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40 友達の招待

「もうすぐ到着するわよ」

「準備してくれてありがとう、怜良さん」


 今日は金曜日。優の友人の女子生徒たちが家に遊びに来る日。

 人生初の通学は四日間が無事に終わり、その間も六人の女子生徒を中心に過ごした。

 今後の予定はまだ決まっておらず、優はこの週末で決めていくつもりでいる。


 優邸の住居部分には、人の来訪を予定して様々な部屋が用意されている。

 今日はそのうちの来客用のリビングルームを使用する。音響設備が充実している部屋なので、単なる応接室よりも今回の目的に合致している。飲食もしやすく、窓が大きいので開放感があって居心地がいい。


「こんにちは」


 女子生徒たちがまとめてやってきた。


「いらっしゃい。来てくれてありがとう。みんな一緒に来たんだね」

「うん。学校で待ち合わせしたの。送迎車の手配ありがとうございました」

「よく来てくれたわね。楽しんでいってちょうだい」


 優は廊下を歩いてリビングルームに案内する。


「みんなソファーにどうぞ。荷物はどこでも好きな所に置いてね。上着は預かるよ」

「ありがとう。お願いします」


 優は女子生徒たちの上着をハンガーに掛けてやり、ソファーに案内した。


「ねえ、ここはすごいところなんだね。警備の人がいっぱいいたよ」

「うん。家っていうか何かの施設って感じだよね」

「送迎車も普通の車じゃなかったし、緊張しちゃった」

「この部屋も広くて美術館みたい」


 みんなはキョロキョロして落ち着かない様子だ。


「ごめんね。初めての人には驚くことが多いよね。ここは男性保護局の出張所で、そこに間借りしている状態なんだ。警備の人も男性保護局を警備しているんだ。そしてここは男性保護官と警護官の訓練施設でもあるから、ちょっと物々しい雰囲気があるんだよ。すぐに慣れると思うから、あんまり気にしないでね」


 優は努めて何でもないように話した。


「それじゃあ、訓練施設の一部を借りているんだね」

「そうだね」

「警護官の訓練施設だからあんなにいっぱい警備の人がいるんだね」

「じゃあみんな警護官なの? 学校でも少し見かけるけど、ここで訓練してるんだね」

「警護官てみんな背が高いからびっくりするよ」


 女子生徒たちが騒ぎ出す。


「僕はここに四年間住んでいるから、すっかり慣れているよ。あの人たちに混ざって朝から走ったりしているんだ。だから中学校の運動系のクラブ活動を見て、普通だったから安心したよ。同世代の女の子なんて村以外にはほとんど見たことないから」

「そりゃあ、あの人たちを見慣れていたら中学校のクラブ活動はのんびりしているように見えるよね」

「優くんが運動系のクラブ活動を見て反応が少し変だったのは、そういうことなんだね。興味って言うより、何かを確かめるように見てたもんね」


 女子生徒たちは優の特殊な住居環境を知って驚いた。


「あの人たちや村の人たちの交流会でのスポーツを見てきたから、僕にはとても運動系のクラブ活動は無理と思っていたんだ」

「あはは。それはそうだよね。普通の大人でも男性には難しいのに、警護官の訓練やスポーツを見てたんじゃ、男の子は萎縮しちゃうよね」

「咲原の交流会に来た事あるけど、あの人たちのスポーツのレベルはすごいんだよ」

「そうそう。野球はプロと同じくらいだしね」

「プロ選手が参加することもあるわね」


 塚原ひより、関原このみ、苅橋希が言う。


「あれ。もしかしてここに来た事あるの?」


 優が驚いて聞く。


「うん、あるよ。寮生は遠方だから来た事ないと思うけど、通学生は咲原から近いから、交流会に参加することがあるからね。優くんのことも見たことあったよ。踊ったりすることはなかったけど」

「そうなんだ。みんなの事気づかなくてごめんね」

「いいよそんなこと。男の子は男性保護官が付き添っているから近寄れないしね。男の子は滅多にいないからいつも目立っていたんだよ。それを遠くから見かけていただけ。私たちには気づかなくて当たり前だよ」

「そうそう。優くんの外見は知っていたから、学校に来た時も声をかけ易かったの」

「どんな男の子なのかは分からなかったから少し不安だったけど、予想以上に大人だったからびっくりしたのよ」


 みんなに知られていたとは予想外だった。


「もう一人の男の子がいるはずだけど、その男の子は踊りにも参加しないからよくわからないわね」

「うん。見かけたことあるけど、優くんとは大分違う感じだったね」

「うちの村の大人の男性に聞いたら、あれが普通なんだって。優くんがちょっと違うんだよきっと」


 塚原ひよりたちはそんな事を話す。


「交流会の時は開放的だけど、普段はしっかり警備されてるんだね、ここ」

「そうだね。交流会のときはなるべく目立たないようになってるね」


 そんなことを話していると、怜良がお茶とお菓子を用意してきた。


「どうぞ。話が弾んでいるようね。ここは普通の家ではないから驚いたでしょう」

「ありがとうございます。はい、予想とは違いました。でも交流会で見たことはあるから、今はそんなでもないです」

「そうなのね。交流会も人が増えたから、みんな来たことがあるのね。これからも楽しんでもらえると嬉しいわ。優くん、私は隣部屋で少し作業をしているからね。みんなゆっくりしていってね」


 そう言って部屋から出ていった。

 怜良は誰かいるときには優の傍に常にいるが、友人との交流がやり易いように、席を外した。


「それじゃあみんなくつろいでいてね。とりあえず歌ってみるから、みんな感想を聞かせてね」


 優は前世でも一人であり、今世でも人間関係が狭かったために、人前に出ても恥ずかしさなどの感情がない。誰の前でも普段通りだ。だから人前で歌うことに抵抗がない。

 優は一人でソファーから離れて立ち、いつも通りコンピューターを操作する。立体映像技術の応用で、コンピューターの操作盤は空中に半透明な映像で出現させる。いわば立体タッチパネルだ。

 せっかく六人も観客がいるので、ステージの立体映像を出して雰囲気を作る。立体音響技術で、演奏はホールにいるような臨場感を出しておく。


 ――さてと。今日の曲は決めてあるんだよね。

 中学生には大人の歌よりも同世代の歌がいいよね。

 みんなも同世代の歌は女の子の歌しか聴いたことないって言ってたし。

 この世代の歌は難しさがないから、単純で歌いやすいよ。


 優は曲を選び、スタートさせると、きれいに再生される。

 最初の曲は明るい春の歌だ。

 派手ではないが、リズムが心地よい曲。


 優は深く呼吸をコントロールし、スムーズに声を音に変換する。

 伸びのある高音と、広がりのある低音がきちんと発声される。

 未だ成長途上で肺活量や声量が足りないために、重厚さや響きは少し不足するが、技術水準が高いためにこの部屋には十分な歌声となって冴えわたる。


 優は歌声をきちんと評価してもらうために、派手にならないように、モニター音声のように正確さとハーモニーを重視して歌い続けた。


 女子生徒たちは優を見たまま呆然としている。


 ――あれ、反応がないね。こういう曲は聴いたことなかったか。聴き慣れてないと、いい曲にきこえないかも。ちょっと失敗しちゃったかな。ちゃんと売れた曲だから、聴き慣れれば気に入ると思うんだけどな。


 優は女子生徒たちの表情を見て、彼女たちの期待外れであったのかもしれないと思ったが、手を抜かずに一曲を歌い終えた。


「どうかな。特に難しい技術は使わずに普通に歌ってみたけど、つまらない感じだったかな」


 女子生徒たちの反応がない。優はやはり期待外れであったのかと思ったが、気を取り直して次の曲を選んだ。


 ――リズムのいい曲はちょっと初めての人には馴染まなかったかな。静かな曲が好きなのかもね。現世界の歌はあまりチェックしてないから、傾向がわからないや。予定変更だねこれは。ちょっと難しい声域の変化を使うけど、大丈夫だよね。


「次は少し落ち着いた歌にするね」


 優は次の曲を再生する。

 静かな曲。

 声で聴かせる歌だ。


 優は繊細な声を丁寧に音に変換し、かすかな声をきちんと曲に乗せる。

 そこから演奏に合わせて声量を上げていき、声に張りを持たせる。

 音に変換された声が演奏とともに大きく広がる。

 まるで楽器が空間に音を響かせるように、優の声が響き渡る。


 優は前世界の発声法で鍛えた優れた発声技術により、声の高さを変化させても、変化が途切れることがないように聴こえる。

 だから音声が虹色の変化で聴こえる。


 自在に声をコントロールし、普通の歌が、まるで声楽隊のように再現された。


 ――うーん。やっぱり反応がないね。この曲もだめかぁ。歌詞が良くないのかな。ちゃんと現世界の歌を調べておけばよかったな。みんなに先に歌ってもらって、それに合わせて選曲し直した方がいいかな。


「どうだったかな。みんなの歌とは違うから、変に聴こえるかもね」


 優は反応のない女子生徒たちに話しかけた。


「ちょっと待って!」


 塚原ひよりが立ち上がって声を上げた。

 そして女子生徒たちに言う。


「これはまずいよね」


 女子生徒たちはうんうんと頷く。

 

「優くん。今まで誰にも聴かせてこなかったの?」

「うん。怜良さんと、あとは数人だけだね。ちゃんと歌詞をつけたのはつい最近」

「そうなのね……」


 苅橋希が真剣な顔をする。


「優くんは、これから歌を色んな人に聴かせていくんだよね、きっと」

「そうだね。ずっと練習したり楽譜を作ってきたから、出来れば色んな人たちに聴いてもらえたらいいなと思ってるよ」

「そうだよね……」


 小郷樹里も何やら真面目な顔をしている。


「ねえ、私たちは優くんが男の子だから、男の子の歌ってどんな感じかなっていう気持ちで今日は来たんだよね。優くんが楽しそうに歌う姿を見たかったし。

 でもね、そういうことを言っている場合じゃないと思うんだ」

「どうしたの、一体。そんなに酷かった?」


 矢口香苗が話すが、優は女子生徒たちが言っていることが分からない。


「優くんの態度からして多分わかってないんだと思うけど、ちゃんと言うね。

 優くん、歌が上手すぎるよ」


 塚原ひよりがそう言った。

 優は予想外のことを言われてポカンとした。


「優くんの口ぶりからすると、もっと上手に歌えるんだよね?」


 塚原ひよりが言う。


「そうだね。あと何段階か質を上げられるね。さっきは基本的な発声をしただけだから」


 優の答えを聞いて、女子生徒たちは顔を見合わせた。


「優くん。あなたがまじめに歌ったら、プロの人たちでもかなう人はいないわよきっと」


 苅橋希が言う。


「そうなの? そうかな」


 優がぼんやりとした態度をとっていると、女子生徒たちは立ち上がって優に詰め寄った。


「優くん! 分かってないわね。優くんがこれから色んな人に歌ったら、あっという間に全国区で有名になるわよって言ってるのよ」


 苅橋希が言い放つ。


「ええっ、そんなことないよ。大袈裟だよみんな」


 女子生徒たちの勢いに気圧されながら、優は答えた。


「大袈裟なんかじゃないよ。間違いないよ。優くんはそれだけの歌声だよ」

「そうだよ。噂になって、すぐに日本中で話題になるよ」

「男の子の歌手でさえ貴重なのに、こんなに上手かったら芸能界がほっとかないよね」

「そうそう。年齢問わずファンが増えるよ」

「海外にも有名になりそうなぐらい上手だよ」


 女子生徒たちが騒ぎ立てる。


「みんな落ち着いてよ。まずは座って、きちんと話し合おう」


 優は歌っただけなのに何故か女子生徒たちをなだめなければならず、理不尽を感じた。


「まあ、お茶でも飲んで落ち着いて」


 女子生徒たちはソファーに座り、怜良が淹れたお茶を飲んだ。


「僕は小さいころから歌を歌うのがずっとやりたいことだったんだ。だから三歳から発声練習を始めて、四歳からはさらに音楽の専門的勉強を始めたんだ。前世界のことを調べ出したのはその頃だよ。前世界には音楽教育のことが充実していたからさ。

 それからはずっと練習をしてきて、楽譜を作って、そして声変わりが落ち着いてきたから、四月からやっと歌詞をつけて歌えるようになったんだよ。だから自分の歌が他の人からどう評価されるかわからないし、興味もなかったんだよね。

 中学校に通ってみて、みんなと出会って、僕の人生はまだ始まったばかりなんだ。だから歌をどうするかとか、全国で評判になるとか、何も考えていないんだよ」


 優は女子生徒たちにゆっくりと、子供に話すように言い聞かせた。

 女子生徒たちはようやく落ち着いた。


「ごめんね、優くん。優くんの事情も考えずに出過ぎたこと言って」

「優くんはすごく長い時間をかけて頑張ってきたんだね」

「それだけの努力をしてきたなら、あの上手さもわかるよ」


 女子生徒たちは口々に謝罪を述べた。


「謝らなくていいよ。みんなが僕を心配してくれたからだって分かってるから。ちょっとびっくりしただけ。僕は世間のことを知らないから、みんなは僕の世間知らずを心配してくれたんでしょ」

「うん。あのね、優くんの歌はね、上手いとかっていう次元じゃないの。違うんだよ、他の人と。違う世界の人が歌っているみたいなの」


 優は塚原ひよりの言葉を聞いて、ドキリとした。


「そうだね。そういう表現がぴったりだね」

「歌詞や曲のせいもあると思うけど、何か心が揺さぶられるような感じがするわ」

「不思議な感じがするよね」

「今まで聴いたことのない歌い方だよね」

「前世界の歌の技術なのかな」


 今まではほとんど怜良にしか聴かせてこなかったから、優にとってこうして一般人の評価を聞くのは初めてだった。

 現世界の歌はAIが作成し、歌手も本格的な訓練をせずにAIによる補正で歌声を作っている。だから成人男性も誰でも歌手ができるし、聴衆もそれで満足していた。


 しかし優はAIを全く使用せず、前世界の「人による」音楽教育を習得し、「人による」楽譜を作ってきた。そして神の罰の影響を受けないため、まさに女子生徒たちが言う言葉が真実だった。


「さっきの話を繰り返すようで悪いんだけどね、優くんの歌を何の準備もなく公開していったら、きっと収拾のつかないことになると思うよ」

「そうだね。それは間違いないね」

「前にお昼ご飯のときに話したけど、優くんが歌を歌っていくなら、やっぱり歌手になることになると思うよ」

「うん。そうだよね。素人でいることはできないよね」


 女子生徒たちの意見は予想外であるが、中学生とはいえ世間を知る人の意見が一致しているだけに、無視できないものだった。


「みんなの意見では、僕のやりたいことをやると芸能人みたいな生活になるんだね」

「そういうことだね。だから今のうちからきちんと準備して、対応を考える必要があると思うんだ」


 塚原ひよりが言うと、みんな頷いた。


「わかったよ。意見をくれてありがとう。僕の生活に大きな影響があることなんだね。

 ちょうど中学校の通学をどうしようか、これからの生活をどうしようか、色々考えていたところなんだ。

 歌を歌っていくことは僕の人生でとても大事なことだから、これは外せない。だからみんなの意見を参考にして歌手としての人生を組み立てる必要があることになるね」


 優にとって事前に事態が把握できたことは幸いだった。


「前にも言ったけど、通学と芸能生活は両立できるから、芸能人として歌手の生活を送ることと学生生活は矛盾しないよ。

 優くんが歌手になるなら、きちんとマネージャーが付くなりして管理する必要があるってことだよ。そのうえで優くんの歌手以外の生活を充実させていけばいいんだよ。

 優くんは歌手以外にもやりたいことがあるでしょう?」


 そう言われて優は考えた。


「みんなと学校で一緒に過ごしたのは楽しかったんだ。自分で勉強をしているときには通学に何の意味があるのかと思っていたけど、実際に通学してみたら思っていたのと全然違った。

 だから通学を続けたいとは思ってる。毎日通えるか分からないけど。クラブ活動も楽しそうで、余裕があれば何かやってみたいと思ったんだ」

「それならそうすればいいんだよ。優くんの人生は優くんのものだから、他の人に振り回されるのはできるだけ小さくして、自分のやりたいことを優先したらいいと思うよ。私たちもそうしてるんだし」

「芸能人としての歌手の活動は週に一日とかにして、あとは私たちと同じように学生生活を送ったらいいんじゃない? 首都に行くとかを避ければ、時間も取れるんじゃないかな」

「そうだね。移動時間が一番意味が無いからね。ネットだけで公開していくのもいいよね」

「第七十六高校の音楽堂を使えば、ホールに観客も呼べるし収録もしっかりできるんじゃないかな。優くんが進学するなら自分の学校になるんだし」

「それいいね。音楽堂はすごく評判がいいからちょうどいいよね」


 女子生徒たちは優のことを考えて色々意見を出していく。

 数日前までは見知らぬ他人だった人間のことを一生懸命考えてくれる姿を見て、優は友達という存在の意味が分かった気がした。


「みんなありがとう。みんなの意見をもとに考えてみるよ。

 通学をして、そのうちクラブ活動もしたいな。

 だから歌の活動は週に一日から始めようかな。その他にクラブ活動もするとなると、授業に出席する日を減らすかもしれないね。僕は高校の範囲まで勉強が修了していて、認定試験は受けなくていいらしいんだ」

「すごいね、じゃあ本当は学校にくる必要がないんだね。それなら授業に出席するのを減らしても大丈夫だよね。クラブ活動を充実させた方が、優くんにとって思い出の多い中学校生活になるんじゃないかな。どんなクラブに入りたいの?」


 そこで優は考え込み、みんなに聞いた。


「まだクラブ活動は全く決めてないんだよね。通学も決めてなかったから。みんなはクラブ活動は決めたの?」

「ここにいるみんなは、もう決まってるわ。私は写真クラブ」 苅橋希が答える。

「私はやっぱり天文クラブだよ」 関原このみが答える。

「私はバレーボールだね。ずっとやってきたし」 寺路ななが答える。

「私は料理クラブにしたよ。王道だからね」 塚原ひよりが答える。

「私は製菓クラブだよ。優くんにも作ってきてあげるね」 矢口香苗が答える。

「私は生け花クラブ。」 小郷樹里が答える。


 みんなクラブ見学で決めたようだ。


「生活が落ち着いたら、クラブ活動を考えてみるよ。みんな相談に乗ってくれてありがとう。とても役に立ったよ」


 優はみんなに笑顔でお礼を言った。


「私たちは優くんが通学を続けてくれるのが一番嬉しいよ」


 そう言って女子生徒たちは優の通学をみんな喜んだ。


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