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1-17 利害(sideディカルド)

 何か、柔らかくてあったかいものが腕の中で動いた。


 薄目を開けると、アニエスの柔らかな蜂蜜色の髪の毛。幸せな気持ちで抱き寄せて、その髪の毛の中に顔を埋める。


「ちょ、ちょっとディカルド!?」


 何か焦ってるようだけど。


 そんなことはどうでもいい。


 そう、なんたって、アニエスは嫌なんじゃなくて。ただ、恥ずかしがってるだけなんだから。


 そう思うと余計に嬉しさが増してきて、腕の中のアニエスをぎゅっと抱き締めた。


 ぱこん、と頭を叩かれる。


「ってぇな……」


「ま、また寝ぼけてるんでしょ!」


 腕の中で慌ててるアニエスも可愛い。でも、そろそろ本気で怒られそうだなと、渋々と目を開いた。


 間近に見える、寝起きのアニエスの、ちょっと怒った顔。


 天使か。


 俺は幸せいっぱいな気持ちで、ぼんやりとその顔を眺めた。


 アニエスの顔が、段々赤くなっていく。


 俺は目を逸らさずに頑張っているアニエスをみて、素晴らしく心を満たされながら、ニヤリと笑った。


「目、そらさねぇんだもんな?」


「そ、そらさないわよ!!!」


 真っ赤になって俺の目を睨みつけるアニエスが可愛い。……可愛い。おかしいぐらい可愛い。


 しかも、この顔の赤さの理由は、俺と見つめ合っているからだ。そう実感するたびに、天にも昇る心地だった。


「っこ、これ!いつまで続けたらいいのよ!」


 負けるのが嫌で目線を逸らせないアニエスが困っている。俺は可笑しくなって、本当に可愛くて、アニエスの頭を抱き寄せて口付けた。



 そんな、清々しい朝。訓練所ではレオンがうんざりした顔をしていた。


「団長……その顔やめてもらっていいですか?」


「あ?」


「あ?じゃないですよ……昨日まで残酷な死神みたいになってたのに。今度は恐ろしい計画を思いついてニヤつく悪の帝王みたいです」


 ……ニヤついてる?


 流石に浮かれすぎたかと、口元を動かす。それでもやっぱり顔が緩んでしまうのか、変な顔になっている気がした。


 レオンはやれやれと俺を一瞥すると、手元の紙をペラペラと捲った。


「で、ご機嫌な団長にいくつか報告です。まず、ガストンとかいうゴミですが、戦意喪失して完全に腑抜けになりました。多分何もかも自白してますが……馬車の事故については故意な殺人でもなく、立証もできないので、やはり罪を問うことは難しそうです。代わりに、刑期を終えて釈放された後はオーギュスティン家の領地内の炭鉱所で監視付きで働く契約となりましたので、まぁこの後はあまり心配いらなさそうですね。炭鉱は肉体労働ですが別に劣悪な環境でもないし逆に残念ですが、管理された寮に入ってもらいますしキッチリ働いてもらうんで生ぬるくはないはずです」


「……分かった。で、ガストン周りの親族についてはどうだ?」


「はい、団長が手配してくださったオーギュスティン家の後援がかなり強力に効きましたね。ウォーカー家の絶縁状に最初は抵抗を見せたものの、レックス様が恐ろしく冷たい顔で『お前らも一足先に炭鉱に行く?』と言い放ったので、あっという間にサインしてました。いや〜レックス様って案外やり手ですよね。うまく姉の親族使って、さっさと絶縁手配するんですもん」


「レックスは若いだけで、頭は切れるからな」


 そう、あの後。レックスは直接俺と親父のところへやってきて、オーギュスティン家の後援とガストンの行き先について相談してきた。既にオーギュスティン家の者となっていたアニエスに関わる問題のため、そもそもオーギュスティン家も何かしら手を出す予定ではあったが。レックスの卒なく、でも度胸のある動きは、もはや当主を射程圏内に捉えたような動きだった。


 何度か、学園での様子を聞いたことがあった。姉の働いた金で学んでいるという事実を、レックスは想像以上に重く受け止めていた。


 学園での何もかもが、無駄にはできない。それが、レックスの静かな成長を支えてきたんだろう。


 なんとなく安心して、椅子に深く腰掛けてため息をついた。


 あと数ヶ月経ってレックスが爵位を継承したら、ウォーカー家もかなり安定してくるだろう。


「で……団長。もう一ついいですか?」


 レオンが、少し声のトーンを変えた。


 何か嫌な予感を感じながら、目線でレオンに先を促す。


 レオンは少し声を抑えながら、続きを話し始めた。


「……聖女探しですが。少し状況が変わってきたみたいです」


「状況が変わった……?」


 レオンの表情からは、ふざけた感じが消えている。レオンは再び周囲に目配せをした後、また口を開いた。


「夜会が開かれます。第二王子主催ですが……実態は名義だけで、教会が完全に取り仕切っています。招待者は貴族や権力者の、若い夫婦です」


 その言葉にハッとしてレオンの顔を凝視する。レオンは、難しい顔をしながら話を続けた。


「お察しの通りです。教会に潜り込ませた者からの報告ですが……聖女の対象者の範囲が変わったと」


「聖女となる精霊の愛し子が、既婚者という条件に変わったのか?」


「そこまでは分かりませんでした。ただ……状況からしてその可能性が高いかと」


「…………」


 恐らく間違いないだろう。あの聖水晶がどこまで愛し子を探せるのかは分からないが、大司教の血統は聖術とかいう得体のしれない術を使う。それで、何かしらの方法で、現在の愛し子の――アニエスの状態を探ったのかもしれない。


 かなり雲行きが怪しい状況に、ぐっと手を握る。


「でもですよ?第二王子が婚約者になるとはいえ、流石に既婚者の妻を横取りしたりしますかね?」


「……国のために妻を差し出す聖人のような善良な夫として美化して、愛し子をぶん取る気だろ」


「うわ、最低。でもあいつらならやりかねないですね……」


 綺麗事を大義名分にして、やりたい放題の教会の考える事だ。恐らくはもっと胸糞悪い方法を考えているに違いない。


 俺は重い息を吐き出し、暫し逡巡したのち、再び口を開いた。


「……午後の俺の騎士団の予定はキャンセルだ。代役を立てろ。理由は家の都合でいい」


「わかりました。えぇと、何するんですか?」


「第二王子と面会する」


「はいはい、第二……えぇ!?」


「声がでかい」


「っ、すみません……」


 レオンがたじたじになりながらあたりをキョロキョロとしている。


「って、いや、団長……いくらオーギュスティン家の後継ぎだからって、当日にいきなり第二王子に会えますか!?」


「第二王子宛てで、側近にこれ渡してこい」


「っえ、これ……?」


 俺はレオンにあるものを託すと、ニヤリと笑った。



 午後、俺は第二王子のプライベートな居室の前にいた。


「入れ」


 その言葉に礼を取りつつ中に入る。


 金髪に碧眼の、見目麗しい第二王子、アレクシス。余裕たっぷりの美形の男は、輝く髪の毛をサラサラと流しながら微笑んだ。


「まさか狂犬と言われるオーギュスティン家の長男からお声がかかるとはね。僕何か悪いことしたかな?」


 そう首を傾げる姿は美しいが。甘く優しげな美形の第二王子の本性は腹黒で、油断するとあっという間に食われる可能性がある。


 俺は用心しながら、あっさりした表情で受け答えた。


「殿下を裁くような権限を私が持つはずございません。本日は、少し情報交換をお願いしたく伺いました」


「へぇ、僕と?情報なら、君の父上のほうがいっぱい持ってるんじゃないの?」


 そうニコリと微笑んだアレクシス殿下に、俺も冷めた笑顔を返す。


「父はもうすぐ引退ですし……あまり色恋沙汰には詳しくないので」


「っふ、何?色恋沙汰?息子の方はそんな話を持ってくるの?下世話だなぁ。まさかロアラスティーヌの件?」


「いえ違います」


「はは、即答か。ごめんね、妹が迷惑をかけた」


 可笑しそうに笑うアレクシス殿下は、余裕の表情だ。俺はもう前座はいいかと、単刀直入に本題を述べた。


「聖女から他の婚約者候補への鞍替えは上手く行きそうですか?」


 はは、と笑っていたアレクシス殿下は、笑い声を止めると、美しい笑顔のまま黙って俺を見た。


「鞍替え?」


「教会の勢力を削ぎつつ、王家として確かな者と婚姻を結ぶ。……私もそれが本来のあるべき姿だと思います」


 そして第二王子の美しい碧眼をじっと見返す。


「――秘密裏に婚約を打診していたラメール家の執事から、教会へと鞍替えの情報が漏れる所でした。情報収集中に発覚しましたので、止めておきましたよ。これが証拠です」


 パサ、とラメール家の執事から回収した手紙をテーブルの上に乗せる。


 笑みを消した第二王子は、一拍置いてその手紙を一瞥してから、力が抜けたようにため息を吐いた。


「……このことを知っているのは?」


「私とラメール家の当主、それと私の手の者2名です。父には知らせていません。その後執事は当主により拘束されています。処遇は殿下の判断を仰ぎたいと、当主より伝言を頂いています」


「…………分かった。助かったよ」


 そう呟いたアレクシス殿下は、人の良さそうな外向けの表情から気だるげな素の表情に戻り、俺に微笑んだ。


「このままオーギュスティン家は脳筋の騎士家系になるんだと思っていたのに。君もちゃんと跡取りだったんだね」


「……まだ暫くは脳筋で通していく予定です」


「ふふ、策士だね。それでいいと思うよ。君のお眼鏡にかなった人だけがオーギュスティン家の情報網に触れられる……声をかけてもらって嬉しいよ、ディカルド」


 ニコリと笑ったアレクシス殿下が俺のファーストネームを呼んだ。第一関門はクリアだ。少し心を落ち着かせながら、次のステップへ進む。


「ありがとうございます。それで本題に戻りますが……今度開催される夜会は、殿下の本意ですか?」


「うわ、俺も今日知ったのに、もう知ってるの?」


「殿下主催の夜会なのに、今日知らされたんですか」


「そう。ほんと失礼だよね。奴ら俺のこと飾り物だとしか思ってない」


 カラカラと笑ったアレクシス殿下は軽い雰囲気だ。まだ、本音までは引き出せていないようだった。そっとアレクシス殿下の様子を窺いながら、少し強く切り込むことにした。


「聖女が殿下の婚約者となれば、殿下の王位継承が難しくなります」


 笑い声を止め、笑顔でこちらに視線を向けたアレクシス殿下の目は、もう笑っていなかった。


「……陛下も今は第一王子のレオナルド殿下ではなく、優秀でバランスの取れた第二王子のアレクシス殿下を王太子としようとされている。でも、既に第一王子はフローラ様とご結婚されている。教会は王家の権力も使いやすいよう、アレクシス殿下と聖女にどうしても婚姻を結ばせたい。」


 そう淡々と語る俺の言葉を、アレクシス殿下はじっと聞いている。核心に近づいてきたことを察しつつ、更に話を続けた。


「歴史的に、教会は王家の者と聖女が婚姻関係を結んできたという大義名分を唱えて婚姻を結ばせ、美辞麗句を並べて王家と大衆を動かしてきた。――聖女は王妃にはなれない。この聖女の発見と王子との婚姻は、殿下にとって今後の自分の進退にも関わる、いわば分かれ道のはずです」


「別に僕はどうしても王位につきたいわけじゃないよ。ただ、自分にとって最も納得できる道を歩みたいだけだ」


 そう答えるアレクシス殿下の言葉は、間違いなく本音に近くなった。でも。


 俺は最後の核心をつく言葉を紡ぎ出した。


「帝国の姫君を娶るなら、この国であれば王太子でなければ釣り合いません」


 その一言に、アレクシス殿下は一瞬動きを止めた。それから、諦めたようにため息を吐いて、笑みを消した表情で再び俺に顔を向けた。


「……やはりあの便箋を使ってきたのは、意図しての事だったんだね」


 帝国御用達の、異国の上質な便箋はこの国ではなかなか手に入らない代物だった。レオンに渡したのは、その上質な紙に一言、本日お会いしたい、と書き記したものだった。


 オーギュスティン家の跡取りからの、意中の相手の国の便箋を使った知らせ。表に出れば力の均衡を崩しかねないこの話題を、オーギュスティン家は知っているのかもしれない。そう深読みさせる便箋を使えば、賢いアレクシス殿下がすぐにでも俺に会おうとすることは明らかだった。


 アレクシス殿下は、深くソファーに腰掛けると、深いため息を吐いた。


「国のためを思うなら、私はアレクシス殿下が王位を継ぐべきだと考えています」


 静まり返ったアレクシス殿下に、慎重に、でも意志のある声で言葉をかける。


「私はもうじきオーギュスティン家を継ぎます。アレクシス殿下が王太子を目指すのであれば、オーギュスティン家は協力を惜しみません。教会は力を持ち過ぎ、横暴になってきています。愛し子を聖女として囲い込む大聖堂は、後ろ暗いことばかりだ」


 そして紙の束をバサリと豪勢なテーブルの上に投げ出した。教会の賄賂と癒着の証拠。それは聖女を利用した、領地からの賄賂の歴史だった。


「愛し子を私欲に利用すればこの国はいずれ滅びます。教会を倒すなら今です」


 流石に驚いたのだろう、すっかり外面の表情が消え去ったアレクシス殿下は、呆然としながら後ろ暗い紙の束を手にした。


「……どうやってこれを……」


「オーギュスティン家の総力を上げて調べました」


 やるなら徹底的にやれ。そう一言で済ませた父親の、いつもとは違う鋭い横顔を思い出す。オーギュスティン家の命運も掛けた情報戦。負けるわけにはいかなかった。


「殿下が教会を倒すつもりがあるなら、オーギュスティン家も同じ船に乗ります。本日はそれを伺いに参りました」


 そして真っ直ぐにアレクシス殿下を見た。


 アレクシス殿下は、一通り紙の束に目を通してから、ふぅ、と気の抜けたような息を吐いた。


「――少し、諦めかけていたんだ」


 アレクシス殿下の声が豪華な王子の居室にポツリと響く。


「帝国の……エレナーレ姫とは、2年前の外交で知り合ってね。知的で、優秀で……でもね、お転婆なんだよ」


 思い出すように笑うアレクシス殿下は、年相応の若者の表情をしていた。


「出会ったのは帝国の豪華な夜会じゃない。下町、だったんだ」


「下町……」


「そう、酒場でね。飲み比べして、めちゃくちゃ強くて、引き分けて……時間切れになって、その日は分かれた」


 そうだ、アレクシス殿下はお忍びが好きだった。まさか帝国の姫君までとは。想像以上の二人の奔放さと酒豪っぷりに心のなかで驚く。


「……翌日の晩餐会で、昨夜見たばかりの顔がいてね。お互い平然とした顔で挨拶したんだけど。後でダンスをしながら小競り合いだよ。本当に、負けず嫌いで……女性と一緒にいて、あんなに楽しかった事なんて無かった」


 そう言い切ったアレクシス殿下は、再び俺の方に向き直ると、今までの軽さがどこへ消えたのかというほど真剣な表情で俺を見た。


「教会を倒しエレナを迎い入れられるチャンスがあるなら、僕は逃げないよ」


 そうして、スッと立ち上がり、俺に手を差し出した。


「割とリスクがあると思うけど、僕と同じ船に乗って大丈夫?」


「……私は自分が信じた船にしか乗りません」


 しっかり手を握ると、アレクシス殿下は少年のような表情で笑った。


「ほんと、帝国の便箋を見たときは、どんな脅しをかけてくるのかと思ったよ」


「……ご心配おかけしてすみません」


「いや、いい手だった」


 そう笑ったアレクシス殿下と今後の方針をいくつか話し合い、退出の挨拶をする。ホッとした気持ちで部屋を出ようと背を向けた時。アレクシス殿下の芯のある声が背中に響いた。


「奥さんは元気?ディカルド」


 思わず、ピタリと足を止める。


 その様子に、アレクシス殿下はクスクスと笑い声を上げた。


「そう、やっぱり――彼女が愛し子なんだね」


 核心を突く答えに、身体が芯から冷えるのが分かった。


 知られた。


 その事実が、足元から俺の内臓に染み渡っていく。


「彼女が――アニエスが僕の婚約者になるのも、悪くはないけれど」


 何を、言ってるんだ?


 噛みつきそうになる身体を鎮めながら、その声の主を振り返った。


「っふは、すごい、流石狂犬だね。そんな怖い顔しなくても大丈夫だよ。僕の中で君を敵に回すのは悪手だ。それに、僕はエレナ一筋だから」


 可笑しそうに笑うアレクシス殿下は、いたずらっぽい表情で俺を見ていた。


「最後まで言ってくれないから、意地悪しちゃったよ。まぁ、僕でも最後まで秘密にしておくと思うけど」


 その声は軽やかだけど。それでも、背後に重さと――少しの心配が見えて、ハッとしてアレクシス殿下を見返した。


 アレクシス殿下は一瞬考える仕草をした後、静かな声で告げた。


「夜会に招待されるのは主に貴族や権力者の若い夫婦だ。ただ、お前も予想している通り、その中でも条件に合致する女性はそこまで多くない。……アニエスの名は、聖女候補の名簿の中でも、かなり有力な候補として記載されていた」


 そうして俺の目の前まで来て、綺麗な碧眼で、挑むように俺の目を覗き込んだ。


「アニエスを死守しろ。奪われたら取り返せ。僕も全力でやる」


 そしてニヤリと笑って俺の胸をドンッと叩いた。


「確かにお前の読みは正解だった。この色恋沙汰には、お前の父では役不足だったな。……非公式の場ではアレクでいい。これはただの男二人の、惚れた女を逃さないための戦いだからな」


「……じゃあ、本当に全力出せよ、アレク」


「ふふ、望むところだよ、ディカルド」


 大聖堂も顔負けの豪華な王子の部屋の中。俺達は気持ち悪い利害の一致を確認しながら、悪い顔で笑い合った。


読んでいただいてありがとうございました!


ついに伸びる魔の手……しかしご機嫌な団長は第二王子を味方に引き入れました!

「別人やん!」と本気を出したディカルドにびっくりしたあなたも、

「アニエスを死守しろ」と王子ばりに本気になったあなたも、

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また遊びに来てください!

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