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小学校4年生

幼なじみの女の子との下校中にしてしまった失敗談です。

小学校の頃、仲の良い幼なじみの女の子と一緒に下校することがたまにあった。幼稚園からの付き合いで、家が近かったのでよく一緒に遊んでいたので気心も知れており、お母さん同士も仲が良かった。そんな幼なじみの前で、一生の弱みを握られてしまう事件が起きたのは4年生になったばかりの日のこと。


その日は今日までに出さなくてはいけない宿題を、放課後先生に渡しに行ったので男友達は先に帰っていた。結構おしっこもしたかったのでトイレによって1人で帰ろうと教室にランドセルをとりに戻った。

すると、教室には幼なじみの女の子と数人がおしゃべりして残っていた。自分が顔を出したのがきっかけだったのかはわからないがそろそろ帰ろうとなったらしく、一緒に下駄箱まで向かった。

帰りの方向は、自分と幼なじみ以外の子は別方向。

幼なじみと2人で歩き出した。横断歩道を渡っている時、トイレに行くのを忘れていたことに気がついた。最初の方は普通に話していたのだが、だんだん我慢できなくなってきて、少し後ろを歩いて、大事な所をきゅっと掴んで我慢する所を見られないようにしてやり過ごしていた。道のりも半分位まできたあたりで、このままでは家まで間に合わない。(おもらし)の恐怖が頭の中に芽生えてきた。

しゃがんで靴紐を結ぶ振りをして、かかとでおしりをもじもじすると、結構我慢できる。でも何回もしゃがめない、2回目で幼なじみも不思議な顔をしながら見ていたと思う。

もうあと少しで家に着くという曲がり角付近でとうとう、前を押さえてもじもじしていないとすぐ出てしまう位の限界がきてしまった。もうごまかせない、幼なじみも自分がおしっこ我慢していることに気づき、困った顔をしていた。

学校からは幼なじみの家の方が近い為、幼なじみの家でトイレを借りることにした。ただ、我慢しているのがバレてから、もう押さえていてもやばくなってきている、ぎゅって揉むと治まるはずなのに、1秒すら我慢の気が休まらない。押さえている姿を幼なじみに見られている恥ずかしさと、我慢の限界で顔はあらゆる意味で赤くなっていたと思う。

なんとか幼なじみの家の前までたどり着くあと数歩といった所で、トイレに行けると思ってしまった、おしっこできる、幼なじみの女の子のまえでおもらしなんてかっこわるいことにならなくてよかった、とそう思ってしまった瞬間、男の子にしかついていないホースからすごい勢いでお水が溢れ出してしまった。

押さえていた手ではどうにもならず、ぱんつの中が

熱いおしっこでいっぱい、止められない、大事な部分が荒れ狂うように、跳ね回るようにおしっこを放出し続けている。

幼なじみはびっくりしながらも自分の股間から溢れていく所をまじまじとみていた。アスファルトの地面は一面、雨がそこだけ降ったような、みずたまりと呼ぶにはおこがましい程の範囲を濡らしてしまっていた。


「お母さん、〇〇がおしっこちびったー」


みずたまりの上で立ち尽くしていると、幼なじみのお母さんを呼んでくれた。家にあげてもらい、洗面所で後始末をしてくれた。下半身すっぽんぽんを見られたのは恥ずかしかった。汚れたものを洗濯機で洗ってくれて、終わるまで幼なじみの部屋で遊ばせてもらった。幼なじみは最初はちょっとニヤニヤしていたけど、落ち込んでいた自分がかわいそうになったのか、慰めてくれた。ノーパンで借りたバスタオルを巻いていたのだが幼なじみのジャージの短パンを貸してくれて、少し嬉しかった。


幼なじみは他の友達には内緒にしてくれたみたい、ただ、


「そんなこと言っていいのかなー?」

「みんなきいて!〇〇って実はわたしの家の前でねー」


などとたまに言い争いになった時、秘密兵器みたいにその話題を持ち出されるので、降参するしかなくなるのであった。

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― 新着の感想 ―
[一言]  読ませていただきました。  子どものころって、何かに集中するとそれまでの事を忘れてしまいますよね。おしっこもそう。  極限まで我慢しますから、そうなっちゃいます。でも、隣の幼馴染が優しい子…
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