私の過去
私リーナ ロゼスターは、一応貴族の娘である。
貴族って言っても高い地位があるわけでわないのだ。田舎の小さな領地をおさめる平凡な貴族の娘である、だと言うのに・・・・・
また、あいつら・・・・
「なぁ、リーナ頼むよ、君の美しさに逆らえるものはないだろう?だから、おとなしく僕と結婚しよう?ね、そしたら君を変な奴らから守ってやれるし!」
また、こいつは訳のわからんことを
こいつは、いやこのかたはイーリス モーテル公爵なぜか私を妻にしたがる物好きだ。
「いいかげん諦めになったらどうなのです?何度も申し上げた通り私は誰とも婚約する気はありません。」
はぁ、毎朝毎朝同じことを・・・呆れるね
なぜ、私のような身分もそれほど高くない娘を欲しがるのか、不思議だ。
家につくと・・・・何だか騒がしい?
「お嬢様、先ほど旦那様がお帰りになって
すぐにお嬢様をお呼びしろと・・」
「わかったわ。父上はどこ?」
「ご自分の書斎にいらっしゃいます」
まったく、どうせまた縁談の話ね、面倒だわ
「お呼びでしょうか、父上」
そこにいたのは、やや白髪の見える男性
つまりは、父上なのだ。
「あぁ、お前なら呼ばれた意味がわかっているな。」
「はい、父上。ですが答えはノー!ですわ」
父上の顔はやっぱりかぁと言わんばかりの顔だ。
「なぜ、私に結婚させようとなさるのです!
私がなぜしないかお分かりでしょう!?」
そうだ、私は結婚できない。
なぜなら、私には人には言えない過去があるから
私は小さい頃一人家で留守番していた時・・・
ある男に誘拐され監禁、そして辱しめを受けた
私はそれからしばらくして発見され助け出された
だが、父上や母上、兄上は私にどう接していいかわからずまだ十歳の私を捨てた。
苦しい、苦しい助けて。私を一人にしないで
私は必死に母上や父上を引き止めた!なのに!
まだ十歳の私を捨てたのだ!
私は汚れた娘、そして捨てられた要らない娘
今さら、父上にどうこう言われる筋合いはない!