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兎歩に生きる人達 中の上編

前回のあらすじ


初デート


ミニスカサンタが


勝負服



ニート「えっと…それじゃあどこに行こうか?」


カグヤ「えっと…どこか行きたいところとかある?」


とうとう始まった二人のデート。


設定上は幼馴染となってるが、まるでお見合いに来た初対面の男女のように初々しい二人。


メイド服に身を包み、可愛らしさが輝くカグヤ。


誰得なミニスカサンタのまま戦場に赴いたニート。


そして、そんな二人を心配してこっそり後ろから二人を尾行する腐女子。


三者三様の思いを胸に、いまその戦いの火蓋は切られた。


ニート「ところで、お腹空いてない?」


先陣を切ったのはニートだった。


前日のシミュレーションで腐女子に困ったらとりあえず『お腹空いてない?』と言えと言われたニートはさっそくそれを実戦で使用した。


無難で何も問題はない選択…だが、それを見ていた腐女子の脳裏には疑念が浮かんだ。


『さっそくそのカードを切っていいのか?』と…。


『お腹空いてない?』と聞く選択肢は悪くはない、むしろ最良の選択と言っていいだろう。


しかしだ、ニートの手札にはそれ以外に使えるカードが残っているのか?。


いまここで、いつでもどこでも使えるオールマイティで最強の札であるジョーカーを使ってしまっていいのか?。


これから果てしなく続くこのデートで会話に困った時、お前にはそれ以外に使えるカードがあるのか?。


最初で唯一の最良の札を使ってしまったからこそ、腐女子はこれから先が不安で仕方なかった。


実際、腐女子の心配した通り、ニートはいまので手持ちの札を全て使ってしまったのだ。


唯一の武器である『お腹空いてない?』を使ってしまったいま、ニートは全裸で戦地のど真ん中に放たれた赤子同然であった。


そう、デート開始10秒弱にして、彼の手持ちのカードは底を尽きてしまったのである。


今彼に出来ることは使ってしまったこのジョーカーでどこまで時間を稼ぐかだった。


カグヤ「うーん、ちょっと空いてるかな…レンジはお腹空いてるの?」


ニート「う、うん、まあ…」


カグヤ「じゃあなにか食べに行こうか?」


ニート「うん、何か食べたい物とかある?」


カグヤ「じゃあ、焼きそばなんてどう?。ちょうどそこにあるし」


カグヤの言う通り、二人の目と鼻の先に焼きそばの屋台があった。


ニート「うん、じゃあそうしようか」


焼きそばに決めた二人は屋台の前に並んでいた少し長めの列に並んだ。


列の長さから見て、おそらく焼きそばにたどり着くまで5分くらいはかかるだろう。


ニート「………」


カグヤ「………」


デート開始から約1分、二度目の沈黙が二人を襲った。


ニートの放った最強の札である『お腹空いてる?』がその役目を終え、効力を失い、話題がなくなったため、二人して黙ってしまったのだ。


この日、カードを一枚しか用意してなかったニートにカードを切るべき二度目の機会が訪れてしまったのである。


しかし、そのカードはすでに場に捨てられ、ニートのカードはゼロ。切ろうにも切るべきカードが無い現状、ニートは出来ることはパス…つまりは話題の提供の放棄しかなかった。


だが、カグヤもカグヤで話すことが無いのか、彼女からカードが出されることは無く、ただただ沈黙が二人を包んだ。


デート開始からまだ2分も経って無いのにすでに壊滅に近いこの惨状を見ていた腐女子は思わず顔を手で覆ってしまった。


『もう無理だ、ニートは戦えない。かくなる上は私が出て行って二人の仲を取り持つしか…』


腐女子の頭に浮かんだのは、沈黙に負けた二人の間に割り込み、自分で盛り上げること。


しかし、それをしてしまったらもはやそれはデートでは無い。


デートというリングに上がり、沈黙という絶え間無いボディーブローを浴びせられ、瀕死になったニートに見かねて、私がリングの外から白いタオルを投げ入れてしまっていいのか?。


ニートはまだ戦っているんだ。


沈黙のボディーブローを浴びせられる中でもニートの目はまだ死んでいない。あの目は隙の無いラッシュ攻撃の突破口を探してもがいている目だ。


カードは無い…だが、目は死んでいない。


取るべき選択肢が限られているニートが、そんな絶体絶命な状況の中である答えを見出し、反撃に出る。


ニートが取った選択肢…それは…





ニート「ところで…お腹空いてない?」




カードの再利用であった。


腐女子「アウトオオオオオオオオ!!!!!!!」


さすがに見かねた腐女子はその場で声を荒げて叫んだ。


周りの人が突然叫びだした腐女子に視線を移す。


しかし、二人の前に姿を見せるわけにはいかない腐女子は二人に見られる前に素早く動いて身を隠した。


『すでに使った札を使うとか無いだろ!イカサマだろ!っていうか、普通にそれはありえないだろ!!』


なんとか二人に見られることなく身を隠した腐女子は声に出すことなく、頭の中でそんなツッコミを入れた。


カグヤ「さっきなにか言わなかった?」


腐女子の雄叫びのおかげで先ほどのニートのイカサマ発言に気がつかなかったカグヤはニートにそんな質問をした。


ニート「いや、その…お腹空いて…」


焼きそば店員「お待たせしました!!!。焼きそば一つ300円になります!!」


ニートがカグヤの質問に答えようとした時、焼きそば店員がそれを遮ってそう言った。


カグヤ「えっと…割り勘で150円づつでいいかな?」


ニート「うん、いいよ」


そう言ってポケットに手を伸ばそうとしたニートの手が突然、その動きを止めた。


そんな様子を見ていた腐女子の脳裏に最悪のシナリオが浮かんだ。


『ニートって…お金持ってたっけ?』


もともと文無しでこの町に来たニートは腐女子の父親からだまし取ったお小遣いしか持ち合わせてなかった上、そのお金は使い切ったと昨日も言っていた。


そして、その後父親からお金をもらった形跡は無い。


つまり…ニートはいま、お金が無いはず…。


だから、財布を取り出そうとポケットに伸ばした手が止まったのだ。


間違いない、ニートは…焼きそば代150円が払えない。


記念すべきデートで文無しは…さすがにありえない。


金も間をつなぐトークも無ければさすがにカグヤも呆れかねない。


それを危惧した腐女子はいつでもリングに白いタオルを投げ込めることが出来るように準備をした。


しかし、ニートの目は死んでいなかった。


金もカードも無い彼だが、その目だけはまだ諦めていなかった。


焼きそばの割り勘代150円を迫られたニートは突然、こんなことを口にした。


ニート「やっぱり…焼きそばは止めにしない?」


カグヤ「なんで?」


焼きそば店員「なんでですか!?」


突然の『やっぱ焼きそばやめよう』宣言にカグヤはもちろん、焼きそば店員まで反応した。


ニート「それは…その…実は俺…焼きそばが嫌いで…」


焼きそば店員「ふざけるなよ!!焼きそば屋台の前で焼きそば嫌いとか営業妨害じゃねえか!!」


焼きそば店員2「うちの焼きそばを食べもしないでそんなこと言うんじゃねえよ!!」


焼きそば店員3「そうだそうだ!!俺たちは焼きそばに命懸けてんだ!!文句言うなら食ってから文句言えよ!!」


突然しゃしゃり出てきた焼きそばに命をかけてる店員達。


ニート「いや、その…嫌いっていうより焼きそばがトラウマっていうか…」


カグヤ「焼きそばがトラウマ?どうして?」


ニート「いや、その…昔焼きそばに溺れて死にかけたことがあって…」


『その言い訳は無理があるだろ!?』とツッコミたくなる腐女子。


焼きそば店員「焼きそばに溺れかけたのなら仕方ねえな」


焼きそば店員2「それもそうだな。俺たちの美味すぎる焼きそばでまた焼きそばに溺れさせるわけにはいかないからな」


焼きそば店員3「全くだ。美味すぎて今度は溺死させちまうかもしれねえもんな」


しかし、意外と焼きそば店員達は理解があった。


焼きそば店員「ほら、焼きそばの匂いでまた溺れちまう前にさっさと行っちまいなお二人さん」


焼きそば店員2「せいぜい結ばれちまいな、愛と鉄板が冷める前にな…」


焼きそば店員3「ふっ、美味すぎるっていうのも罪なもんだな」


無駄に暑苦しい焼きそば店員達。


ニート「え、えっと…それじゃあ失礼します」


いまさら嘘とは言えないニートはそそくさとその場を去ろうとした。


焼きそば店員「待てよ」


ニート「ま、まだなにか?」


焼きそば店員「いつか、そのトラウマを克服出来たら…真っ先に俺の焼きそばを食べに来てくれよな」


ニート「お、おう…」


モブのくせに無駄に暑苦しい焼きそば店員にニートは引き気味に返事をしたとさ。


そんな様子を見ていた腐女子はふとこんな言葉を漏らした。


腐女子「なんか…疲れたわぁ…」


これはデートが始まってからまだ8分しか経ってない出来事である。







カグヤ「ごめんね、焼きそば嫌いだなんて知らなかったから…」


ニート「い、いや、嫌いっていうか、ちょっとアレなだけだったから気にしないで!!」


焼きそばにしようと提案したカグヤ少し悪いと思って謝ったのだろう。


お金が無いからそんなことを言ったとは言えないニートは慌てながらそんな返答をした。


カグヤ「なにか他に食べたい物とかある?」


ニート「えっと…」


なんとかしてお金が無くてもありつける食べ物を頭の中で模索するニート。


ニート「じゃあ、野草とか」


カグヤ「…え?野草?」


金が無くても食べられる物を模索し、とうとう野草にまで手を付けようとするニート。…まぁ、島で1ヶ月生活してたらそういう発想にもなるのかもしれないが…。


ニート「それか、扶養喫茶で働いてホットケーキを奢ってもらうとか…」


カグヤ「…本気で言ってるの?」


ニート「…半分本気だな」


カグヤ「ねぇ、私と一緒に回りたく無いなら別に無理しなくていいんだよ?」


ニート「え?」


カグヤ「腐女子には私から上手くいっておくからさ、別に無理しなくても…」


続かない会話、突然の焼きそば放棄、しまいには草を食えなどと言われたら、デートにやる気がないように見えるので、カグヤもこんなことを言ってしまうのはもっともだ。


ニート「い、いや…そういうわけでは…」


カグヤ「レンジはそんなこと無いだろうけど、私は…楽しみにしてたんだよ?」


顔を伏せながらそんなことを言ったカグヤの声は震えていた。


ニート「ち、違う!俺だって…俺だって…楽しみだったさ!!。で、でも…俺もこういうの慣れてなくてさ…」


カグヤ「…本当に?」


ニート「うん!本当!」


カグヤ「そっか…ならいいんだ。…ちょっとトイレ行ってくるね」


そう言ってカグヤは顔を伏せて少し早足でトイレに去って行った。


おそらく、顔を洗いに行ったのだろう。


腐女子「まぁ、及第点ってところかな」


いつの間にかニートの真後ろに現れた腐女子。


ニート「おぉ!びっくりした!。…ほんと腐女子ってどこにでも湧くな」


腐女子「それより…ほれ、受け取れ」


腐女子は千円札を取り出し、指に挟んでニートに見せつけた。


ニート「…くれるのか?」


腐女子「違うよ。1000円貸しだからね」


ニート「おぉ!ありがとう!このご恩は一生忘れません!!」


腐女子「必ず返せよ」


ニート「それは保証できない」


腐女子「即答するなよ。…まぁ、そんなに期待してないからいいけど」


そんな風に1000円の貸し借りを作った二人の元にある一人の人物が近づいてきた。


犯罪者「ようやく見つけた、ここにいたのか、ニート」


ニート「おう、犯罪者じゃん。どうかしたのか?」


犯罪者「話がある」


犯罪者はそう言うと腐女子の方を見てきた。


腐女子「もしかして、私邪魔かな?」


犯罪者「いや、むしろ都合がいい。腐女子も聞いてくれ」


腐女子「なに?」


犯罪者「例の生徒会が兎歩町の脱出を企ててる話だが…奴らはこの文化祭の最後に何かするつもりのようだ」


ニート「文化祭の最後に?」


犯罪者「ああ、文化祭の最後に生徒会の演劇が予定されてるだろ?。おそらくそこでなにかをする気なんだと思うんだが…なにか心当たりはあるか?」


腐女子「特にはなにも…」


ニート「うーん…」


犯罪者「なにか思い当たる節があるのか?」


ニート「いや、別に大したことじゃないからいいや」


犯罪者「そうか…なにか分かったら連絡をくれ」


犯罪者は例の黒い携帯電話を見せながらそう言って去って行った。


腐女子「生徒会かぁ…そういえばそう言う話もあったね。ニートは生徒会の演劇の練習を見に行ったんだっけ?なにか分からなかったの?」


ニート「別に。…いや、もしかしたら…」


その時、ニートが持っていた黒い携帯電話が鳴り出した。


ニート「もしもし?」


田中「ニートか?ワシだ」


ニート「なんだ、田中か。…切っていい?」


田中「なんで!?」


ニート「だっていまカグヤのトイレ休憩中だよ?。長くても5分くらいしかないこの短い時間に腐女子との会話と犯罪者との会話にさらに田中との会話も詰め込むには無理があるだろ」


田中「知らねえよ…っていうか、なんで呼び捨て?」


ニート「いや、だって…Mr.Xっていう役目も無くなったいま、お前なんてただの人が良いおっさんじゃん。そんな奴をさん付けで呼ぶ価値ないだろ」


田中「やめろよ、最近学園ラブコメディーばっかりで出番無いの気にしてるんだからさ…」


ニート「で、何の用だ?」


田中「実はこの前久しぶりに家に帰ったら、アパレルとビッチ…正確にはヴィッチが家にいてな」


ニート「アパレルとビッチが家に?なんで?」


田中「なんでも私の家を調べてやって来たらしい」


ニート「そうなんだ。…どうでもいいけど、田中の個人情報ガバガバだな」


田中「久しぶりに家に帰って風呂に入って晩御飯食べて寝る時に娘が二人増えていることに気が付いてな…危うくまた養ってしまうところだった」


ニート「田中の家族構成ガバガバだな」


田中「そういうわけで、二人にも記念に例の携帯を渡しておいたから、時間がある時にでも連絡してみたらどうだ?」


ニート「うん、そうするわ」


田中「で、例の感染者の方は見つかったか?」


ニート「あぁ、それね。…最近、もういいんじゃないかなって思うようになって来た」


田中「おい!それやらなかったらほんとにただの学園ラブコメディーになっちまうぞ!?」


ニート「ええやん、学園ラブコメディーで」


田中「感染者は恐怖がトリガーとなって人に襲いかかってさらに感染者を増やすから、感染者は一度広まったらねずみ算的に増えていく。いまは平和かもしれないが、油断しているとあっという間に兎歩町は地獄になるぞ?」


ニート「うーん…実感無いなぁ…」


田中「とにかく頼んだぞ」


ニート「自閉的で同じことブツブツ繰り返す奴を探せばいいんだっけ?」


田中「初期症状はそうだがな…病気が進行すると感情の起伏が激しくなる二次症状があるのだが…発病から2,3ヶ月ならそこまで進行することは無いだろうから気にしなくていいが…。とにかく、最近になってようやく病気の完治の糸口も見つけたし、特効薬の開発もそれほど先のことでも無いはずだ」


ニート「それまでなんとかしろってことか?」


田中「そういうことだな、頼んだぞ」


ニート「仕方ねえな。…ところで、一つ頼まれてくれないか?」


田中「ん?なんだ?」


ニート「頼みっていうのはな…」


カグヤ「ごめんね、ちょっとトイレが混んでて…。あれ?なんで腐女子がここに?」


ニートが田中さんと話している間に戻ってきたカグヤはいつの間にかそこにいた腐女子にそんな質問をした。


腐女子「あぁ…たまたま通りかかってね。そういうわけで私はこの辺でおいとましとくわ」


カグヤ「せっかくだから腐女子も一緒に…」


腐女子「嫌なこった。リア充に挟まれて文化祭とか…」


カグヤ「じゃあ…一人で文化祭回るの?」


腐女子「いやいや、私にだって文化祭を一緒に回る友人の一人や二人くらい…」


ここまで言いかけた腐女子はふと、あることに気が付いてしまった。


『…あれ?私って友人いなくね?』


カグヤやニートはいまは誘えないし、パツキンも文化祭はずっと忙しそうにしてるし…クラスの連中も…私の評判はよろしくないし…。


…うん、私ボッチだわ。


カグヤ「…腐女子、大丈夫?」


自らがぼっちであることに気が付き、自分の世界に浸っていた腐女子にカグヤは心配そうに声をかけた。


腐女子「…うん、大丈夫。私にはBLがあるし」


自分に言い聞かせるようにそう呟く腐女子。


ニート「…ってことで、頼むわ」


田中「わかった、手を回しておこう」


ここでようやく田中さんとの通話を終わらせたニート。


ニート「戻ってたのか、カグヤ」


カグヤ「うん。…続きにしよっか」


腐女子「おう、行ってこい、二人とも」


腐女子に見送られながら二人は歩き出した。


ニート「………」


カグヤ「………」


しかし、だからと言って話すこともないので黙り込む二人。


そして沈黙に耐えかねたニートは…


ニート「お腹空いてない?」


三枚目のジョーカーを切った。


カグヤ「ははっ、そればっかだね。…うん、お腹空いたかな」


こうして、二人のデートはセカンドラウンドに入ったとさ。







…ちなみに、この時点でデート開始からまだ20分である。(そのうちの半分はトイレ休憩)


果たしてニートはこの1日で何枚のジョーカーを切るのか…。

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