表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天使が守るもの  作者: 亜本都広
11/11

エピローグ

 瑠璃の膝枕で俺は寝ている。瑠璃は耳掃除をしながら不満そうに呟いていた。

「あのさ、全然耳垢でないんだけど?」

「俺にどうしろって言うんだ? 二人で交互に毎日耳掃除して出る方がおかしいだろ?」

 昼休みに食事が終わった後、瑠璃は保健室のベッドで耳掃除をすることを熱烈に求めてきたんだ。ちなみに昨日は美鈴が同じ行動をとってきた。

「ボクのときは、もっと真剣に出してくれてもいいと思うんだけどな」

 瑠璃が何を言っているのか理解出来る奴がいたら、絶賛募集中だ。

「真剣になったら耳垢が出るわけ?」

「ほんとにキミって訳がわからないよ。耳掃除させてくれるのに、セックスはダメなんて。変な性癖持ってるんだね。でも好きだよ」

「変じゃないっ。耳掃除に何を期待してるんだ?」

「え? だけど、耳掃除って、命を預けてもかまわないって言う意味でしょ?」

「初耳だ」

「耳掃除をしている途中で殺されることってよくあるでしょ?」

「ないっ。そんなの聞いたことない。どんだけ殺伐とした世界だよ」

 俺が呆れたとき、保健室のベッドを仕切るカーテンが突然開かれた。

 そこには真っ赤な顔をした如月がいた。

 如月は震えながら声を上げている。

「あなたたち、なんてふしだらなことをしてるのっ。学校でセックスするならまだしも、みみみみみ耳掃除なんてっ。やっぱりあなたは悪魔ねっ。天使が耳掃除なんてっ。そんな恥ずかしいことあり得ないものっ。幸太さんももっと自分を大事にするのよ。そしてもっと学校の風紀というものを考えなさいっ」

 俺はその言葉を聞いて、天使の世界も殺伐としているんだなあと思った。

 やはりこの世界が一番だ。

読んでいただきまして、大変ありがとうございました。

これで瑠璃編は完となりますが、是非評価をお願いします。


それから、天使と悪魔はもちろん設定がありますが、全て読者の想像に任せて名前は出さない方針です。


それと、ほぼ同時進行で、「猫耳娘が大切にする宝物と、 狼少女の優しい嘘」も投稿しています。その続編の「魔法少女と猫耳娘の夢物語」を書き始めています。もしよろしければそちらもご覧いただければ幸いです。

https://ncode.syosetu.com/n7776fw/

https://ncode.syosetu.com/n0819fx/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ