の王家の分家で貴女より

格上の、ロタリー・ハドソンよ。」


周りがヒソヒソと話しをしたりして

苛立ちが募るロタリー。


「これからも、よろしくお願いしますね!

ハドソン様。」


カーテシーをして去ろうとした時

ロタリーがシャーリーに、ボソッと


「そう言えば、人の子ってすぐ死ぬのよね。」


クスッと笑うと取り巻きもクスクス笑いだし

去ろうとした足が止めて振り返り

ロタリーを睨みながら、ロタリーに近付いて

扇でクイッと顎を持ち上げた。


「竜族のご令嬢の一部の方は、思いやりや

大切な人を守ろうとする気持ちと言うのを

持ち合わせておりませんのね。」


ハンっとシャーリーが笑い飛ばすと

ロタリーが、わなわな扇を握りしめて

シャーリーを睨みつけた。


「お前みたいな不細工な人間が

殿下の隣にいることすら、烏滸がましい!」


(あーあ。公衆の面前で逆ギレからの逆上に

怒号って、竜族は、淑女ってのを知らないのかな?)


「人の大切な人を罵倒するか

その不細工な私が殿下の隣に居て

自分が選ばれないからと、初対面で言いたい放題

嫉妬してる方が、よっぽど醜いかと。」


会場に来た来賓達から、笑いが聞こえて

ロタリーの怒りが爆発しシャーリーに


「生意気な、小娘がっ!」


振りかざした扇が、頬に当たろうとして

手で抑えようと目を閉じようとした瞬間

従者が止めに入る前にバシッと誰かが扇を掴んだ。

シャーリーが目を開けて見て見ると

ランデル殿下が怒りに満ちた表情で

ロタリーを睨んでいた。


「我が番に、なんのようだ。」


掴んだ扇が、ミシミシと音を立てた。


「で、殿下、ご機嫌よう。

この方が、いきなり私に因縁を付けてきましたの。」


「ほう。どんな因縁だ?」


「それは…。」


「嘘まで付くとは、ふざけるな!夜会の場で

寄って集って、シャーリーに言い掛かりを付けて

彼女を責め立てるなど、言語道断だろうが!」


ビリビリとお腹から声を出した

ランデル殿下の怒号にパーティーホールに響き

周りもロタリーも取り巻きも

声が出ずに、固まって静まり返っていた。


「我が屋敷に帰ろう、シャーリー。」


「う、うん。」


ランデル殿下と手を繋いで

馬車に乗ってる間、ランデル殿下に独りにして

申し訳なかったと謝られたり、抱きしめられたりと

ランデル殿下の、優しさに触れる度に

シャーリーの心の臓が脈打つ感じがして

自分の気持ちが、自分じゃない不思議な

感覚に変わろうとしていた。


ロタリーも夜会から屋敷に帰ると

暴れに暴れて部屋がめちゃくちゃに。


「絶対に許さないわ。殿下の前であんな…。」


ギリっと歯を食いしばって怒りを蓄積していると

部屋の扉がノックされて、部屋にロタリーの兄

グランが入って来て


「ロタリーお帰り!どうしたんだい?」


「お兄様!あのですね…。」


ロタリーはグランの胸に飛び込んで

嘘泣きをしながら夜会での話をして

ランデルを取られた挙句

私を罵倒し笑いものにされたと

悔しいと懇願した。


「人の子はなんと、おぞましいんだ。

可愛い妹が可哀想だ。兄に任せなさい。」


抱きしめて、頭を撫でるとロタリーは

ニヤッと笑って、絶対にランデル殿下を

取り戻して、助けてと懇願するのでした。

ロタリーの自尊心を傷付けられ、嫉妬からの憎悪は

シャーリーへとぶつけようとしていた。

おはようございます!まだ眠いのと、寒いのと、愛猫とモフりたい気持ちで、今日は休みだと気付いて執筆してました(笑)

めっきり寒くなり始めて、今日は大量に豚汁でも作ろうかなとか、執筆はどうストーリーを書いていこうかとか、考えることが多くて自分の夢見が悪いですが

次回も執筆を楽しみに!


ブックマーク、評価ポイント本当にありがとうございます!

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