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一切の感情をなくしたメアリー。その後冷酷な兄に溺愛されて、王子に求愛される。  作者: 猫又 マロ
竜の番

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転校生

竜の国の王子様が転校してきたが

初日から、王子の破天荒ぶりがシャーリーを困らせた。


第2章 第1話 始まります。


「皆さん、席についてください。

今日は、転校生を紹介します。」


「我が名は、ノルウェース帝国 竜族

第一王子 ランデル・ノウェース。 」


サラッと金色の透き通った髪色に

オズワールドお兄様の背の高さに

整った美形の顔立ち、瞳が赤く同行は細長く

どこかで見たことがあるようなとジッと彼を

見てるとパチッと目が合って慌てて視線を逸らした。


「ランデル様は、18歳だが2学年として

1年間この学園で学び、妃候補も兼ねて

我が国に、留学生して...。」


女子が立ち上がり悲鳴をあげる

まあ、皆他国の王子が妃候補探してますとか

宣言したら我先にとか、奪い合いだろうなと

私には関係ないなと窓の外を見ると

魔法の授業なのか、眼鏡をかけてない

ワグナーお兄様に見とれていると先生が


「シャーリーさん!」


「はい!」


「窓ばかり見てないで

先生のお話もきちんと聞いて欲しいですね!」


咳払いをされて、クラス中から笑い声や

ヤジが飛んでやってしまったな何で思ってると


「先生、彼女の隣がいいのですが。」


「丁度、隣が空いてるのでそこに座りなさい。」


「ありがとうございます。」


靴音が私の所まで響くとスッと椅子を引いて

隣に座った。所作まで王子なんだと思ったけど

ワグナーお兄様のが断然かっこいいわと

また窓の外を見ていた。


「そんなに、熱心に何を見ている?」


「え?いえ、別に。」


(邪魔しないでよ!せっかくの楽しみが!)


ーお昼休みー


「さて、食堂に行かなきゃ。」


「私も、共にしていいか?」


「へっ?」


周りを見ると女子がギッと睨んで私を見ている。


「あーごめんなさい。先約があるので。」


「そうか...。それはすまなかった。」


(王子が頭を下げた?え?そんな簡単に下げていいの?)


「王子と親しくして、男性なら誰でもいいみたいですわ。」


「取り巻きのお兄様と仲良くしとけばいいのに。」


「淑女の欠片すらないのかしらね。」


(あー面倒臭い。はぁ、平穏な学園生活が

王子の取り巻きに邪魔されて、私の時間が...。)


震えて俯く私を見て、周りの女子がクスクス

笑ってたり、泣いてるのかしらとか話すが


(逆だよ逆。怒ってんだよ。)


「シャーリー遅いから迎えに来たよ。」


「遅いから、何かあった?」


2人に後ろから私を守るように手を掴んで

ギロッと周りの女子を睨むオズワールドお兄様。

小さい悲鳴が聞こえて、女子は退散。


「何にもないよ。」


「この方は?」


「えっと、転校生のノルウェース殿下。」


「転校生か!よし、食堂に行くぞ!俺の名は...。」


「すっかり先輩面ですね。」


「オズワールドお兄様らしいです。」


ワグナーと笑いながら食堂に行き新メニューの

ビーフシチューなる食べ物を食べて


「お肉が解けたわ。美味い!」


パッと弾けるシャーリーの笑顔にオズワールドが


「俺の肉もやる。お前は全てが

小さいからもっと、いっぱい肉を食え。」


「オズワールドお兄様、こんなに食べれないよ!」


「ふむ。人の子は、肉を食べれば育つのか。」


「殿下、人間は、色んな食べ物を食べますよ。」


「そうなのか。我が国での馳走、羊だな。」


「羊ってあのモコモコだよね?」


「そうだな。あれ食えるのか?」


シャーリーとオズワールドが不思議な顔しながら

ノルウェース殿下の顔をまじまじと見る。


「よし、明日用意させよう。」


「明日すぐ用意出来るのか。やっぱ王族凄いな。」


「何なら国まで買えるとか言いそう。」


「そなたが望むなら買うぞ。」


「へっ?」


「我が番の姫よ。」


(ちょっと待って。今なんて言ったけ?)


目を丸くしてるシャーリーにノルウェース殿下が


「我妻になる、シャーリーよ。

我が王国の竜妃に迎えるつもりだ。」


「「えー!!」」


シャーリーとオズワールドお兄様と声が揃う。


(嫌、私には好きな人が居るのに、無理!)


チラッとワグナーお兄様の方を見ると

にっこり笑ってくれてるけど

転校初日でまさかのプロポーズ?何なの!?


「嫌、ごめんなさい。無理です。」


頭を下げるとノルウェース殿下が首をかしげて


「どうしてだ?そなたとは

既に、契りを交わした仲ではないか。」


「は?お前、今なんて言った?」


オズワールドお兄様がユラっと立ち上がり

剣を抜こうと鞘を握った。


「証ならあるではないか。」


ビリッとシャーリーの制服の襟が破れる音と

鎖骨に竜の刻印が赤く光っていた。


「いやぁぁ!」


シャーリーはしゃがんで、体を隠したが

ここは食堂、全員の視線がと思ったら


「安心するがよい。皆には見えておらん。」


「それでも、見られた!」


(一番見られたくないワグナーお兄様に見られた!

オズワールドお兄様は...あれ?失神してた。)


ワグナーお兄様が制服のジャケット脱いで

シャーリーの肩にフサッと掛けてくれた。

ワグナーお兄様の声が低くなり


「ノルウェース殿下、人の女性に乱暴はやめて頂きたい。」


カチャッとメガネを外して怒った

ワグナーお兄様も素敵すぎて顔が赤くなった。


「我が姫よ、済まなかった。」


泣いたの久しぶりで、グスグス泣いてると

失神してるオズワールドのシャツを

ワグナーお兄様が素早く脱がせて

私に着せてくれた。

食堂の裏口から保健室まで

ワグナーお兄様がお姫様抱っこしてくれて

私の息が止まるかと思うくらい

心の臓が、ワグナーに聞こえないかなと

シャーリーの顔が赤く染まるのでした。


(こんな、幸せ夢なら覚めないで欲しいな。)

お兄様は、シャーリーが勝手に兄と呼んでいます。


イケメンパラダイス羨ましいなぁ(笑)

いつも読んでくださりありがとうございます!

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