兎歩に生きる人達 後編の後編
前回のあらすじ
もう無理だぁ…おしまいだぁ…。
とうとうその全貌が明かされた生徒会による脱出劇。
用意周到なその作戦を前にニートの必殺の企ては空振りに終わり、なす術も無いニートと犯罪者は困り果てていた。
犯罪者「…くそっ、一体どうすればいいんだ」
ニート「暑い…もうなにもかもどうでもいいんじゃないかな?」
諦めることなく、策を模索する犯罪者ともう暑くて暑くていろいろとどうでも良くなってきたニート。
カグヤ「…諦めちゃうの?レンジ。まぁ、確かに暑いけど…」
ニートとカグヤが指摘した通り、あの体育館にいた観客が全員乗り込んでいるため、車内が大変混雑していることと、10月とは思えないほどの気温の高さが相まって車内の体感温度は異常なほど高かった。
パツキン「悪いけど、二人にはそこで大人しくしててもらうよ。これ以上、あの人の邪魔をしないで欲しいし…」
ニートと犯罪者はパツキンという見張りを付ける代わりに車内に乗車させてもらっていたのだ。
女性一人で男二人の監視は無理があるように思われたが、生徒会長についてきた生徒たちもいたため、二人は力づくで監視を退けることも難しかった。
パツキンが二人を監視する間、他の生徒会メンバーは乗客の案内や、発進の準備で忙しそうにしていた。
犯罪者「お前らは分かっているのか?。このまま町を脱出することが出来たって、待っているのは政府から命を狙われる地獄の日々だ。この電車はただの死ぬための棺桶に過ぎないんだぞ!?」
パツキン「そうだね。でも、なにもしなくたってただこの町が棺桶に変わるだけでしょ?」
犯罪者「そんなことは俺がさせない!!。これ以上、誰も犠牲になんてさせやしない!!」
パツキン「悪いけど、私はあなたよりも…誰よりもあの人を信じているから…」
犯罪者なりの正義とチンピラなりの正義がぶつかり平行をたどる議論、そんな中でニートはこんなことを愚痴った。
ニート「いや、そんなことよりもさ、めっちゃ暑いんだけど?」
人の生き死に、町の存続がかかったこの事態に、この男はそれよりも気温の高さを指摘した。
パツキン「あ、うん…確かに暑いけどさ…いまそれどころじゃ…」
ニート「アホか!こんなに暑かったらそのうちぶっ倒れるやつも出てくるぞ!。町を出る出ない以前にまずはクーラーでも付けるべきだろ!?いいからクーラーをつけろ!!暑いんだよぉ!!」
カグヤ「…えぇ」
パツキン「………」
犯罪者「…俺の味方はこんな奴しかいないのか」
クーラーを付けろとワーワー喚いくだけのただの悪質クレーマーと化したニートに呆れる一行。
だが、ニートの言うことにも一理ある。今日はただでさえ暑い中、いまだに動かない車両にこれだけの人が蒸し詰めされていたらそのうち倒れる人が出てもおかしくはない。それは避けるべき事態…。
そう判断したパツキンはオモチャのような簡易的な無線機で他のメンバーと連絡を取った。
パツキン「こちらパツキン。暑さで誰か倒れる前に冷房を入れて欲しいんだけど…」
一ノ瀬「こちら一ノ瀬。了解です」
無線機から反応があった後すぐ、頭上からクーラーが動く音がした。
ニート「わーい、クーラーだー」
兎歩の存亡を賭けた戦いの最中、ニートはただただクーラーが動き出したことを喜んでいた。
犯罪者「…さっきの話の続きだが、どうしても脱出を止める気はないのか?」
パツキン「当然。あの人が行くと言うのなら、私はあの人を連れて行くだけのこと」
犯罪者「なにも考えることなく、金魚の糞のようについて行くだけの人形ってわけか…呆れを通り越して愚かだな」
パツキン「なんとでも言えばいいよ。あなたは知らないかも知れないけど、あの人は多くの人に信用されてるの」
犯罪者「多くの信用を得ているものが必ずしも有能とは限らないだろ。部下の多い無能なリーダーほど、厄介な組織は無い」
パツキン「それは…あの人のことを無能って言ってるの?」
犯罪者「今回のことに限ってはそういうことだ」
パツキン「あの人は無能なんかじゃ無い!!。誰よりも責任感の強い人だから、兎歩高校の生徒会長として、この町のことをいつだって一生懸命に考えてる!!」
犯罪者「責任感が強いからこそ、生徒会長の最後の仕事としてなにかをやらなきゃいけない使命感に駆られてこんな無謀なことを仕出かした可能性だってあるだろ!?」
パツキンと犯罪者の二人の口論はヒートアップし、その声量はどんどん大きくなっていた。
パツキン「違う!!あの人はちゃんと考えてやってるんだ!!」
犯罪者「あいつだってどんなに強がったってまだ高校生だ!!子供なんだ!!それなのに一人で背負っていたら間違う時だってあるだろ!!誰かしっかりブレーキ踏んでやれるやつはいなかったのか!?」
パツキン「それでも、私はあの人を信じてるから!!!!」
犯罪者「他人に依存ばかりしてないで、少しは自分のことを信じてやれないのか!?」
ニート「ところで、クーラーの温度もっと下げてくれない?」
犯罪者「………」
パツキン「………」
カグヤ「えぇ…このタイミングでよくそんなこと言えたね」
ニート「暑いんだから仕方ない」
激しい口論に割り込んでまでそれを言うことに呆れながらパツキンは返事をした。
パツキン「はぁ…いまそれどころじゃないから後で…」
ニート「ふざけるなよ!?こっちは暑いって言ってるんだからとっとと温度を下げろよ!!第一、誰のせいで更に暑くなってると思ってるんだよ!?お前らがこんなところで口論なんて始めるからだろ!?」
カグヤ「………」
犯罪者「………」
もうあまりのワガママぶりに冷めた目で見ることしかできないカグヤと犯罪者。
パツキン「はぁ…分かったよ」
そう言って呆れながら無線機を取り出すパツキン。
ニート「もう設定温度は最低まで下げろよ。俺もいちいち暑いのを指摘したくないんだ」
パツキン「分かったよ、私もいちいち暑いのを指摘されたくないし」
パツキンが無線機で一ノ瀬に冷房を最低温度に設定するように指示して少しすると、車内の温度がぐっと下がり、ニートが満足そうな顔をした。
ニート「あぁ、涼しい…良きかな良きかな」
犯罪者「ニート、お前は発車を止める気があるのか?」
ニート「え?もうこうなったらなるようにしかならないでしょ」
ニートは諦めが一周回って悟りを開いてしまったようだ。
それから数十分、犯罪者とパツキンの口論は続いたが、ニートはその間車内のイスに座って寝ていたとさ。
チンピラ「待たせたな、準備完了じゃ」
車内にチンピラ生徒会長のアナウンスが流れて来たのを皮切りに、車内には生徒会長への声援が鳴り響いた。
ニート「…うるさいなぁ」
その声援に寝ていたところを起こされたニートは不機嫌そうにそう呟いた。
犯罪者「くっ、もう出発か…まだ間に合う!電車を止めるように言うんだ!」
パツキン「そのセリフはもう聞き飽きたよ。もう大人しく行く末を見守って」
犯罪者「お前だってこの行為がいかに危険か分かってるんだろ!?俺はお前の意見が聞きたいんだ!!」
いまだに二人は口論を続けていた。
チンピラ「野郎ども!準備はええか!?出発じゃああああ!!!!」
生徒会長の出発の合図に車内には怒号のような声が飛び交った。
振動と共に動き出した電車は徐々にその速度を上げていく。
死地へと向かう箱舟に乗り込んでいるにもかかわらず、車内の乗客は怯えたりするでもなく、ただただ興奮しているその異様な光景にカグヤは思わず恐怖を感じた。
かつて自らを破滅へ追いやったあの時のような恐怖を…。
そんなカグヤを見かねて、ニートはカグヤの震える手を握りしめた。
ニート「大丈夫。やるべきことはやった…あとは…」
カグヤ「…うん」
寝起きとは思えない真剣な表情のニートに頼もしさを感じたカグヤは少し落ち着きを取り戻した。
だが、動き出した箱舟はただただ兎歩の外を目指して、止まることなく走り続けた。
そんな時、パツキンがニートに無線機を渡して来た。
パツキン「会長があんたと話がしたいんだってさ」
ニート「へぇ。ちなみに会長はいまどこにいるの?」
パツキン「運転手の一ノ瀬と一緒に先頭にいるわ」
ニート「なるほど、ありがと」
そう言うとニートはパツキンから無線機を受け取った。
ニート「話がしたいだなんてどうしたんだ?そんなに俺の声が聞きたかったのか?」
チンピラ「どうやら冗談を言うくらいには余裕があるようやな。…それで、電車は動き出したがお前らはもうお手上げか?」
ニート「まぁな、こんなに見張られてちゃやれることも限られてるからな」
チンピラ「なんや…期待外れやな」
ニート「期待外れって…まるで本当は止めて欲しかったって言い方だな」
チンピラ「ふっ、まさか…」
ニート「でも、あながち間違いってわけでも無さそうだな。本当はこれが間違ってないかってどこか疑ってはいるんだろ?多少なりとも不安はあるんだろ?」
チンピラ「………」
ニート「でもお前はリーダーだから、みんなを不安にさせないためにも迷いや弱みを見せるわけにはいかないもんな。一人で背負って可哀想に…お前にもブレーキを踏んでくれる奴がいたら良かったのにな」
チンピラ「…いまさらそんなこと言うても仕方ない。もうこの電車は壁の外に向けて動き出した、誰にも止められん」
ニート「…それはどうかな?」
チンピラ「なに?」
一ノ瀬「会長!!緊急事態です!!」
突然、無線機からは会長と共に運転席に同席していた一ノ瀬の声が聞こえてきた。
一ノ瀬「これ以上、スピードを上げることができません!!」
チンピラ「なに!?」
一ノ瀬「蓄電池に内蔵されていた電力が底を尽きて、スピードを上げるための動力が尽きてしまっているんです!!このままでは壁を壊すためのスピードが足らず!!衝突して大惨事の可能性があります!!」
チンピラ「そんなバカな!?事前に用意していた電力は足りていたはずや!!」
ニート「クーラーだよ」
チンピラ「なに?」
ニート「こんな大きな電車で設定温度を最低まで下げて放置してたら、そりゃあ電力も消費するさ」
無線機から漏れていた声によって状況を察したパツキンが口を開いた。
パツキン「まさか…それを計算して初めから…」
ニート「いや、成り行きでそうなっただけで、そのことに気がついたのはついさっきのことだ」
犯罪者「…マジかよ」
ニート「まぁ、そういうわけで…お前の脱出劇もここまでだ。引退しな!生徒会長!」
チンピラ「………」
そうこうしている間にも、電車は摩擦で緩やかに減速の一途をたどるが止まる様子もなく、やがて前方に兎歩町を覆う巨大な壁が見えて来た。
一ノ瀬「会長!!このままではまずいです!!どうしますか!?」
チンピラ「………」
予想外の事態に顔に動揺を隠せない生徒会長はなにも言うことなくただただ黙っていた。
一ノ瀬「会長!!」
チンピラ「………」
刻一刻と巨大な壁が迫る中、なにも責務と撤退の間に揺れて、なにも言えなくなった生徒会長をよそに無線機からパツキンのはっきりと大きな声が聞こえてきた。
パツキン「一ノ瀬!!!ブレーキ!!!!」
パツキンの指示によって一ノ瀬は緊急ブレーキを実行する。
突然の加速度の変化によって大きく車体は揺れながら、激しい摩擦を伴って減速を始めた。
金属と金属が激しい火花を上げ、懸命に車体を減速させるが、目の前の巨大な壁は容赦なく迫ってくる。
しかし、ギリギリのところで車体は止まりなんとか壁との衝突を避けた。
一ノ瀬「あ、危なかった…」
チンピラ「………」
運転席の車窓の目の前には壁が広がっており、いかにブレーキがギリギリだったかを物語っていた。
チンピラ「…結局、ただの茶番で終わったか」
生徒会長はどこかホッとしたような声でそう呟き、車内に向けてアナウンスを流した。
チンピラ「こちら生徒会長。怪我人はおらんか?怪我人がおったら近くの生徒会メンバーに連絡してくれ…悪いが、脱出劇は…俺の生徒会長としての最後の仕事は失敗や。俺は潔くこれで引退する」
突然の引退のアナウンスに車内はどよめき、引退を寂しがる声が至る所で上がった。
中には涙を流す人も少なくはなかった。
チンピラ「心配はいらん。生徒会にはまだ頼りになるやつらが残っとる。俺がおらんでもしっかりやっていける。…パツキン、あとは頼んだで」
その言葉を最後にアナウンスの声は途絶えた。
生徒「会長おおおおおおお!!!!」
生徒2「お疲れ様でしたあ!!!!会長!!!!」
生徒3「今までありがとうございました!!!!」
車内には生徒一人一人の会長への声がこだました。
一ノ瀬「…会長」
運転席で隣にいた一ノ瀬は無線機をチンピラに差し出した。
パツキン「辞めないでください、会長」
無線機からはパツキンの震える声が聞こえてきた。
チンピラ「やめろや、もう会長やない」
パツキン「嫌です。まだ…私は未熟です」
チンピラ「そんなことない。あの時、俺のブレーキを踏んでくれたお前は十分頼もしい」
パツキン「違います。私が台無しにしたんです。会長の最後のお仕事を、私が台無しにしてしまったんです」
チンピラ「そういうのはくだらんからやめい。俺の会長としての道のりはここまでやっただけや」
チンピラは目の前の巨大な壁を見つめながらそう呟いた。
チンピラ「それよりも、お前にはやるべきことがあるやろ」
パツキン「…はい」
チンピラ「すまんな。最初の仕事が俺の仕事の後片付けやなんて…」
パツキン「会長…いままで、ありがとうございました」
チンピラ「おう、期待しとるで、生徒会長」
チンピラはそれだけ伝えると無線機を一ノ瀬に返して、運転席の扉から電車を降りて行った。
一ノ瀬「会長…」
チンピラ「パツキンを支えてやってくれ、一ノ瀬」
一ノ瀬「はい…いままでありがとうございました!!」
一ノ瀬は深々とお辞儀をして去っていく会長を見送った。
一方、無事に生徒会の企てを阻止したニート達はというと…。
ニート「おい!カグヤ!しっかりしろ!」
先ほどの急ブレーキの衝撃で頭を打ってしまったカグヤは気を失っていた。
犯罪者「怪我人をむやみに揺らすのはやめろ、ニート」
ニート「でも…でも!」
犯罪者「いいから落ち着け!」
犯罪者とニートがそんなことを言い合っていると、パツキンが近づいて来た。
パツキン「みんな、手伝って!!なにか担架になるような物はない!?怪我人を安静にしながら運びたいの!?」
新たに生徒会長になったパツキンの指示のもと、怪我人が運ばれて行った。
昏睡するカグヤの意識の中で、かつて見た光景達が走馬灯のように駆け抜けていた。
小さなヒーロー達との出会い、祖母が亡くなったときの事、一人で生きてきた日々、一夏の島での出来事、そして…
血に支配され、真っ赤に染まった部屋で彼女の目に映るのは鈍い銀と血の赤が混ざりあった一本の包丁…そしてピクリとも動かなくなった横たわる父親の姿。その傍らで立ち尽くしていた母親はカグヤの瞳を覗き込むように顔を近づけ、何度も何度も呪文のように同じ言葉を繰り返した。
「忘れなさい…このことは忘れなさい」…そして、そっと笑って見せた。
そこでカグヤは目を覚ました。
月明かりが窓から溢れる見知らぬ部屋の見知らぬベットで寝ていた体を起こし、少しぼうっとしているとどこからかニートの声がした。
ニート「よかった!目が覚めたのか、カグヤ!」
カグヤ「レンジ…」
ニート「カグヤが頭打った気を失って、その後みんなで病院まで運んで…いろいろ大変だったんだぞ。まぁ、命に別状はなかったから良かったけど…」
カグヤ「…そっか、無事に脱出を阻止出来たんだね」
ニート「おう。生徒会の企てを阻止したし、カグヤも目が覚めたし、これでハッピーエンドだな」
カグヤ「…ハッピーエンドにはまだ気が早いんじゃないかな」
ニート「でもカグヤが大丈夫そうで良かったよ。また記憶を無くしてたりしないだろうな?」
カグヤ「うん、大丈夫。…それどころか、忘れたものも全部思い出しちゃったみたい」
ニート「…記憶が戻ったのか?」
カグヤ「うん…余計なことまで全部ね」
ニート「余計なもの?」
カグヤの言う『余計なもの』にニートは覚えがあった。
『余計なものってもしや…島で間違えて俺が告白しちゃったことか!?』
そう考えた瞬間、ニートの顔面は一瞬にして赤く染まった。…季節も紅葉に向かってるし、ちょうどいいな。
そんなニートを差し置いて、カグヤは言葉を続けた。
カグヤ「うん…そしてそれは…レンジに言わなきゃいけないことだから…」
ニート「え!?いやいやいや!!別に今言わなくても良いんじゃないかな!?無理に掘り出す必要もないことじゃないかな!?」
カグヤ「ううん、誰かに聞いて欲しいの。今度は…ちゃんと向き合いたいから…」
ニート「いやいやいや!!言わなくて良いって!!言う必要も俺の心の準備も出来てないし!!」
カグヤ「聞いて、レンジ」
ニート「…はい」
真剣に見つめてくるカグヤを前にニートはもはやなにも言えなくなった。
窓から漏れる月明かりだけが部屋を照らす薄暗い病室で、心臓の音が聞こえてしまいそうなくらい静かな夜に、二人っきりで向き合うカグヤとニート。
そして、満を持して重たく閉ざされたカグヤの口が開いた。
カグヤ「12年前、お父さんを殺したのはお母さんじゃない」
ニート「…え?」
カグヤから放たれた意外な言葉にニートはただただ困惑するしか出来なかった。
そんなニートを尻目に、カグヤが告白したのは自分の気持ちなどではなく…
カグヤ「あの時、お父さんを殺したのは…私なんだ」
衝撃の事実であった。
あとがき
ふぅ…ここでようやく続編の前半が終了ってところかな。ここまで長かったなぁ…本当は15話くらいでここまで終わらせるつもりだったのになぁ…ここまで伸びたのは主に学園ラブコメのせいだな、うん。
前半はいかがでしたかね?笑っていただけたなら幸いです。
兎歩町に全てを茶番にするためにやってきたニート。感染者のタケシはタケシだし、生徒会の企ても阻止したし、もうハッピーエンドで良いんじゃないかな?…とはなりませんよね、そりゃあ。
カグヤの衝撃のカミングアウト、CBKSの感染者、そしてその命を狙うテイラーD…まだまだ片付けなきゃいけないものはたくさんあります。ニートなのに仕事がいっぱいだ、やったぜ。
そういうわけでむしろこれからが本番な後半もどうぞよろしくお願いします。
では、後半戦でお会いしましょう。
P.S 後半も笑えると良いね。




