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終末のレジスタ  作者: 甘味の僕
一章 編入生の未熟な魔術師
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十三話「嫌な予感」

 オークのスタンピードが発生したと言う情報があった場所。

 そこへ向かい始めて、はや一時間以上が経過していた。


 一行は莉緒たちの言葉通り、極力魔物との遭遇を避けた最短距離を行っているようだが、それでも全てを避けることはできない。

 特に何処にでも湧くような魔物は、避けるにはあまりに数が多い。

 将真もここ数週間のうちに何度も相手にした、狼型の魔物(ウルフ)猪型の魔物(ボア)の群れだ。

 勿論、彼らは共生などしていない。ただ、発生数が多いだけだ。


 その遭遇戦で、将真は改めてこの中隊の面々の戦いぶりを目にして、そのレベルの違いに驚いていた。


 リンは普段から見ているため言うまでもなく、悔しいがやはり猛も強い。戦い方が、非常に上手いのだ。

 こんな森の中で炎の魔剣を振り回すなど、本来なら愚かだと笑うところだが、魔剣から発生する炎は森を焼くほど大きくなく、だが魔物を両断するとしっかりと肉が焦げるような匂いを残す。

 火属性の魔力を刀身のみに込める事で、派手に炎が発生しなくとも十分な効力を発揮するようだ。制御力が将真とは比べ物にならない。


 響弥は一見、無警戒に駆けていくが、飛び出して来る魔物に対して難なく反応し、蹴飛ばすなり大剣の腹で殴ったり刃で切り落としたりと機敏だ。

 更に驚くべきはその威力。

 何気なく、ただ軽く振り回しているだけのようにも見える大剣は、腹で殴れば魔物が弾丸のような勢いで吹き飛び、刃で撫でれば紙でも裂くかのように魔物の体を容易く切り落とす。

 これが、響弥の魔剣が効果を発揮した結果なのだろう。それを扱う響弥も響弥だ。


 杏果も響弥同様、力重視の戦い方だが、身の丈程もある巨大な戦斧を振り回すその姿は最早異様とすら言ってもいい。

 何なら、響弥よりも更に力が強いのではないか。

 戦斧による攻撃以外にも、殴ったり蹴ったりするだけで魔物を戦闘不能にすることも可能なのだ。

 その上で、彼女の適正である地属性の魔術で魔物の群れを蹴散らす。

 強いとは聞いていたし試合も見たが、実際に傍でその戦いぶりを見ると尋常ではない。


 そして美緒。彼女は氷の魔術を扱うらしい。これは水属性の派生なのだそうだ。

 特に凄いのが、展開する魔術の数と制御力。

 莉緒ですら〈ファイアーボール〉を一度に十発近くが限界なのだが、それでも学生魔術師の領分を超えているのは間違いない。

 だが、美緒が展開する〈アイスピラー〉なる魔術は、約三十ほどにもなる。

 更にそれだけではなく、通常なら展開したら放つだけの魔術を、保持した状態で動き回る。そして彼女の任意のタイミングで放出する事まで可能だ。

 それは莉緒がやっているところを見たことすらない技能だ。尤も、彼女の事だからやらないだけかもしれないが。

 そしてそれだけの繊細な魔力制御を行いながら、命中精度もまた高い。

 これでリンに近しい近接戦闘スタイルも取れるのだから、もう弱点が見当たらない。

 魔術に重きを置く彼女にとっては、あくまで自衛程度の戦術だとしても、だ。


 そんな光景を目の当たりにしているのだから、将真が場違い感を覚えるのは仕方がない事だった。

 索敵魔法の発動維持に集中している佳奈恵を守るため、彼女を中心に展開する一行だが、将真もついでに守られているかのような状態だ。

 将真が手を出す前に魔物が蹴散らされ、敢えて前に出ても漸く一体二体倒せるくらいだ。


 将真にできることは精々前に出て戦う事なのだが、それすらこなせていない。

 足手纏いという事はないが、プラスにもマイナスにもならない、良くも悪くも影響を与えられない自分の戦力にどうしてもショックを受けずにはいられなかった。


「……俺、なんも出来てねー」

「しょうがないじゃない。あんた待ってるより私たちで蹴散らす方が早いんだもの」

「杏果ちゃん、ストレートすぎるよ……」


 杏果の辛辣な物言いを、それでもリンですら否定しない所を見ると、全員共通の意見なのだろう。

 それを理解出来てしまった将真は、更に心に傷を負う。


(結構強くなったと思ったんだけどなぁ?)


 それでも、所詮は一ヶ月程度でしかない、ということか。

 勿論、将真が傷つこうとも、周りがそれを気にする余裕はない。

 一同は、折角倒した魔物の素材も回収せず、更に先へと、目的地へと急いだ。




 将真たちを呼び出した時間が多少早かったのと、彼女自身も任務に出ていたためにその場に居合わせてはいなかったのだが。

 楓は、柚葉の話を聞いて少し驚いたような表情を浮かべる。


「スタンピードの鎮圧に、一年生を行かせたんですか?」

「ええ。でも大丈夫よ。あの子たちの総力を平均しても、学生レベルに留まるかすら怪しいもの。むしろいい経験になるわ」


 軽い調子でそういう柚葉に、それでも楓は安心出来なかった。

 柚葉は〈日本都市〉でも屈指の実力者だ。

 だが、それ故に想定外の事態が起きても、力づくでの解決すら可能であり、その為見通しが甘いところがある。

 その見通しの甘さが大問題に発展したことは、楓が知る限りはない。

 それでも、今回のスタンピードの内容を確認した彼女は、不自然さを抱いていたのだ。


「……三日ほど前の、二年の小隊に与えた任務。オークの群れって、上の諜報からの情報ですよね?」

「……そうね」


 楓の言葉に、柚葉の声が少し真剣味を帯びる。

 とても人が住めるような状態ではない都市の外の情報が、自然と入ってくるなんて事は勿論ない。

 それは、自警団や〈四大名家〉と称される中に属する家が抱える、諜報員によって齎されるものだ。

 戦闘力に乏しくとも、情報集めに特化した彼らは、戦闘を前提にしなければ極小数、或いは単独でも役割を充分果たせる程のプロだ。


 故に、その情報の信憑性は非常に高く、まず間違った情報が入ることは無い。


「……元々、群れって判断ができるくらいにはオークの数が多かったんでしょう。でもそれがたった三日で、スタンピードに覆りますかね?」

「……でも事実、覆ったのよ?」


 そう。たった三日で覆ったのだ。

 キングオークがいたのなら、そもそも群れが見つかった時点で諜報員なら気づいたはずだ。そしてそれがスタンピードだと言う事にも気がついたはず。

 その情報が三日で覆った。

 いくら数が多かったとしても、三日で群れがスタンピード規模に膨れ上がるは思えない。

 まして、一日で帰って来れるような任務に、三日も時間が空いているとなると、スタンピード自体はもっと早く発生した可能性が高い。


(……そんな急にスタンピードになる事がある?)


 楓が抱いた不自然さとは、詰まるところそういう事だった。そして、それが示す可能性は。


「……もし、このスタンピードが人為的なものだったら、どうでしょう?」

「…………冗談でしょう?」


 そんな事をできる人間はいない。

 精神的な問題以上に、そもそも手段すらないはずだ。

 だから、スタンピードが人為的に発生させられているのだとしたら。その方法すらはっきりしていない事を、可能にする者がいるとしたら。


「…………高位魔族が、一枚噛んでる?」


 この世界に存在する、人類の敵。その括りは主に三つ。

 〈魔物〉と、その枠に収まらない強さを持つ〈魔獣〉。そして、魔物や魔獣の特性を有しながら、知性と理性を有する、人間に近い〈魔族〉。

 その中でも、今回の任務の討伐対象であるオークや、ゴブリンといった存在は低位魔族と称される存在だ。

 あくまで、知性や理性を有している「だけ」。その本質は魔物に近く、その行動は本能に準じたものが殆どだ。


 だが、高位魔族となれば話は変わってくる。

 人間レベルの知性や理性を持ち、高い魔力や戦闘能力を有している、半端な魔獣では比べ物にならないくらい危険な存在だ。


 もしそんなものが今回の件に絡んでいるのであれば。


「……それは流石に、あの子たちの手に余る、かもしれない」

「でしょうね」


 かもしれない、どころか十分に有り得る可能性だ。

 高位魔族でも、相手が大したことなく、数も少ないと言うのであれば対処できると思うが。

 高位魔族を相手にそんな楽観的な思考をしている場合ではない。


「…………ごめん、楓。帰ってきたばかりで申し訳ないんだけど」

「……しょうがないですね。間に合うかは分かりませんよ?」

「……ありがとう」


 苦笑を浮かべ、小さくため息をついた楓は、話が終わると直ぐに学園長室を去る。


(……無事でいなさいよ)


 学園長として、簡単に動けない我が身を呪いながら、柚葉には中隊の無事を祈る事しか出来なかった。




 そんな柚葉の心配など知る由もなく、三時間ほどの時間が経過。

 将真たちは、大した疲労もなく目的地のすぐ側まで来ていた。


「それじゃあ、少し休憩していきましょう」


 周囲を見回り、安全である事を確認した莉緒がそう告げると、一行は肩の力を抜く。

 疲労の蓄積が大したことはなくとも、任務の内容が内容なだけに、緊張は隠せない。その前に一息つけるのはありがたいことだった。

 ここでそれぞれ軽食やトイレを済ませて、彼らは今一度集合する。


「__さて、改めて言う事ではないと思うッスけど、目的地はもうすぐッスよ」

「うん。姿はまだ見えないけどね。でも気配は感じる気がするよ」

「あ、えっと、私の方でもまだ、探知は出来てない、かな」


 莉緒に続き、同じように周囲を偵察していた静音が肯定し付け加える。索敵魔法をかけていた佳奈恵の意見も同じようだ。


「なんで、今一度気を引き締めて貰えると有り難いッスね」

「ホント、改めて言うことでもないわね」


 吐き捨てるような杏果の不遜な物言いは、それだけ当たり前の事だと理解出来ているからなのだろう。

 忠告を述べた莉緒も、その言葉にニッと笑みを浮かべるだけで、誰も杏果の言葉を批判しない。


「それじゃあ、出発するッスよ」


 __それから、目的地到着までには三十分もかからなかった。




「…………めっちゃいるね」

「いるッスねぇ」


 まず最初にその光景を見たのは、偵察中の莉緒と静音だ。

 静音に見える距離だけでも、中々の数が見える。更にはハイオークの姿も確認できた。

 ところが、莉緒の右眼・・の視力はその程度にとどまらない。更に奥を見据え、そのおぞましい光景に莉緒は表情を歪める。


 そんな情報を持ち帰ってきたのだから、気を引き締めたところに緊張も合わさって、寧ろ固まってしまいそうだ。

 良くない傾向だ、と将真は深呼吸をして落ち着きを取り戻すが、必要以上に固くなっていたのは自分だけだと気づき、少し恥ずかしさを覚える。


「…………佳奈恵。探れるか?」

「うん、やってみるよ」


 そんな将真には目もくれず、猛が佳奈恵に耳打ちする。

 猛に言われるまま、佳奈恵が意識を集中させると、魔導書が淡い光を発する。

 今更気がついた将真だが、佳奈恵の持つ魔導書もどうやら魔道具の一種のようだ。

 佳奈恵の表情が、時間が経つにつれて険しくなり、額には汗が浮かび始める。

 そして遂には鼻血が伝ったところで、佳奈恵の体が脱力し、膝から崩れ落ちた。


「え、ちょ、大丈夫か!?」

「うるせぇよ、佳奈恵の頭に響くだろ黙ってろ」

「ぐっ……」


 猛が辛辣に言い放つが、間違った事は言っていないので大人しく口を噤む。

 そんな将真にキツイ言葉をかけたとは思えないほど、猛は穏やかな表情で佳奈恵を支える。


「無理させたか、悪ぃな」

「ううん、これくらいしか、役に立てないと思うし……」

「んなこたねぇよ。……それで、どうだ?」

「うん、ちゃんと見えたよ」


 佳奈恵が見たのは、スタンピードの規模。

 その証言によると、オークの数は三百を軽く超え、周囲を見回る為のリーダー格としてハイオークが五体ほど徘徊しているらしい。

 そしてスタンピードの中心にはやはり、キングオークがいるそうだ。その周りに、ハイオークが更に五体いるという。


「……改めて聞くと相当やっべぇ数だな?」

「改めて言わなくても分かってるわよ」


 少しおちゃらけたように言う響弥だが、その表情は固く、言い返す杏果の言葉にも少し力がない。

 初めて遭遇するスタンピードに、やはり緊張が滲んでいるようだ。

 それに、問題はそれだけではない。


「これを相手にしながら、二年の小隊も探さなきゃ行けないんスよね」

「ちょっと厳しいね」


 姉に同調する美緒。

 彼女たちの言う通りで、この状況から二年の小隊を探し出すのは非常に困難だ。ましてや助け出すなど。

 せめて、居場所が分かれば。


「……佳奈恵。もうちょい無茶出来るか?」


 そして、そんな皆の思いを察したのか、猛が佳奈恵に問いかける。

 先程の広範囲索敵による負荷で、佳奈恵の顔色はあまり良くない。それでも彼女は頭を振って表情を引き締める。


「……うん、やってみるよ」

「ああ、頼む」


 佳奈恵が、再び魔導書へと意識を集中させる。

 時間が経つにつれて、佳奈恵の表情は先程以上に辛そうに歪んでいき、そして遂には結構な勢いで鼻血を吹き出した。


「__っ!」

「うっ……」

「…………悪い、無茶させたな」


 再び声を上げそうになった将真だったが、何とか口を噤むことに成功する。

 苦しそうに呻く佳奈恵を責めるでもなく、猛がその頬を優しく両手で包み込む。


(こいつ、ホント小隊の仲間に対しては人が変わるよな……)


 人が変わる、と言う言葉をいい意味で使う事になるとは思わなかったが。


「……ご、ごめんね。少し待って、頭が……」

「分かってる。まずは落ち着け。俺らも待つから」


 佳奈恵を慮る態度の猛に対して、彼女は頭を抑えながら落ち着くまで呼吸を整える。

 鼻血はいつの間にか止まっていた。と言うより、猛が止めたかもしれない。彼の両手に炎が灯っていたのは、火属性の治癒魔術か。

 純粋な回復魔法と比べると効力は薄そうだが、大怪我でなければ十分、事足りるようだ。

 炎の魔剣といい治癒魔術といい、見た目と態度に反して器用なものである。


 ようやく落ち着きを取り戻した佳奈恵は、自分の頭に響かないように、ゆっくりと口を開く。


「…………二年の小隊、見つけました」

「そうか。……何処だ?」

「……キングオークがいる所だよ。人質に取られてるのかもしれない」

「げぇ……」


 杏果が、嫌そうな顔で少女らしからぬ呻き声を上げる。

 だが、他の面子も彼女と同じ気持ちだった。

 どの道、今回の任務はスタンピードの鎮圧だ。故に、戦う事自体は何も問題ではないのだが、人質がいるとなると、かなり動きにくくなる。

 だから、救出し、殲滅するまでの作戦をしっかり組み立てなければならない。


「……ちょっといい?」


 そんな風に一同が頭を悩ませる中、発言をしたのは美緒だ。


「おっ、何スか美緒。もしかして妙案でも?」

「うん、そうだね。佳奈恵も頑張ってくれたし、私もちょっと、無茶してみようと思う」

「いきなり無茶宣言?」


 思わず将真は顔を顰めてしまうが、姉である莉緒や、小隊仲間の猛と佳奈恵には、何となく察しがついたようで落ち着いていた。


「……確かに、美緒の神技があれば大分楽になるな」

「多分ッスけど、オークは全滅させられるッスね。或いはハイオークもやれるかもしれないッスけど、まあ楽観視は危険、か」


 二人の口振りから、どうやら美緒には広範囲の魔物を殲滅できるような術があるらしい。とんでもない話だ。


「とはいえそれも、二年を助けてからじゃないと巻き添え喰らわせる事になるわよ」

「そうなんスよねー……」


 杏果の言葉に、再び莉緒は頭を悩ませる。

 だが、暫くすると意を決した様な表情をする。


「……リンさんと、あと猛さんも。二人とも、ハイオークくらいなら単独で戦えるッスよね?」

「うん? うん、多分大丈夫だよ?」

「ハッ、冗談だろ。あんなの雑魚だろぉが」


 猛の口は粗野だが、とにかく二人とも、問題は無いらしい。

 二人の言葉に、莉緒は頷いてみせる。


「了解ッス。とりあえず、ちょっと強引ッスけど、作戦を思いついたんで、聞いて貰ってもいいッスかね」


 その言葉に、一同は頷く。


 まず、速さに圧倒的な部がある莉緒が一人で先行。

 キングオークについているハイオークを奇襲にて一体潰し、キングオークを中心とした残りを引きつける。

 流石に奇襲がバレてからは、討伐は容易くない。その後は暫く時間稼ぎに徹する。


 莉緒と同時に残る一同も出発。

 莉緒ほどでは無いものの、進行速度は十分。そしてオークはその速さに比べると、鈍重とすら言ってもいい。

 そのため、最短の直線距離でキングオークの元まで突き進む。その際、道を塞ぐオークだけを何とか退かせば問題ない。


 そして一同がキングオークの元へ辿り着いたら、杏果、響弥、リン、猛でハイオークをそれぞれ撃退。

 将真、佳奈恵、静音は迅速な二年の小隊の救出。


 この進行で、美緒の力は可能な限り使わない。その後の作戦の、温存の為だ。


 ハイオークの撃退と二年の小隊の救出が成ったら、美緒の攻撃でドカン。


 これが、莉緒の立てた作戦だ。

 勿論、計画通りに行くとは限らないし、行ったとしてもキングオークだけは間違いなく残る。

 残るのだが。


「この面子でキングオーク一体だけなら、むしろお釣りが来るわよ」


 そもそも、のんびり考えている時間はない。

 そして莉緒の作戦以上に速く、消耗を抑えた方法でキングオーク討伐までを達成する作戦は思いつかない。


 杏果の言葉に後押しされ、莉緒の立てた作戦が遂行される事となった。

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